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November 1 日記 [断章 fragments]

November 01, 2008 (Saturday)

    ブログは本来日記だよな、という考えは変わらないが、日々の記録から出発しても、いろいろと調べ物をするようなことをつい書きつらねていると、本来の日記的部分を欠いてしまう(意識的・無意識的に) ということがままあって、ちょっと反省している。いっぽうで、モーリちゃんの母が最近出会った複数の人から、ご主人のブログを見てます(見ましただろう)とか読んでます(読んだことがありますだろう)とか言われるということがあって、別の意味で緊張関係がブログ内に漂っていなくもない。最も読まれたくない読者は誰なのか、これは、こういうことを書き連ねるたびに恐怖を増すようなたぐいの壮年、いや想念だ。

  しかし、考えてみれば、本来の日記が私的なものであるとして、・・・・・・と、書いて、いやアメリカ植民地時代のあちこちの総督の日記はどうだとか、もっとはっきりしているのは日記に自分で索引を付けていたソローみたいな人もいたなあ、とかあるのだけれど、・・・・・・それにしても、家族ほど読者として想定されない読者はいないのではないだろうか、ふつうは。たとえばモーリちゃんの父も好きな早川義夫(元ジャックス)は「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」にはじまり「言う者は知らず、知る者は言わず」、「恥ずかしい人生を生きてきました」というようなタイトルを自らアルバムや本につけてきたけれど、それは自覚的パフォーマンスであって、ある種の逆説性をはらんでいるのだろう。だけどねえ、家族というのは、なんというか、生活のなかでパフォーマンスはあるけれども、そうじゃない部分を共有している存在だから、恥のうわぬりみたいな感じかなあ(笑)

  あ、日記の部分がまたとんでしまった(続く)。

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「批評家は何を生み出しているのでしょうか 早川義夫」(『言う者は知らず、知る者は言わず』より 〔よく聞き取れないのですがこれは逆説ではないのでしょうか〕

「日記55」 〔公式サイト内〕

好きな歌・・・・・・

「サルビアの花」(『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』 )

「割れた鏡の中から」(『ジャックスの世界』 より) 〔なんか音が割れているのでしょうか〕

 


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