December 26 朝と夜のあいだに、パート2――2008年12月26日のアルバニ(カリフォルニア)の空 [天気 weather]
December 26, 2008 (Friday)
このあいだの「朝と夜のあいだに」の意味が、自分でもわからないのにどれだけ理解されているかはなはだ疑問ではありますが、もしかしてパート2。
☆と☐のあいだに、といえば、「夜と朝のあいだに」です(今回本家)。冬と夏のあいだに、夏の冬のあいだに、という季節のサイクルもまた時間のサイクルです。その回転の軸が、宇宙軸、世界軸として象徴化され、たとえばメイポールのようなかたちであらわれる、というのは自分でもわかります。
男と女のあいだには、というフレーズが頭に浮かばなかったわけではないのですが(「黒の舟歌」)、野坂昭如の歌は見つかりませんでした(おかげで氏のWEBでの文章を読みしみじみする羽目になってしまいました)。誰も渡れぬ川なのに舟を出す、というナンセンスは、男と女が互いに舟を出すことで崩れるというなぞなぞなのでしょうか。ちがうでしょうね。
男と女のあいだには男男と女女がいる、というのがギリシアの考えなのでしょうか(プラトンの『饗宴』におけるアリストパネスの説)。ついでながら『饗宴』においてソクラテスは、というか、ディオテマがソクラテスに語ったこととして、「エロスとは偉大な心霊(ダイモン)」であり、「心霊的なものは神と死すべきもの〔人間〕の中間にある」というわけですけれど、この霊的な存在こそが「ソクラテスのダイモン」そのものなのか、ちょっと気になっています(以上問題メモ)。
朝が過ぎて昼すぎの空。いつも湾のむこうがわのゴールデンゲート・ブリッジをつい中心に見ているのですが、ちょっと左に目を移すと、高い塔のようなものが見えました。あ、もしかしてこれがSutro Tower かも。Sutro Baths とは場所が違うけれど、スートロさんにちなむテレビ塔(「November 6, 25 スートロのメイポール――ルネサンス・フェアをめぐって(下の2) Maypole Dance at the Sutro Baths (1897): Renaissance Fair (7)」参照)。――
高層ビル群はエンバーカデロ駅からシヴィック・センターあたりまでの商業ビルですが、その右にこういうかたちのものが見えます。か?――
image via "Sutro Tower Photos" in Bill & Larry's Broadcasting Page
そして、買物から帰って夕方になってから。ちょうど日が沈むところでした(16時50分)――
日が沈み、暗くなっていく(17時12分)――
だけど、この日はこれから夕焼けがきれいでした。水面も赤くなって。――
昼と夜の間の臨界。カメラ撮影の限界(でしかないのですけれど)。
「robotpie による Sutro Tower - Google 3D ギャラリー」 <http://sketchup.google.co.jp/3dwarehouse/details?mid=1b30d54fbc9a52d3a83bb264962509c0> 〔〕
Broadcasting: Today and Yesterday <http://www.choisser.com/broadcst.html> 〔=Bill & Larry's Broadcasting Page〕
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