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March 11 さあおいで……朝の月 Morning Moon [天気 weather]

March 11, 2009 (Wednesday)

    朝7時。先週までの朝6時。夜明けにはまだ間がある。

  夜明けにはまだ間がある――「甘い囁き」(細川俊之バージョン) - 宝島のチュー太郎 [酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、燗酒大好きオヤジの妄想的随想録 2008.11.29]<http://blog.goo.ne.jp/shiroikyoto/e/bfda9209c7b786308e694b0982ce8d3d>

    夜明げにはまだ間はあるのに――チャグチャグ馬コの歴史 - 廣田憲治のアートギャラリー [宮沢賢治] <http://www.artkenji.com/TyagutyaguRekisi.htm>

March11,2009AlbanyCA0702.4am.jpg
2009年3月11日午前7時2分4秒のゴールデンゲートブリッジと朝の月

March11,2009AlbanyCA0703.20am.jpg
2009年3月11日午前7時3分20秒の朝の月

  銀の月というよりは入り日のような月なのでした。

March11,2009AlbanyCA0703.42am.jpg
2009年3月11日午前7時3分42秒のゴールデンゲートブリッジと朝の月とサンフランシスコの街の灯

  この日のサンフランシスコの日の出は7時26分ごろなのでした。月は西に日は東に。


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March 11 2009年3月11日のアルバニ(カリフォルニア)の夕方の空と日没の位置 [天気 weather]

March 11, 2009 (Wednesday)

   暖かい一日。AC Transit のただパスに表示される日付がこの日までだったので、昼間は72Rapid に乗ってSan Pablo Avenue の北のほうのEl Cerrito の消防署とかを見学に行った。19時10分の家のなかの温度が25.2 ℃(湿度51%)、外のベランダが気温が18.7℃。23時になっても中が23.2度(湿度53%)で外が13.1度。

   夜晴れたので、夕焼けはまったりしたものとなった。

March11,2009AlbanyCA1904.04pm.jpg
2009年3月11日19時4分4秒

March11,2009AlbanyCA1904.14pm.jpg
2009年3月11日19時4分14秒

   この日のサンフランシスコのsunset 時刻はおよそ19時13分ということになっていますが、山とかあると日輪が地のもの(ヘンな日本語)と触れるのが早いです。あたりまえですが。でもこれはまだ日没前です。ちょっとカメラのせいで映像にズルがあります。太陽のまわりはまだもうちょっと白い光です。   

 

  

このあとおよそジップン刻みの4枚を見たいというひとはクリックしてください


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March 16 プレフォルストの女見霊者、2冊 The Seeress of Prevorst [擬似科学周辺]

March 16, 2009 (Monday)

   あまぞんで注文してこの日受け取った本2冊。19世紀同時代の英訳と現代の研究書。

TheSeeressofPrevorst_DSC_0773.jpg

Justinus C. Kerner.  Trans. Catherine Crowe.  The Seeress of Prevorst, Being Revelations Concerning the Inner-Life of Man, and the Inter-Diffusion of a World of Spirits in the One We Inhabit.  (London: J. C. Moore, 1845)  Rpt.  Kessinger, 2008.  338pp.   [www.kessinger.net]

John DeSalvo.  The Seeress of Prevorst: Her Secret Language and Prophecies from the Spirit World.  Rochester: Destiny Books, 2008.  208pp.  $14.95 を [www.DestinyBooks.com]

   DeSalvo というひとは、本の終わりのところについている「著者について About the Author」によると、もともと biophysics の専門家で、もと大学の先生だそうです。「生物物理学」といういわゆる学際的な分野です。二十年以上にわたって the Shroud of Turin に関わっている科学者のひとりだったと書かれている、その  shroud of Turin というのは、いわゆる「聖骸布」というやつのひとつで、「トリノの聖骸布」と呼ばれるものですね。現在 ASSIST (Association of Scientists and Scholars International for the Shroud of Turin) という国際的な組織の会長さんだそうで。で聖骸布とアンドルー・ジャクソン・デイヴィスとエイブラハム・リンカーンとピラミッド研究が研究の専門みたい。ふーん。彼のWebsite―― www.gizapyramid.com と www.andrewjacksondavis.com  だそうです。

  そのDeSalvo の本には文献表 (Bibliography) と 索引 (Index) もついていて、ケルナーの本についての書誌情報の最初にキャサリン・クローの英訳本が挙がっています――

Kerner, Justinus.  The Seeress of Prevorst: Being Revelations Concerning the Inner-Life of Man, and the Inter-Diffusion of a World of Spirits in the One We Inhabit.  Translated by Catherine Crowe.  London: J. C. Moore, 1845, 1855, 1859.

