June 15 八百屋さん前の古本市 Old-Book Fair in Front of Yaoya-San Market [本・読み物 reading books]
June 15, 2008 (Sunday)
このあいだ予告したように、第3日曜日の今日、八百屋さんの前で古本市がありました。11時から15時だったのですが、お昼を食べてからモーリちゃんの父ひとりだけで出かけました。なんかモーリちゃんの母は腰が痛いとか言って、遠くまで歩きたくなかったようで、それにしたがってモーリちゃんも家に残ったのです。出る前に外気温を聞いたら16度ということで、涼しそうなのでセーターを着て行くことにしました。なるべく日にあたらないようにと(w)。
八百屋さんはSan Pablo Avenue の 10566番。どのへんと言ったらいいか・・・・・・BART のEl Cerrito Plaza 駅からSan Pablo通りに出ると10000番ぐらいだから、そこから5,6町、300間くらい、北へ。右側(東側)にあります。
途中におしゃれなボタン屋さんがあります。バトン屋さんじゃないです。フトン屋さんでも。
でも今日はお休みでした。
八百屋さんがあるのはJay Vee Centerという道路沿いのマーケットですけど、Jay Vee Liquors という酒屋がその名の元のようなんですが、ここは特に日本的というのではないようです。あとカタナヤ・ラーメンとイチバンカンと一緒です。前には駐車場があるのでそのぶん舗道からも奥まっています。おお、やっとるやっとる。
いや、まだよく見えなかったのですが、 そんなにしょぼくないっすよ。
八百屋さんの前だけでなくて横にのびて、Ichiban Kan の前にも広がってました。
みんな1ドルか、としばらく思ったのですが、これはIchiban Kan のかんばんなのでした。
このおばちゃん〈青年を除く)たちが 主催団体ひまわり会のメンバーの人たちなのでした。
最初モーリちゃんの父は、普通の人たちがはしっこでたむろして雑談しているのかと思っていたのですが、次第に近寄って本を見ていると、「宗教団体に間違えられちゃったりするのよ」とか「おたくのお名前はなんていうの」とか、なつかしいというかちょっとチバラキなまりの日本語が耳に入ってきて、あー、会計はあっちなんだ、とは思ったのでした。で、おそるおそる近寄ってみると、ボール紙に価格が書いてあって、ハードカバーは2ドル、ソフトカバーと文庫本は1ドル、あと雑誌とビデオとたぶん書いてあったと思うのですが忘れました。なんだ、ハードカバーは2ドルかー。
ということで、『日本現代文学全集・講談社版46 生田長江 阿部次郎 倉田百三集』とレオ・ヒューバーマン『アメリカ人民の歴史(上・下)』(岩波新書)と『少年少女文学館14 赤毛のアン』〈講談社)の4冊を6ドルで買いました。ちょうどご婦人客がこの催しについて質問しているところで、ひまわり会(か婦人の質問に答えたひまわり会のおかた)は20年以上やっていること(「これはねぇ、もうながぁ~いの」)、30人ぐらいで旅行したりしているらしいこと(「今度はソノマに行くけど、このあいだは金の出たとこへ行ってきたの」(おお、それはゴールドラッシュ!)、など伝わってきました。ご婦人はひまわり会のパンフレットというかチラシをもらっていたのですが、モーリちゃんの父はもらえませんでした(まあ、目で訴えることも控えましたが)。本を買ってからビデオとか雑誌とかものぞいてみたのですけど、もしかするとビデオ(テレビ番組とくにドラマの録画が主です)は掘り出し物があるかも(古ければ古いほどきれいに映るかどうかわかりませんが)。
スチール製の本棚が6から8棹ぐらい、あとは段ボール箱に並べてあって、おそらく横に並べて合計100メートルぐらいあったのかな、と思います。文庫が多かったですけど。
あとついでに報告することは、向かって右手、酒屋の隣りにこの夏Tofu Yu (?) 豆腐屋ができるということですかね。
あと、帰り道で日本犬に見える犬と出会いました。
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