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December 26 バスと買い出し(ラッキーとロングズとバスの巻) [店・買い物 shopping stores]

December 26, 2008 (Friday)

   デパートのMacy's とかは数日前から盛んに宣伝していたように早朝からセールをやっていて、テレビニュースでは "Black Friday?" という見出しで、(たぶん)サンクスギビングデーの翌日の大売り出しの反復を報道していたこの日。

"Another Black Friday Brings Smaller Crowds:; Some Shoppers Hit the Stores Early for Discourts, but Fewer Than Expected" <http://www.istockanalyst.com/article/viewiStockNews/articleid/2909549> 〔iStockAnalyst, Friday, December 26, 2008 8:57 PM; (Source: Charleston Daily Mail)trackingBy CARA BAILEY, RY RIVARD and ASHLEY B. CRAIG: "Local retailers dramatically slashed prices today in hopes of luring out shoppers to buy up even more Christmas bounty.  At first blush, though, it appeared that despite all the marketing effort focused on salvaging a difficult sales season, shoppers were trickling into stores rather than flooding them.云々" 〕

   モーリちゃんの父はそんなセールとは無縁に、まず歩いてエルセリートプラザに行き、Lucky でポンド0.99ドルのback fat の豚肉をひさしぶりに2.19lb、2.17ドル買い(これは日本語にすると「背脂」で、ラーメンかよ、ということになるのですが、だいぶ赤身が付いて売っている場合が多く、脂がない高い肉よりも、ずっとうまいと思っています)、さらにポンド1.99ドルのPORK SHOULDER BOSTON BUTT (肩の部位のどこじゃろ?)を3.56lb、7.08ドル買い、さらに鶏のムネ肉がめずらしく安かった(ポンド1.19ドル)ので2.02lb、2.40ドル買い、Farmer John のベーコン2ポンドの徳用箱を6.49ドルで買い(これは11月に50セント値上がりした)、あと牛乳1ガロンをふたつで4.99ドル(ひとつだと3.69)で買い(これはずっと「州が許す最低価格」とかなんたら書いた紙が奥の方に貼ってあってふたつで5ドル49セント(ひとつだと3.89)で売っていたと思うのだが、なぜか12月になって値下げした)、そのあとLongs Drugs でバドワイザーの18缶入りの箱を買って一度帰宅した(13時半ごろ)。

  それからちょっと遅い昼食を食べてから、今度は52Lのバスに乗って東京フィッシュマーケットに行くことにした。そこで事件は起こった(どこでじゃ)。

   52Lというのはエルセリートプラザ駅とUCバークレーのキャンパスをつないでいる路線だが、大学のまわりをぐるぐる回るのはしょうがないとして、サンパブロ通りからユニヴァーシティー通りへストレートに向かわず、西の海沿いのPierce Street からBuchanan Street に出てOcean View 小学校の横を折れてJackson Street に入り、それから今度はまたサンパブロとは逆方向にUniversity Village に入り、そこをぐるぐるとまわってからMonroe Street を通ってやっとSan Pablo Avenue に出る。そういう、いかにも大学村の住人たちを尊重した路線です(もっともこれがピアスを通っていてうちのすぐそばに停留所があるおかげでモーリちゃんの父は助かっているのですが)。

  AC Transit Line 52L: Maps and Schedules<http://www.actransit.org/maps/schedule_results.php?version_id=8&quick_line=52l&maps_line=52l&current_schedule=ALL&PHPSESSID=2f0230397bb6f0914251e60e3fa828d8>

  大きな路線図 <http://www.actransit.org/maps/maps_results.php?ms_view_type=2&maps_line=52l&version_id=8&map_submit=Get+Map>

  上のバス会社による路線図は、どうも単純化があるし、Ohlone Street の記述がまちがっていると思うのだが、ユニヴァーシティー・ヴィレッジという、アルバニ市に敷地の大半がある住宅地域は空から見るとこんな感じです。―― 