   1845年初版のあとの1855年と1859年が出版年として挙がっています。ただ、本文を見ても3者に異同があるかは書かれていません。

  なんでこんな細かいことを書くかというと、はい、Kessinger のリプリント本のほう、つまり1845年初版のあんまりきれいじゃないコピー本(実際、コピーを取ったように、本の角が黒い影になっています)に図版がなかったからです。マジかよ~。

   初版にはなくて改訂版から付くということはありうることではありますが・・・・・・。

   そのケルナーの本のクロウによる英訳1845年版の冒頭の "Translator's Preface"(訳者序)を読むと、ドイツ語原著はかなり重複した記述があり、ある箇所はあまりにdry、 ある箇所はあまりにmystical、なんで翻訳にあたっては思い切って編集・意訳したみたいな説明が書かれています。マジかよ~。

  ただ、この長い副題は、ドイツ語版を踏襲しているもので、第一部が "Revelations Concerning the Inner Life of Man" (人間の内なる生に関する諸啓示)、第二部が "Revelations Concerning the Inter-Diffusion of a World of Spirits on the One We Inhabit" (霊たちの世界の我々の住む世界への流入〔相互拡散〕に関する諸啓示)で、そのふたつをあわせたものがタイトルに入っているのでした――The Seeress of Prevorst, Being Revelations Concerning the Inner-Life of Man, and the Inter-Diffusion of a World of Spirits in the One We Inhabit。

  全体を読みとおす時間的余裕はいまのところないのですけれど、どうやらクローの英訳書で "The Spheres Themselves" とそれにつづく "The Life-Sphere Proper" と題された8ページほど、全体がブラケット[ ]に入っているふたつの節――それの前には訳者のコメントが入っていて、"[We here insert a compendious account of the spheres, with which we have been favoured by a scientific friend.―TRANSLATOR.]" (ここにスフィア(球層)についての概略的説明をはさむ。これについては科学者の友人の交誼を得た)と書かれている――を眺めると、ここにSunsphere とかの図版が入っていたのではないかと想像されます(128-135ページ)。

  そうなると、ここらへんはクローのことばなのかもしれませんが、たとえばこんな文章があります。――

In a word, this life-ring is the seat of the soul, (Seele,) and the place of its confluence with the spirit (Geist.)  (By the word soul, is signified the abstract idea of the sum of all the intellectual and moral faculties; and by the word spirit, is indicated the pure reason―the conscience―the intuitive sense of the good, true, and beautiful―the over-soul―in one word, the Holy Ghost; all which are synonymous.)

   ゼーレ(Seele)はドイツ語で魂、ガイスト(Geist) はドイツ語で霊です。後半で "spirit" によって何を意味するかというと、と列挙されているのが「純粋理性 pure reason」、「良心 conscience」、「真善美の直観」、「オーヴァ―ソウル over-soul 〔これはアメリカの超絶主義者エマソンも使うことばですが、エマソンの場合は日本では「大霊」と訳されています。「大魂」だとダイコンみたいでかっこ悪いからという説明を受けたことがあります――誰にじゃい!w〕」、「<聖霊>」で、これらは同義だと締めくくっています。

  だから、やっぱり、三分説なのですね。

   それはそれとしてまたいずれ触れるかもしれませんが、よくわからんのは、たぶんクローも頭が痛くなってよくわからなかった可能性はあるわけですけれど、DeSalvo は英訳本とドイツ語本の図版を異なるヴァージョンとして並べています(*1)さらに知り合いから訳してもらったらしい忠実な英語訳を添えた図版も。

