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September 3 エディソンズの「おおスザンナ」 "Oh Susanna" by Eddy Nelson and the Eddysons [スザンナ周辺]

September 03, 2008 (Wednesday)

    ジャケットはほんのちょっとサイケである。このジャケットを探して "Hip Tune" で検索したら、「もしかして :"Hip Turn"」? とのサジェスチョンが出た。ヒップである。

eddyson1.jpg

画像元― "Eddysons" 〔オランダ語なのでよくわからず〕

  オランダのマーケットプレース Marktplaats.nl に最近出た商品の説明(拡大できる画像付き)だと――

Hip Tune 67 - 7" inch by Eddy and the Eddysons
Label: Aktie Niet Roken 1967
Record is VG++ ATTENTION! This 45 is made of flexible vinyl. It can not be used for normal spinning.
Side A: Oh, so wrong
Side B: Oh, Suzanne

It's all about the first 5 seconds of Oh, so wrong. In my opinion this is the loudest bboybreak from our lowlands.
When you loop this beat it will blast your speakers!!!<http://www.marktplaats.nl/index.php?url=http%3A//cd-dvd.marktplaats.nl/vinyl-singles/188480874-hip-tune-67-7-inch-huge-dutch-break.html%3Fxref%3D1>

  レコードの仕様についてはよくわかりませが、たぶん日本でソノシートと呼んでいた薄いペラペラのレコードではないかと。曲についての説明はもっぱらA 面の "Oh So Wrong" についてで、最大音量のbboybreakといっているのはなんのことでしょう。bboy ってヒップホップみたいなものですか? break ってダンスじゃないのか。わからないです。lowlands は Netherlands を指して使われているのはわかります。しかし・・・・・・"Suzanne" じゃなくて "Susanna"だるが。

    Alex Gitlin のホームページ内に、Eddysons の系譜とくわしいディスコグラフィーがありました ("EDDYSONS")――

In 1966, a group called Eddy Nelson & Eddysons was formed in Rotterdam. After a few hits on Havoc, Eddy Ouwens left the group to work as a producer.   He produced Teach-In, Bolland & Bolland and The Shoes. He also made records as
Eddy Owens and Danny Mirror.  The other Eddysons were Fred de Groot (dr), Hans Schotel (b), Martin Achterberg (v,g,o) and Kees de Blois (g,v,s, solo by the name of Larry Cotton).  Also, Ed van de Bent and Ludwig Smit (both ex-Midnight Packet and later in Justice and Cosmic Dealer) were part of the group for a short period of time around 1969.
When Eddy Owens left the group in 1969, the name was changed into respectively: Purple Pillow (1969-1970), Jumbo (1970-1973) and Circus (1973-1977).  Kees de Blois was in Cosmic Dealer in 1973/74; Kees and Martin later formed The  Hudsons.

1967 Turn of the year/Love so devine				Action 1008
Oh Susanna/Oh so wrong [anti-smoking record, 400.000 exx] Meinsma
1968 Ups and downs/Our love is slipping away Havoc SH 145
Ups and downs/Sweet memories [England] Olga OLE 010
A face/I protect her from the rain Havoc SH 150
Watching the city/The evening of our date Havoc SH 151
1969 Baby you got to stay/Jenny Artichoke Havoc SH 155
A little miss understood/Spirit don't let me down Havoc SH 162
Cousin Pretty/Sad old song Havoc SH 166 
〔以下グループが変わっていくので略 <http://www.alexgitlin.com/eddysons.htm>〕
 

  ここで、ジャケット左下のバツがついている白いチョークみたいなのがタバコだとわかりました。禁煙レコードだったのね。じゃあんまりサイケじゃないか(笑)。hipのi の点が目玉になっているのくらいですか。ううむ。それにしても、どうしてanti-smoking だったのだろう。ヒップというのはヒッピーの語源になる「トンデル」「進んでる」「ナウい」(みんな日本語として死語か)の意味の俗語でしょうけど、タバコを許容しないのがヒップというメッセージもあるのかしら。ちょっと興味が。"exx" はexamples だから、40万枚つくってたとえばキャンペーン用に配布したというようなことなのでしょうか(ものすごい勝手な推測)。

  英語版のWikipedia では、このオランダの短命のグループ Eddysons を結成した中心メンバーのEddy Ouwens が項目として載っています(グループのほうはなし)。1946年ロッテルダム生まれ、別名Danny Mirror。1977年8月エルヴィス・プレスリーの死を悼んで"I Remember Elvis Presley" を発表、英国シングルチャートで最高4位、オランダ国内で1位。

  我ながらひっぱりました。ほんとうはもっとひっぱって別の曲や別のバンドについても書こうと思っていたのですが場をあらためます。ではYouTubeより、Eddy and the Eddysons で、"Oh Susanna" (1967)―― 


"Hip Tune 67" (2:35) posted by bassilvia (Netherlands) on July 13, 2008

  曲はザ・ナターシャ・セブンふうなのでした(違うか)。

   2分1秒くらいから20秒間、オランダ語で、化学成分その他、喫煙についてなにやら語っていますね。まさか「おおスザンナ」の選曲には、アメリカ南部経済を支えてきたタバコ産業についてのあてこすりがあるのかしら。"Oh S" であわしている A面の "Oh So Wrong" はやっぱりタバコすっちゃダメダメョという歌なのでしょうか。いっぽうオランダは主要生産国のひとつなのですね、量でいうと9位だけど――「主要生産国の国民一人当たりの生産量でみると順位は下記の通りに変わる。オランダが特に多いのは、多くが輸出に向けられるためである。(2004年)

  1. オランダ - 7,059本
  2. ロシア - 2,653本
  3. 大韓民国 - 2,623本
  4. ドイツ - 2,528本
  5. ウクライナ - 2,282本」 (Wikipedia 「喫煙」

   は、はなしが・・・・・・とんちんかんちん一休さん。

 


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