May 2 長い一日(その3) 酒だ酒だ~ [店・買い物 shopping stores]
May 02, 2008 (Friday)
今日(この日)は朝のインクリボンの電話のあと、午後2時から、小学校の体育館でカリフォルニアの劇を見たわけだが、芝居のあとモーリちゃんとモーリちゃんの母は、University Villageに住んでいるアーニャたちの家に呼ばれていったのだが、モーリちゃんの父は自転車だったし、体育館を出たところで彼らと別れた。
そうして、こわい思いをしながら自転車でSan Pablo 通りを北上して、El Cerrito Plaza の大きなモールで買物することにした。 このころはAlbanyに落ち着いてまだ3週間ちょっと、やっと地理がわかってきたころで、店だってよくは知らない。
モーリちゃんの父はLongs Drugs というドラッグストアでビールを買おうと思っていたのだった。自転車をどこに停めればよいか、San Pablo Avenue からモールのほうへ折れて駐車場をあちこち眺めながら歩いたのだけれど、わからなかったので、店の前のポールみたいな棒に(ってポールは棒だが)チェーンを巻きつけてロックした。
それから店に入って、24オンスで$1.29という缶ビールを たぶん4缶ぐらい買ったのではないかと思う。それd、レジのところで、なつきまりのアメリカのおばさんのようなおばさんに、IDはもっているか、と言われ、財布を見ると、UCB(JTBではない)のCAL Cardがなぜかなく、日本の勤め先の身分証明書(これでもようやく数年前から写真がついて、かつプラスチックになったので、それまではただの紙だった)しか見当たらなかった。ありゃりゃ。ま、いっか。と、はいよ、と差しだしたのだが、裏表ともに完全日本語バージョンで、なつきまりのおばさん(に思えたおばさん)は、裏表をくりくり見てから、「これしかもってないの。これじゃなんだかわからない、あんたがチャイニーズかどうかもわからない。誕生日は? あのねー、IDがここアメリカでは必要なのよ、ぶちぶち」と説教をはじめた。はい、ごもっともです、と思ったのだが、モーリちゃんの父の後ろにいたおばさんがそれに応えて、このあいだチャイニーズがどうこう、という、モーリちゃんの父にはよく聞き取れない内容をレジのなつきまり(のアメリカのおばさん(に思えたおばさん))に向かってしゃべり、そのあと1分くらいモーリちゃんの父はそっちのけで2人の会話が続いた。勘弁してよ、というか、勘弁してもらったのですけど。〔ちなみにこの後ろのおばさんはLongs Drugs の店員であることが数日後に判明〕
ソーシャル・セキュリティー・カードを申請すればもらえるのかもしれないのだが、税金とどう連動しているのか不確かなので申請しないままになっていたのだが、これは酒を買うために装備せねばならんなあ、とパスポートのコピー(最初のところとビザのところ)を帰宅後につくって、ついでに母(このひとはLuckyでやはりIDの提示を求められたが、そんなものはなく、年齢を聞かれたので当然正直に答えたら、うしろで品物を袋に入れてくれている男の人がプッとふいた、という笑えるエピソードを残している)の分もつくってあげたモーリちゃんの父であった。
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