TheSeeressofPrevorst1sm.jpg

  これはクローの英訳本の図版です。このあいだ載せたのと同じです(こちらはなぜか4分割されていますが)。

TheSeeressofPrevorst2small.jpg

  これもクローの英訳本の図版だそうです。初めて見ました。

TheSeeressofPrevorst3sm.jpg

   これがドイツ語版(左上)と、それの忠実な英訳図版

   ・・・・・・・・・・・

   まんなかに挙げた、初めて見たと書いた「サークル」が "Life Circle" あるいは "Life Sphre" と呼ばれるもので、これが内部の円環、魂のスフィア。これは上の英語の引用にある "life ring" と同じだと思われます。そして "Sun Circles" と呼ばれるものが7つあって、それらは霊のスフィア。7年周期で七つのスフィアは転換していくのだそうです(一年にひとつずつ)。

   おそらく太陽を中心とする世界像というか、宇宙像で、日~土の7つのスフィアが世界を構成しており、相互に照応があるというようなハナシらしいことはわかってきましたが、細部は全然わかりません。科学的というのかよくわかりませんが、少なくとも図版はわけわかめです。

   でもたぶんつづく。

(*1)(別のSun-sphere のことかとも思いましたが、ドイツ語版で見つかる図版はやはり同じもので・・・・・・いずれにしても、電子化されたテクストがきちんと図版も載せてくれていないと何がなんだかわからないです。いや、ケッシンガーの復刻本についていえば、版を組み直すことによる誤りが生じない「コピー」が売りなのだから、ちゃんとコピーしてくれよ、ということなのですが、――異なるヴァージョンの愚痴は去年の夏に「July 19 ウェブスターの『フォー=プールズ・ミステリー』または本の電子化とテキストの正確性について――The Four-Pools Mystery by Jean Webster (続き) [本・読み物 reading books]」で書きました。)


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March 12 朝の月 パート2 Morning Moon Part 2 [断章 fragments]

March 12, 2009 (Thursday)

   写真は、いろんな意味で嘘つきである。だから、写真を見て、ああこうだったのだ、と記憶の映像を修正させるのはまちがっているのかもしれない。が、記憶をもたない人に自分の記憶の印象をどう伝えたらいいだろう。・・・・・・カコタイプ・・・・・・過去タイプ?

  あ、別にむつかしいことを言おうとしていたのではなかったです。

  光が少ないところで一生懸命ぶれないように撮ると、露光時間が増すので、あたかも光がもっとあったかのように見えてしまいます。補正をすればいいのでしょうか。そもそも補正の「正」ってなんじゃ? ということで、一度撮ったが最後、現実とのブレはいかんともしがたいくらいに存在してしまいます。それが記憶というもののカタチだと開き直ることもできるのですけれど――つまりコトバにせよ絵にせよオリジナルから分離している。分離しているから記憶である。

  あ、また話があさっての方へ。

  前日3月11日の朝の月は6時台に撮ったもので、夜明けの十数分前でしたから、空は少し青かったのは事実です。事実のような記憶があります。でも写真ほど空は明るくはなかったです。

  それで、次の日も早起きしたので6時台(1週前だと5時台)に試しました。(それで、というのはもちろん、アナクロ的な欺瞞がありますが)。

March12,2009AlbanyCA0640.50am.jpg
2009年3月12日朝6時40分50秒

March12,2009AlbanyCA0642.20am.jpg
2009年3月12日朝6時42分20秒

March12,2009AlbanyCA0642.42am.jpg
2009年3月12日朝6時42分42秒

  それでも、いまはっきり思い出しているような気がしているのですが、やっぱり11日の朝の月は黄色くて、水面に映る光はオレンジ色だったんですョ。ちょうど朝焼けの直前で、太陽の夕焼けの裏返しの月のそれが西の空にあったのです。

   たぶん。

  あ、この月のことです。「March 11 さあおいで……朝の月 Morning Moon [天気 weather]

  


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March 12 2009年3月12日のアルバニ(カリフォルニア)の夕方の空 [天気 weather]

March 12, 2009 (Thursday)

   朝5時45分の室内の温度20.2度(湿度53%)、暖房をつける。外は10.2℃。朝8時には22.7度(湿度48%)、外は10.5度。午後1時半に22.7度(49%)外は14.2℃。4時半には25.2度(43%)に17.6℃。5時半には内25.6(湿度44)外17.7℃。夜の7時には内25.2度(47%)外18.6℃。

