April 1 戻らない時間――カリフォルニア時間の終わりに (1) エイプリル・フール的予行的 [カリフォルニア時間の終わり]
April 01, 2009 (Wednesday)
いまカリフォルニアは2009年4月1日午前6時30分をまわったところです。日本も四月馬鹿の日だし、ウソと真実がまざりあう記念日に別れの挨拶の予行をしておこうかと。それ――あいさつがではなくて、それを何度も演じること――はたいへん下品なことに思えるのですが、下品こそ、日常の上品さを崩してブログで自分が求めた人格の展開ではなかったか(w)。それにいつ消えるかわかりませんし。
In Front of a Shop on San Pablo Avenue, Berkeley, California, February 13, 2009, 8:58am
この写真を撮ったのは2月13日の午前8時58分で、東京魚店が開く前です。Tokyo Fish Market 界隈の、ビンゴ会場のそばのオフィスだか店舗だかわからない間口の狭い建物のウィンドウが、朝日の熱でガラスが少し曇り気味になったところに「時計」は置かれていました。
"WILL RETURN" 「~時に戻ります」
けれども、もはや、戻らない時間を示しているように思われ。
戻らない時間。カリフォルニア時間。
わっ。くっさ~。
去年の4月6日にサンフランシスコに到着して、4月23日に始めたブログでした。夏に「カリフォルニアから2009年4月まで1年間だけ書くブログ」と書いた、その1年の終わりが、どういうふうに勘定しても迫っています。あと1週間でこのアルバニの住まいも出ます。もうすぐカリフォルニア時間は過去のものとならざるを得ない。いや、書き留めている(のが見られている)のは既にすべて過去のコトバなのかもしれないのですけれど。
今までお読みくださったみなさん、そして読んでくださっているあなた、読んでくれるかもしれないずっと未来のかた、ありがとうございますありがとうございました。
みたいな。
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