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October 17 開いた口 Opening Mouth [料理・食べ物 cooking foods]

October 17, 2008 (Friday)

    春から細々といろいろな物を買いながら清貧な生活を送っているのですが、台所関係で不満な点は、容器の口の無神経さですね。

  もともとはコーヒーをドリップでいれるときのヤカンの注ぎ口ののっぺらぼうさを問題にしたかったのですが、それはまたの機会に取っておいて(取っとかんでもええわい)、調味料関係で話をまとめてみます。

oil&ketchup2.jpg

  Lucky のブランドSunny Select シリーズ。左Vegetable Oil 64 Fl Oz (約1.89リットル)、右 Tomato Ketchup  20 OZ (567グラム)

   トマトケチャップはどの店でも安いときに買えば1ドルかそれ未満で買えます。油は店によっていろいろで、Lucky は近所では安いと思う。で、最初は日本だと醤油と同じ大きさの丸い1リットルくらいのボトルを買っておったのですが、デカイと安いという法則に従って、この超一升ボトルのほうが安かったので、買ってみました。

 

oil&ketchup.jpg

実は油はこのとき初めて開けた。牛乳瓶のふたみたいな紙(ちょっとちがうけれど)を剥がすとパックリと口が。ケチャップのほうはひっくりかえして保存、キューっと思い切りよく噴射するすぐれものです(どこがじゃ w)。辞書を見ると注ぎ口は spouter とか書いてあったりしますが、spout って鯨が潮吹くみたいなイメジですよね。で、ケチャップのほうはそんな感じ。つーか潮吹くみたいな勢いでチューっとしないと、目標物の手前で垂れます。

 

oil&ketchup3.jpg

疑問  なんでまんなかに注ぎ口を設定しているの?  油がドバッと出てたいへんなんすけど。手前側面方向に注ぐというのは腕力と握力が多大に必要とされます。ケチャップも的をはずすことがあるんすけど。

 

  大きいプラボトルは、たとえばアメリカのキッコーマンなんかは、注ぐときに自然に下になるほうへ寄っています――

KikkomanLiteSoySauce.jpg

  醤油ならビンに分けて使うということを前提にということも考えられますが、オイルを分けたりはふつうしないだろうし、別途注ぎ口を取り付けたりするんでしょうか、灯油用のみたいなのを。

  ケチャップは、デルモンテのを買ってみたら、日本と同じというか、5ミリくらいの小さい穴が円の中心から爪でパコンと開く方向へちょうど半径の半分くらい外れて設置されていました(描写がむつかしいです。写真を撮るのがめんどくさいのです)。ただしその角度は微妙な方向(下の画像でいうと4時位の方向)ですが。

delmonteketchup680.jpg

  デルモンテはもともとビンで、今も売っているし、上と同じひっくりかえしタイプもありますけど。

 54delmontecatsup.jpg

  "1954 Del Monte Catsup"  AdClassix.com <http://www.adclassix.com/ads2/54delmontecatsup.htm>

DelMonteB.gif

  Quick Squeeze Ketchup <http://www.delmonte.com/products/TomatoItem.asp?id=137>

Del Monte Ketchup brings delicious tomato flavor to your hamburgers, hot dogs, and fries.

  • No mess! No waiting! Clean, fast squeeze
  • 100% natural - no artificial flavors or preservatives

   と書かれているのですが、サニーセレクトの同タイプではmess をだいぶしてしまいますた。

  サラダドレッシングも大穴ドバドバタイプか、まんなか丸穴タイプが多いみたいに思います。

  マスタードはいろいろな容器がありますけど、先が円錐状にとんがった二重構造のフタのは使いやすいかなあ。

   マヨネーズはビンが多いですけど、プラスティック容器のはケチャップと似ているように思います。

   アルコールで、ジンとかウォッカの大ビンの注ぎ口は複雑なフタがしてあって、出る量を抑えられるのが多いみたい(もっとも、計量器具(メジャーカップ)を使わんでカクテルをつくることを自慢にするような国柄ですから、そのためのものかも)。 あるいは大ビンはそういうふうに抑制するよう規制があるとか?

    と、そういうなかでちょっと感激したのは、液体じゃないけれども、コショウ ground pepper の容器です。

pepper.jpg

  これ、まだ品質保証シール (というのかしら)をはずす前ですが、右側が細かい穴、左が大きい穴、まんなかはサジをつっこめる穴、でそれぞれ別個に開くようになっています。これは日本にはない工夫のような・・・・・・つうか、ふつうは細かい穴だけでじゅうぶんだっつーの。

   結論的には・・・・・・結論はヤカン問題へと先延ばしにしますが、なるたけたくさん消費させようというメーカー側の魂胆をいっぽうで感じつつも、要するに「注ぎ口」という観念はないんじゃないか、ただの「穴」「開口部」なんじゃないか、という疑念が沸々と・・・・・・。

 


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