大きな地図で見る

  ブキャナンとジャクソンの角の西南がモーリちゃんが通うオーシャン・ヴュー小学校です。

  さて、それで、この日はピアス・ストリートでモーリちゃんの父が乗ると入れ替わりに、乗っていた女の人が降りて、モーリちゃんの父ひとりが2台連結の長いバスの乗客でした。で、村に入ってぐるぐると気持ちが悪くなって、読んでいたコピーから目をあげると同時くらいに、バスが止まり、黒人の女の運転手がこっちをむいて何か話しかけてきます。よく聞こえなかったので、前まで行くと、左折するところをまちがってまっすぐ進んでしまったので、うしろに車がいないか見てくれないか、というのでした。それで一番後ろまで行って、「オーライ、オーライ」と誘導したのですが(あんたはアルバニのバスガールかw)、2台つながっているせいかどうしても曲がってしまう。4回くらいトライしたのですが「オ~ノ~~」のくりかえしなのでした。それからセルフォンをもっているか、と訊かれ、めずらしくモーリちゃんの父は携帯をもたないひとなので、すまん、ないっす、と答え、そうしたら外で様子を見ていたアジア系の若い人が貸してくれて、どうやら村の事務所かなんかに電話をかけたみたい。

  やがて別の52Lのバスが後ろからやって来ました。30メートルくらい後方の、右折する手前で(実際、右曲がったり左曲がったり、単純じゃない動きなのです)バスを停めて、黒人の男の運転手が歩いてやってきました。この人は見覚えがあります。確かL というサンフランシスコまで行く高速バスを使ったときに運転していた人で、マイケル・ジョーダンと同じブルズにいてちょっとジョーダンを小さくしたようなマイケル・ジョーダンに似ている人にちょっと似ている人で、笑顔はジョーダンに似ているw。で、こちらの運転手が誤って曲がり損ねたということを言い、はじめは外の彼が誘導してバックしようとしたのですが、やっぱりだめで、どうやらそのまま左に切ってみろというようなことになったようで、そうしたら車内のランプが点滅したりしちゃって、ダメになっちゃったみたい(くわしいことはわからない)。

  2台の、というか2+1台のバスは30メートルの距離を置いて停まったままで、結局、女の運転手もモーリちゃんの父もバスを降り、後ろのバスの方へ行き、それから、村の住人がやってきて、ワンウェイがどうとかこうとか言って説明をしていました。しかし後ろの車が別の道を通って先に行くという気配もなく、どうなるか興味はあったのですが、モーリちゃんの父は、村人に、サンパブロはどっちの方角ですか、と聞いて、教えられた方向へ歩き出しました。小学校から東京フィッシュマーケットまで(村を通らない道で)歩いて15分もかからないことは知ってましたから。

  おかげで、これまで歩いたことのない道を歩くことができ、村の中を適当に抜けて、たぶんRed Oak Avenue を通って 8th Street を歩き、Harrison Streetに出たところで左折して、無事にSan Pablo Avenue に出ました。そこから東京フィッシュまではすぐでした。

  ところで、8th Street を歩いているときに、クリークを横切りました。上の地図だと、右下に緑色のヘビがのたくったようになっているところがありますが、この緑のラインはCordonices Creek に沿って植わっている木々です。そしてEl Cerrito Creek 同様に、自然環境保護の看板が立っていました。サンパブロ・アヴェニューと直角に交わって、東の山の方までクリークは伸びている(というか、そっちのほうから西の海へと流れている)のですが、ちょうどサンパブロの道のあたりから暗渠になって、しばらく見えなくなるようです。エルセリート・クリークはこれと平行に流れ、エルセリート市(とリッチモンド市)とアルバニ市の境をなしています。

  ということで、この日確認したのは、コードニシーズ・クリーク〔この発音はモーリちゃんの母のアダルトスクールの先生――アルバニに40年住んでいるという――に確認しました〕がアルバニとバークレーの市の境となっているので、(a) やっぱりUniversity Village はほとんどアルバニ側にあること、(b) 東京フィッシュマーケットは郵便番号はアルバニと同じだけれど、やっぱりバークレー側にあること、で、疑問として起こったのは、なんでジョーダンに似た運転手は運転を代わって助けてくれなかったのか、あるいは運転手のプライドみたいなのがあって助けられないのかしら、とか、他の車は運転してはならないという規則があるのかしら、とかいうことです。

 

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