  Chilly start で太陽が出て暖まって夕方に一番暑くなるというパタンでした。

March12,2009AlbanyCA1920.50pm.jpg
2009年3月12日(木)午後7時20分50秒(クリックでちょっと拡大)

March12,2009AlbanyCA1920.54pm.jpg
2009年3月12日(木)午後7時20分54秒

  いえ、この2枚しか撮らなかったというわけではないのですが。でもこんなもんです。

  サンフランシスコは霧なんだな、とは思いました。15年前にサンフランシスコに住んでいたときにはぜんぜん感じなかったのですけれど(もちろん「霧のサンフランシスコ」というフレーズは知っていましたし、霧が健康に悪いと言われていたことも読んで知っていましたけれど、快適な秋と冬の生活を送ったような・・・・・・遠い目)。

 (カリフォルニア時間20日23時50分)あ、もう一枚追加します。

March12,2009AlbanyCA1921.26pm.jpg
2009年3月12日(木)午後7時21分26秒(クリックでけっこう拡大♪)

   左に見える塔はSutro Tower です〔ややこしい話は「November 6, 25 スートロのメイポール――ルネサンス・フェアをめぐって(下の2) Maypole Dance at the Sutro Baths (1897): Renaissance Fair (7) [San Francisco]」を参照〕。

 


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March 13 2009年3月13日の金曜日のフライとアルバニ(カリフォルニア)の夕方の空 [料理・食べ物 cooking foods]

March 13, 2009 (Friday)

    2月に続いて13日の金曜日、ということで、フライを揚げてみた。フライ記念日というのでもないですが。

   パン粉と小麦粉の問題があるわけですけど。小麦粉は、all-purpose flour という普通に売っているやつを使っています。なんか「中力粉」みたい。だから万能(笑)。モーリちゃんの母の話だと、ケーキをつくるのにもよいとのことです。 "Cooking in America"の「小麦粉」を見ると、All-purpose は「粉の粒子が大きいよう」と書いてありますけれど、いま使っているPillsbury のは、"pre-sifted" と書いてあることが関係しているのかいないのか知りませんが、モーリちゃんの父的には細かい感じがします。あ、でも粗いような気も。

  パン粉は、つい99セントショップで最初は探してしまったもので、Montini の "Plain Bread Crumbs" というのを買って使っていたのですけれど、なんか細かくて感触が違います。で、東京魚店や八百屋さんには(特に、例によって後者には)たくさん "Japanese style" のパン粉が、それほど高くない値段で売っています。小さい6オンスとか8オンスの袋だと1ドルちょっと。これは台湾系の99 Ranch Market でも見つかります。ただ、同じ会社で何種類も出していて、どれにするか迷うかも(まあ、迷ったら重さに対して一番安いやつですが――そういう点でいうとLucky みたいなアメリカのスーパーは、オンスあたり何セントみたいにカードに書いて細かく数字を表示しているので比べやすいのですが)。今回はランチマーケットで買った Shirakiku (Nishimoto Trading) の" 'Japanese Style BREAD CRUMBS'  Honey Panko ハチミツ パン粉―Soft Finished Flakes with Honey" です。

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16時40分のイカ

  冷凍のイカに初めて挑戦。

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16時41分のBasa

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16時42分のバサ

  ナマズの仲間です。

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16時56分の豚カツ豚

 ええと、豚肉6枚ありますが、Luckyで買ったときは3枚でした。これは1日さかのぼって、12日のことですけれど、朝冷凍庫に入れ、ある程度固くなったところで切りました。

March12,2009AlbanyCA1139.50am.jpg
3月12日11時39分50秒

March12,2009AlbanyCA1140.46am.jpg
3月12日11時40分46秒

  フラッシュバックおわり。

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16時56分のバサフライとイカフライ

  イカが丸まるとは不覚でした(イカ略)。

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17時02分の豚とパンコ

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17時33分

  とき卵が余っていたので、タマネギフライも急きょ参加。

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17時45分のイカとバサ

  イカ・・・・・・洗って塩こしょうだけしかしなかったのですが、もうちょっと処理をするべきでした。なんていうか、最初から皮をむいてツルツルの状態なのですけれど(耳なし)、ふにゃふにゃで、日本海方面の言い方だと「ナレテ」いるという感じ。ちょっと臭みがありました。

