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June 12  ガスケットの交換 change of the bathtub gaskets [住まい living]

June 12,2008 (Thursday)

    この日はgasketの交換でplumberがやってくる日だったので、モーリちゃんの父が留守居役になった。

   もともと4月の16日という、引っ越してまだ1週間という時期に、メモがドアの下にさしこまれていた。

MEMORANDUM
To:  ○△□×    From: S_______ K_______
Re: BATHTUB GASKETS  Date:April16,2008

Hi Resident of ○△□×,
Your unit #○△□×is scheduled on June 12th to change the bathroom tub gaskets.  I know it's very far away, but we have so many residents that have signed up and the plumber can only do about 10 a day.  You don't have to be home, but they will be going with your spare emergency box key.  Do you prefer morning (9-12) or the afternoon (12-4)?  Please call D_______ and let him know at 510-xxx-xx00.

As far as your other unit, that will be scheduled for another day and we'll coordinate with the tenants directly.
イカ略
J_______ A________

 

  J_______ A________というのはoffice manager と肩書きがあったが、 S_______ K_______ とどちらがわれわれ宛てに書いたものなのか。どうも、"your other unit" のyouというのはモーリちゃんたちとは思われなかった。・・・・・・まあ、ともかく6月12日にバスルームの浴槽のgasketsの交換が予定されており、それはまだずいぶん先のことだけれど、サインした住人は多く〔ここ意味がわからなかったのだけれど、いま考えると、うちの場合は大家のことですかね〕、一方配管工(plumber)は仕事は一日に10くらいしかできない、家にいる必要はなく、緊急用のスペアキーを使って入れるから、午前と午後どちらがいいすか、D_______に電話して知らせてちょーだい、という内容でした。人間関係全然わからんす。が、とにかく電話して午前中を指定しました。

   その後、5月の回覧板ならぬ自治会報みたいなのに "Bathtub Drain Preventative Repairs" の記事がありました。

We are well over 2/3 of the way to having all the units sign up for this work, there is still time to put your name on the list.

If a bathtub leaks the homeowner is responsible for all resulting damage to other units and the common area.  In the past damage has run into thousands of dollars.

PLEASE HAVE YOUR BATHTUB DRAIN GASKETS REPLACED - THE $30 YOU SPEND NOW COULD SAVE YOU THOUSANDS OF DOLLARS LATER.

   最初のセンテンスはcomma fault じゃないかと思うのですが。まあ、3分の2は浴槽のgaskets 補修交換工事に署名したと。過去において数千ドルの被害を出したことがあるが、被害が出た場合はユニットの持ち主が責任を負う。

  まあ、このあたりでどうやらgasketというのはgasとは無関係であるらしいことはわかりましたが、なんだかよくわからぬのでした。英語の辞書を引くと、やっぱり発音はギャですけど、「ガスケット ((薄板状のパッキング)); 【船】(普通pl.) 括帆(かっぱん)索; 【海事】(普通pl.) 束帆索.」 などと書いてあります。そのとき調べて便利だな、といちおう思ったのは次のページでした。「ガスケットとは weblio 辞書」。<http://www.weblio.jp/content/%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

    そして、翌月の会報でも同じ文章が載っていたのでした。3分の2のままでいいのかよ。そして当日。

    モーリちゃんの父はふたつめの作業のほうを横で見せてもらいました。工務店(かどうかしらんが)のおっちゃんは、やっぱり長靴とか履いた重装備で、さすがに靴脱いでくださいと玄関で言えなかったんですが、土足のまま歩きまわってバスタブに入ります。「シャワーとか問題ないですか。」「あ、えーと。」「あ、ゆるんでるな。ほら。」「はい。」「なおったよーん。」 排水口に髪の毛がたまっていて、それをつまみあげる。「あ、ごめんなさい。もうしわけない。」「いやいや、仕事だし慣れてるから平気だよーん。 」 そして何と呼ぶのか知りませんがでかい鉄の器具で排水溝の金属部分を緩めます。そしてその部分を引き出すと、粘土状のパテみたいなのを詰めて、再び締める。それだけ。「おふろは今晩使えますか。それとも時間をおいたほうがよいのかしら。」「ああ、すぐに使えますよ。こっちの〔とバッグから別のヒモ状の、たぶんそれもガスケット、を取り出しながら〕を使うときは何時間か待たねばならんけど。」 あと、台所の水まわりとかも勝手に扉をあけたり質問してきたりしました。全部で15分くらい。

  この交換したガスケットがいずれ固まるものなのか、それとも軟質のままなのか、実はウィキペディアを含むweblio 辞書をあれこれ読んでもわからないのでした。ウィキペディアによると運動性の場合(水道の蛇口とか)はパッキン、固定性の場合はガスケット、そのふたつを合わせてシール、とか書いてあるわけですが、わかるようでわからんです。シールというのだと、昔の手紙の封印として使われたり(これの印象的な例はたしかヴェルサイユ宮殿で見た中世の諸侯の連判状みたいなのにブラブラくっついていたやつ)、ワインなど酒の封に使われたりしたシールをモーリちゃんの父は連想しましたが、ああいうのと同様にやがて固まるのでしょうかね。

 G762_wt.jpg

Letters patent with the seal of Queen Elizabeth I (1589)

from "Reading the Past: from script to print - Late Medieval English Literature" <http://special.lib.gla.ac.uk/teach/manuscripts/pragmatic.html

 

 bigwine_p161-3194_fe.jpg

 Bordeaux-Style Wine with Shoulder Seal

from  California State Parks: Discover the Many States of California, "Bordeaux Style Wine with Shoulder Seal" <http://www.parks.ca.gov/default.asp?page_id=22435>

 

    それにしても、何年かあるいは十何年かごとにやっているのにたまたま時期が重なったということなのかどうかわかりませんが、ガスケットの交換なんて日本で聞いたことがありませんでした。浴槽自体の構造が違うとかするのでしょうか。

   以上、忘れていたのですけれど、最近の 窓@Berkeleyさんの記事「トラブル発生」で思い出し。

 


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コメント 2

マド@Berkeley

ふふ、もう我が家のお風呂も大丈夫です。
と言っても中国人の修理工はテキトーにやってるみたいだったけれど…見ようとしたら「大丈夫だから、あっち行ってて、おちびちゃん」って追いやられましたし・・・どきどき。
by マド@Berkeley (2008-07-29 09:21) 

マド@Berkeley

ガスケットと言うのですね。
こちらの工事は見ていてもテケトーだったので、果たしてこれで大丈夫なのかと心配していましたが、やっぱり「今日からお風呂使っていいよ」と言われ、その後水漏れはなく・・・。そんなもんなんですね。
by マド@Berkeley (2008-07-30 03:17) 

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