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July 16 アルバニ山彷徨 (2)   Wandering Albany Hill [アルバニ山 Albany Hill]

July 16, 2008 (Wednesday)

    承前

   ということで、この日の朝、帰りにアルバニ山を越えて家に戻ろうとしたモーリちゃんの父でした。

   このあいだの記事ではJackson Street のはずれまで行きました。ここです。

 


大きな地図で見る

   航空写真だと、アルバニ山は下↓のような感じです。なんか人形が山の中へ動かないのですが、Jackson Street です。

 


大きな地図で見る

あ、人形は消えてしまったw。 こないだの写真の最後はこれ↓でした。

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  一部、白いジャケットの人はモーリちゃんの父その人ではないかとの声があったのですが、これは地元のおばさんです。すぐ後を行くと怪しまれるかもしれないと思い、道のはずれで時間をつぶしていると、ネコが足にすりよってきました。(8:24am)

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いや、これはモーリちゃんの父の脚ではなくて柱ですけど。(8:26am)

 

そうこうしているうちに山の中におばさんも消え、さらに後ろからアフロのおねえさんが迫ってきたので、あわてて山中に飛び込みました。

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8:27am.  おばさんが行ったのは左でしたが、モーリちゃんの父は右へ向かいました。目標は西北のPacific East  Mall (上の航空地図の文字に Pacific East と書いてある、全体としては台湾系のモール)のはずれのほうだったので。もっとも、このときは地図はおぼろにしか見たことはなく、山カンで動いたのですけど(あとおばさんについていきたくなかった)。山は紅葉がきれいで・・・・・・つうか、道幅4,50センチ。むこうから人が来たらどうしようみたいな。

 

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8:27am.  北方の風景。

 

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 8:27am.  北西方向の風景。

 

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8:27am.  平行に倒れている木。

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8:28am.  平行に倒れている木、パート2。

 

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8:28am.  西の方、サンフランシスコ湾をのぞむ。

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8:29am.  平行に倒れた木、パート3。この辺で、なんか方向がちがうかな、という気持ちがしてきたのですが、いまさら戻る気にもならず転がる石のように下り坂を進んだのでした。

 

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8:30am.  やがて下のほうに開けた場所が。

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8:31am.   しかし倒れた古木の巨木(径が50~60cmくらい)が道をさえぎっており(上の写真のまんなか上に写っていた木です)。

 

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8:32am.   下をくぐって振り返った古木。なんかほとんど道の跡がなくなりつつあり。不安が募りました。

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8:33am.  道なき道に近い道。ほとんど動物のカン的な山カンが求められているような。

 

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8:34am.   道を覆う灌木の枝の下をくぐる形で進みます。

 

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8:35am.   ただ地面がへこんでいるから道かな、という道。

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8:36am.  道はないのですが、下の通りがようやく見えたので駆けおります。夢の中のスザンナのように(どこがじゃ)。

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嗤う木々。

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8:36am.  この迷い犬報償の張り紙は下の通りの電柱にも貼ってあったのですが、自動車のほうを向いていたのでちゃんと読んでいませんでした。人と犬の跡、ならびにむこうに(崖が隔てているのですけど)マンションが見えて、ああ、もう倒れても大丈夫(だいじょうぶじゃない)、ああ人と犬が最近来てるところやわ、とほっとし。

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8:38am.  平行に倒れている木、パート4。

 

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8:39am.   謎の碑板を発見。

 

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8:39am.  パトカーを発見。びびる。不審者として質問されたらどうしよう。

 

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8:40am.  パトカーを背にして、歩いてきた方向ではなくて、海と直角方向の平らな道の木々を撮影するふりをしながら撮影。

 

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同上。この辺は、モーリちゃんを朝送っていくときにのぞき見るアルバニ山の入口のそばなのでした。予定した地点より数百メートル南へ降りてきてしまいました。

 

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8:40am.  ピアス通りにパトカーはいなくなり。どうやら駐車違反のカードを貼っていたようです。

 

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8:41am.  緑色の箱は4月からずっと山の掃除をしていて、それに使われている箱です。 火気厳禁、山火事注意みたいな看板が麓に立っています。 アルバニ山が山火事になったらまじやばいです。

 

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8:41am.  ピアス通りを渡ってアルバニ山の入口を見る。この道自体が山を貫いた(pierceした)山道なのかも、と思いました。

 

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8:42am.   クマが出ます、ならぬ人が出ますの標識。それと駐車禁止の標識。

 

   以上、早朝のアルバニ山彷徨でした。いまどきのカメラは便利で、 時刻を刻々と記録してくれています。恥ずかしながら15分程度のワンダーフォーゲルだったのですが、最初はまじ焦りました。ほんとに足をすべらせたら山腹を転げ落ちるようなところに細ーい道があるのです。

 

  帰って来てから、インターネットで調べたらアルバニ山について書いているブログが当然ありました(あちゃー)。

    興味深かったのは2006年の「だんな様と一緒にアメリカ生活」です(タイトルがじゃなく)。

   「Albany Hill Park」 <http://blog.livedoor.jp/lovetweety/archives/50467539.html> 〔「だんな様と一緒にアメリカ生活―カリフォルニア、Berkeleyでの生活&ゴルフ日記」 2006.2.25〕

    この2年前のTweeさんのブログ記事で言及される「倒れている木があれば、その下をくぐったりもして、中々面白かったです
」って道をふさいでいるあの木じゃないですか。

   きっとこれからも倒れたままでずっといるのだろうな。そして幾人もの人々が下をくぐることでしょう。モーリちゃんの父のようにひとりでなければ、一緒に笑いながら。あるいはひとりでも二度目にはほほえみながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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