March13,2009AlbanyCA1750pm.jpg
17時50分のフライの山

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19時18分のトンカツ

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3月13日19時20分50秒のゴールデンゲートブリッジと夕焼け空

March12,2009AlbanyCA1920.54pm.jpg
3月13日19時20分54秒のゴールデンゲートブリッジと夕焼け空

JamesTaylor2009.jpg

    その夜テレビにジェイムズ・テイラーが出てきてビックリしました。

  スーツ、一着アメリカにもってきたのですが、一度も着てませんw

  あと、これはさっき(カリフォルニア時間3月21日)知ったのですが泰葉の「フライデイ・チャイナタウン」というのは "Friday" ではなくて "Fly Day" (Flyday?) なのですね。何で中華街でフライを食うんだろう、と疑問には思っていたのですが(ちがうか)。

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小麦粉」 "Cooking in America" <http://www.geocities.co.jp/Foodpia/5086/> 〔2007年から更新されていないかもしれませんが、「アメリカでお料理する人の料理情報交換のページ」〕

「小麦粉」 「USタイ次郎:『日刊アメリカ暮らし・生活豆知識』 by US万次郎」 <http://ustaijiro.com/Topics/flour.html>

 

 

 


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March 13-21 マーガレット・フラーの新しい伝記を読まないなりに考えたこと Margaret Fuller: Wandering Pilgrim (2008) by Meg McGavran Murray [擬似科学周辺]

March 13, 2009 (Friday)

   この日届いた本。

MargaretFuller.jpg

Meg McGavran Murray.  Margaret Fuller: Wandering Pilgrim.  Athens: The University of Georgia Press, 2008.  xx+515pp.  $44.95 を送料と合わせて15ドルくらいで購入 ついでながら、下の箱は引っ越し用の箱です。そろそろ帰国準備なのですが、のほほんとほんはとどき。

  擬似科学のシリーズの最初にフラーの『19世紀の女性』のイラストをもってきたこともあり、なんとなくあらためて気になっているひとです。いちおー、たぶんこの伝記もどうやらそうなのですが、男性的な女性→ジェンダー・クライシス→精神的なクライシス→神秘思想への傾斜(とりわけ両性具有的な思想への関心とか)というような構図でとらえられる人なのだと思われ。

  8部構成で全65章からなる大冊です。もちろん読んでません。読んでなくても買ったらなるたけ書くw。擬似科学との関係だと、動物磁気説(メスメリズム)と骨相学です。索引からメモって今後の読書に役立てよっと――animal magnetism, 63, 105, 118, 210; defined, 106-7, 119, 158-9; in "The Great Lawsuit," 188, 195, 197, 202; MF's belief in, 106-7, 158, 186, 189, 202; in Summer on the Lakes, 208-9, 211-2.  Mesmer, Franz Anton, 189, 195; Fourier as follower of, 448n14; on harmony of spheres, 197; and Society of Harmony, 209.  mesmerism (mesmerists), 105, 106, 109, 202, 209; MF visits mesmerist, 106-7, 119, 158-9, 210.  phrenology, 105, 106, 107; Fowler brothers examine MF's head, 107.  Fowler, Orson, 89-90, 106, 107; examines MF's head, 89, 107; MF attends lectures of, 458n11; MF intrigued by, 107.

    ただ、どうも該当する章のタイトル、14 "Providence, Pain, and Escape into Illusion" (pp. 105-16), 21 "Daemonic Desires" (pp. 150-8), 22 "'The Daemon Works His Will'" (pp. 158-163) などがほのめかすように、擬似科学への傾斜をあんまり肯定的にはとらえてないようで(まあフツウそうですがw)。ただ、問題は、どっか本文で demonology 云々って書いてあるいっぽうでソクラテスのダイモーンへのフラーの関心を書いているのだけれど、デモーニッシュなものすなわち悪魔的で邪悪という偏見はフラーにはないと信じたいのですが、自分の内なるdemonとか言うとすぐに悪と結びつけるのは異教的なもので霊的な存在を「解釈」したキリスト教倫理の影響なのでしょうね。

