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January 25 ポーの記念切手を買いにぶらぶらする [店・買い物 shopping stores]

January 25, 2009 (Monday)

    このあいだの「January 19 ポーの記念切手とか」で書いたポーの記念切手ですが、USPS からはすぐに問い合わせの返事のメールが届きました。しかし、キャッシュを消去せよ、というだけの指示と手順の説明のコピペみたいな文章で、いちおうやってみたけれども、やはりカードは扱われませんでした。おかげでパスワードとか記憶が全部消えてしまった。ぷんぷん。

  それで、通販はあきらめて、郵便局まで買いにいくことにしました。今週は朝は寒いくらいに涼しく、しかし晴れで、だんだん暖まって午後には日射しは熱いくらいになる(しかし風は冷たい)という天気が続いています(29日木曜日に書いています)。

  ひさしぶりにピアス・ストリートを歩いてソラノの郵便局へ行くことにしました(エル・セリート・プラザにも小さい郵便局はあるのですけれど、ソラノ通りのほうがむしろ新しくて雰囲気がオープンな感じ)。昼過ぎに、いちおうコートを着て出かけました。アルバニ山の入口を過ぎたところで建築中の家が見えます。はー、まだ完成してないんだ、という感じ。去年の5月に解体作業をずっと目にして、それ自体えらく時間をかけているなあ、という印象だったのですが、建築もえらく時間がかかるのね。この日は残念ながらカメラを持ってなかったので、5月の写真を貼っときます。――

DSC_0076May22_2008.jpg
2008年5月22日午前10時30分ごろ

DSC_0077May22,2008.jpg

  カレンダーを見るとこの日は木曜日でしたが、ゴミの収集があったようで。このへんはピアス・ストリートが文字どおり山を突っ切って (pierce)  いて、だからかどうか知りませんが、電線・電柱が意外にあります。屋根の上に生えているのはユーカリの木です(あ、アルバニ山に興味をそそられたかたは、「July 16 アルバニ山彷徨 (2)   Wandering Albany Hill [アルバニ山 Albany Hill]」などどうぞw)。

  アルバニ市内で一番の坂とされる、アルバニ山の端をソラノ通りがマタイでいるあたりのいちばん高いところからしばらくまわりの景色を眺めました。海のほうの雲はよく見ていたのですが、東南方向のバークレーの丘陵にも入道雲みたいにモクモクと雲が重なっていて、ああ、やっぱり夏なのね、と思いましたw。

  サンパブロ・アヴェニューまで坂を降り、すぐ変わる信号(青になったと歩き出すと道の途中で「ちょっと待て」の手形サインが点滅とカウントダウンを始める――これ、前に、人のことは言えませんがヘンなおじさんが、信号を待っている自分に愉快そうに話しかけてきて、ほらね、と教えてくれたのです)を渡って5分ほどぶらぶら左側を歩くとソラノ郵便局があります。

  ひさしぶりに入ったのですが、最初通路の壁に埋まっている切手の自動販売機をチェックしようとしたら、2機とも12月に使用停止になっていました。理由はわかりません。おつりに1ドル硬貨をザクザクと出してくれるので好きだったのに(実際、1ドル硬貨はここでしか見たことがありませんでした)。しかし上の壁には切手の発行のポスターが貼ってあり、ポーも載っていたので、よし、買える、と窓口前で8人ほど待っている列に並びました。(窓口が3つはあるはずなのですが、1つしか人がいない。エルセリートなんか、呼ばないと出てこないときがありますw)。つぎのつぎで自分というところで、奥からお兄さんが助っ人で出てきて、そちらに呼ばれました。他にポー記念の、えーと、なんつーか、なんかないの? とうまく英語が出てこなかったのですけれど訊くと、これが切手のアルバムだとかなんとか見せられたのですが、ポーは20枚シートのしか売っていないみたいでした。えーと、なんつーか、日本語でもわからないのですけれど、そもそも通販で買おうかという気にさせた・・・・・・これ、"Edgar Allan Poe Ceremony Program" です。今度いちおう聞いてみようかしら。ともかくおかげさまで無事に買えました。それも自販機でないので、折っていません。シール形式のシートです。

EdgarAllanPoeStamp(2009) .jpg

  ポーの長詩『大鴉』がシートには印刷されているという情報だったのですが、それは1行だけでした。その前に解説文があります。――エドガー・アラン・ポーは

アメリカの最も偉大な詩人、小説家のひとりでした〔was と過去形なのはヘンな感じw〕。生き生きとした想像力をもったすぐれた物語作者だったポー(1809-1849)は、「アッシャー家の没落」「告げ口心臓」「黒猫」といった、読者の心を捉える短篇小説で有名です。C・オーギュスト・デュパンという名前の頭脳明晰なフランス人を探偵役の主人公にしたポーの「モルグ街の殺人事件」は、最初の探偵小説と呼ばれています。ポーはまた、アメリカ文学における最も忘れがたい詩をいくつも書きました。そのなかには、「エルドラードー」「アナベル・リー」「鐘」、そして1845年に最初発表された、韻とリズムの傑作『大鴉』があります。

   あ、そうそう。2月にはリンカーンの記念切手が発売されるそうですが、リンカーンはポーと同年の1809年生まれなのですよね。 

  "Leave my loneliness unbroken!" ―The Raven
   
「わたしの孤独をこわさずに行け!」

  まあ、leave は去るという意味ではないのですが。僕の孤独をそのままにしてくれ。ですかね。僕の孤独に触れないでくれ。・・・・・・ともかくカラスに向かってのコトバです。

  それから今度はサンパブロ・アヴェニューで72番のバスに乗って、1ドルショップとIchiban-Kan で買物をして、ついでにマーシャルという、ロスよりちょっとだけ高級そうな(?w)店でホーマー・シンプソンのパジャマのズボンとか買っちゃったりして、帰りました。月曜日なのでYaoya-San が休みだということをすっかり忘れていました。

"Read Street: SWAK from Edgar Allan Poe - A blog for a community of readers, in Baltimore and beyond" <http://weblogs.baltimoresun.com/entertainment/books/blog/2008/10/swak_from_edgar_allan_poe.html> 〔USPS がよりによって南部のリッチモンド市から記念切手を出すらしいぞ、ボルティモアをさしおいて、というような文章のよう 2008.10.31〕


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