  まったく個人的メモとして書き留めておくと、悪の存在を認めつづけたキリスト教は、しかし、悪を天国(Heaven)・神(God)・天使(angel)と反対側の地獄(Hell)・魔王(Satan)・悪魔(devil)として逆ヒエラルキー的に位置付けたわけで、人間に関与する霊的なものは善悪二元論に分離してしまうわけなのだと思われ。

  だとすると、ハードル(というのもヘンですが)がいくつもあって、まず人間の霊性の体験が教会組織を介さずには異端視された中世以降の正統思想に対して、聖霊を個人として体験するという異端的な流れがあり。けれども既にして、「聖霊」という光の側をもっぱら指向しているがゆえに、倫理的に善性が霊性と重なるところがあり。だからこそ、このあいだ〔「March 16 プレフォルストの女見霊者、2冊 The Seeress of Prevorst」参照〕のような霊=「真善美の直観」=「良心 conscience」=「聖霊」というような等式が成立してしまう。

  でもconscience というのは辞書の定義に従えば right or wrong の知覚ですから。つまり人間社会における倫理コードにあっている・あっていない、という倫理でしかない。コンシャンスって中にscience が入っておるわけですけれど、語源を考えると "privity of knowledge (with another)" (OED) というようなところなのですよね。他者と知識を内々に共有することなわけで、勝手な感じを述べれば、common sense というのも近いな(たぶん)。

  そういう人間の、いってみれば勝手な道徳と同一視されたら、霊もたまったもんじゃないと思うのですが。

  だから、そういう倫理から離れて霊的なものはどのようにあるか、みたいな問題。

  はっ。話がそれすぎ・・・・・・。

MargaretFuller_1845_asPortraitofaDistinguishedAuthoress_caricaturebySamuelE.Brown.jpg
Samuel E. Brown によるカリカチュア (1845). "Portrait of a Distinguished Authoress"

  えーと、実はこれが挿絵になった文章をポーが書いているわけですが、ポーとフラーについてはまたいずれ(またがあるのだろか)。

MargaretFuller_1848-daguerreotype.jpg
Margaret Fuller (1846) ダゲレオタイプ写真

  フラーは頭痛持ちだったのです。それでメスメリストに、というかメスメリズムにかけられる盲目の被験者に診てもらって、磁気流体の流れが阻害されている、というありがちな答えを得ます。でもそこからフラーは動物磁気説に関心を深めていく。

MargaretFuller_inItaly1848-ThomasHicks.jpg
Thomas Hicks によるイタリアのマーガレット・フラーを描く肖像画 (1848)

  他のいくつかの絵を見ると、確かにこういう顔をしていたのだな、と思われます。1810年に生まれ、超絶主義者たちと交流し、雑誌『ダイアル』の編集者になり、それからニューヨークで書評家として令名をはせ、フェミニズムの金字塔的な『19世紀の女性』を1845年に出版し、翌年には女性初の外国特派記者としてヨーロッパに行き、結婚して子供をつくるのですが、1850年、帰国の航海でニューヨークの沖まできて船の難破により一家3人とも命を落とします。遺体は見つかりませんでした。享年40。

 


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March 14 2009年3月14日のアルバニ(カリフォルニア)のちょっと忘れられない空 [天気 weather]

March 14, 2009 (Saturday)

   起床時の朝6時の外の気温は9.8度とやっぱりchillyでした(家の中は19.6℃で湿度51%)。暖房を入れました。7時12分には外は10.1℃、中は21.4℃(湿度48%)。昼過ぎの12時30分には外は12.9℃、中は23.6℃(湿度48%)。暖房を切りました。

  夕方はいろんな雲が出ました。翌日の日曜日は天気が崩れるかも、という天気予報だったのですが。

March14,2009AlbanyCA1841.38pm.jpg
2009年3月14日(土)18時41分38秒のゴールデンゲートブリッジと雲と空(クリックで拡大)

March14,2009AlbanyCA1841.48pm.jpg
2009年3月14日(土)18時41分48秒

  このまま暗くなるのかなあ、と思っていたら、ぜんぜん違ったのでした。

March14,2009AlbanyCA1920.54pm.jpg
2009年3月14日(土)19時20分54秒

   あ゛~っ!
  とベランダで叫んでしまいました。

   これがゴールデンゲートか。(とそのとき思ったのではないのですがw)。

   この日のサンセットは19時16分ごろでした。

  〔えーと、トップページが画像で重たくなりすぎるのは曽根くじの関係上よくないかなあとか思ったのがきっかけで、「つづきを読む」的なことをしてみました。そもそもトップページだけで「つづき」って出るのですね。知りませんでしたw つづきに6枚あります〕

 

 

 

⇒このあとの夕焼け空の写真を見る?


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March 15-16 2009年3月15日と16日のアルバニ(カリフォルニア)の曇り空 [天気 weather]

March 15, 2009 (Sunday)

   この日は、「March 15 八百屋さん前の古本市、そして、ひまわり (2)」で書いたように(書いたのは前日の14日だったのですけれど)、San Pablo Avenue の Yaoya-San 前で月に一度の古本市が開かれる日だったのだが、朝起きると小雨が降っていて、天気予報でも、朝から showers (にわか雨)、午後もcloudy and breezy だけれど同時にspotty showers 。夜も mostly cloudy で off-on showers と、雨がいつ降るかもしれないという話でした。

  朝5時22分に家の中が19.6℃(湿度52%)、屋外が11.6℃。寒いので暖房を入れます。6時42分には屋内が21.6度(湿度51%)、屋外が12.0度。そして雨が降り出しています。9時10分に暖房をとめて、9時30分に23.2度(湿度54%)、外が11.3度。9時42分に外を見ると小雨。室内23.1度(湿度54%)、ベランダ11.3度。

March15,2009AlbanyCA0804.50am.jpg
2009年3月15日(日)朝8時4分50秒の見えざるゴールデンゲートブリッジ

March15,2009AlbanyCA0805.04am.jpg
2009年3月15日(日)朝8時5分4秒

  このとき雨が降っていました、確かに。

March15,2009AlbanyCA1021.38am.jpg
2009年3月15日(日)朝10時21分38秒

  このときは一応雨は上がっていたのです。でも11時からの古本市は中止になってしまいました。

March15,2009AlbanyCA1924.18pm.jpg
2009年3月15日(日)19時24分18秒

  雲が太平洋のほうでモコモコ勢ぞろいしている感じ。

  

⇒次の日の夕方の曇り空の写真を見る?


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March 17 2009年3月17日のアルバニ(カリフォルニア)の空 [天気 weather]

March 17, 2009 (Tuesday)

   この日も前日と同様にサンフランシスコは drizzle and foggy で、アルバニあたりも ちょっとdrizzly なところもあるけどおおむねくもりの日でした。drizzle というのは中英語にまで遡る古い言葉のようなのですが、気象用語としては「霧雨」で、直径0.5mm 未満の水滴の雨のことをいうようです。御堂筋に降るこぬか雨はもともと「糠雨」ということばがあったようなのですけれど、糠というのは細かいんですかね、小麦粉より(w どういう比較じゃい)。ついでながら、もしかすると小糠雨より糠雨のほうが細かいんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょう。

  と話があさっての方向へ進行しています。

    閑話休題。

  朝5時18分の気温は、部屋が22.3℃(湿度59%)、外が13.5度ですから、寒くないです。10時半には内が22.2度(湿度60%まで上昇)、外が14.9度、午後3時には内が26.1℃(湿度は51%まで下降)、外が19.3℃、16時30分には内が26.1(湿度50%)、外が18.2でした。

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2009年3月17日(火)朝8時17分10秒のゴールデンゲートブリッジ方向の空(クリックで拡大)

 

⇒この日の夕方のヘンな雲の写真を見る?


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December 20 『人種・精神分析・フェミニズム』 Female Subjects in Black and White, ed. by Elizabeth Abel, Barbara Christian, Helene Moglen [本・読み物 reading books]

December 20, 2008 (Saturday)

   なんで注文したのか今になるとよく覚えていない本というのがある。

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Ed.  Elizabeth Abel, Barbara Christian, and Helene Morgan.  Female Subjects in Black and White: Race, Psychoanalysis, Feminism.  Berkeley: Universit of California Press, 1997.  373pp.

  メインタイトル、訳せません。黒と白の女性主体。かしら。いや。白黒の女性主体。もちろん人種的には黒人・白人。絵画(写真)的には白黒の主題。

   カリフォルニア大学の3人の先生が編者になって16人の女性研究者が執筆した論文集。出版の5年前の1992年にカリフォルニア大学 Santa Cruz 校で開かれた "Psychoanalysis in African American Contexts: Feminist Reconfigurations" という学会がもとになっている。

  編者のひとりElizabeth Abel はバークレーの先生で、Virginia Woolf and Fictions of Psychoanalysis の著書があり、(共)編著として Writing and Sexual Difference、それから The Signs Reader、それから、これは日本に持っているのだけれど、 The Voyage In: Fictions of Female Development とかある。人種、性差、ヴィジュアル・ポリティックスに関心が深いらしい。もうひとりの編者のBarbara Christian もバークレーの先生だけど、専門はアフリカン・アメリカン文学(つまりいわゆる黒人文学)の人で、著書に Black Women Novelists: The Development of Tradition, 1892-1976 Black Feminist Criticism: Perspectives on Black Women Writers がある。あと、ノートン版のアフリカン・アメリカン文学のアンソロジーの編者になっている。

  執筆者のひとりの Katherine Clay Bassard というのもバークレーの英語の先生だけど、19世紀までのアフリカン・アメリカン文学と文化(つまりいわゆる黒人文学)が専門の人で、宗教的なことにも関心があるらしい。著書は Spiritual Interrogations: Culture, Gender, and Community in Early African American Women's Writings.  あと執筆者では、やっぱりバークレーの比較文学のJudith Butler が一番有名かもしれない(『ジェンダー・トラブル』を書いた人)。

   "The Occult of True Black Womanhood: Critical Demeanor and Black Feminist Studies" (Ann duCille) とか "The Poetics of Identity: Questioning Spiritualism in African American Contexts" (Carolyn Martin Shaw) とか "Channeling the Ancestral Muse: Lucille Clifton and Dolores Kendrick" (Akasha (Gloria) Hull) とか面白げなタイトルの論文もあるのだけれど、どうもノリが違うのだった(そんな言い訳でいいわけがないが)。

   ううむ。たとえば、レトリックがわかりやすいキャロライン・マーティン・ショーというひとの「アイデンティティーの詩学――アフロ・アメリカの文脈においてスピリチュアリズムを問う」。冒頭近くで、「さまざまな psyche の意味――soul, mind, spirit――のなかから、アフリカン・アメリカン・フェミニストのなかにはspirit に結着した者たちがいる。spirit のさまざまな解釈――意識、感情、情緒、宗教――のなかから、彼女たちは三つの見方を選びとる――肉体をもたぬ生の力としてのspirit、他者との連携や結合の強烈な感覚としてのspirit、そして個々の人間存在の永遠の、超越的な特性としてのspirit。」(350ページ)

  この収斂しているようで実は拡散的な分類はなんなのか。問題はこの本が psychoanalysis を標榜していることで、だから、「精神分析」の対象となる psyche として捉えられているわけだ。

  本来的に属さないモノを同じ土俵にむりやりあげていったん属させてから分析するのは科学的ではなくてレトリカルなふるまいだと思われ。まあ科学じゃなくていいんですけれども。

  思いだしたのだが、ほとんどこれはジャケ買いしたのでした。で、黒人にこれほど比重があるとは思わなかったのです。これは自分の勝手でしかないのですけれど、フォスターの「おおスザンナ」をまだ頭の中に引きずっていたのです。

  Jay DeFeo, Untitled (tripod series).  1977.

    なんか、『アラバマ物語』の女の子を思い出し(か)。クイアーか。(わけわかめ)


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March 18 2009年3月18日のアルバニ(カリフォルニア)の空 [天気 weather]

March 18, 2009 (Wednesday)

    この日は、昼間はとてもよく晴れて暑い一日でした。大学のキャンパスは半袖からノースリーヴまで、もう夏という感じでした。暦の上では春の始まりの前なのですが。まあ若者は脱ぐのが早いのかもしらんが。

  ものすごく早起きして4時19分の気温が屋内21.8度(湿度59%)、屋外が13.1度。サンフランシスコその他は霧深い朝だったようです。

  帰りに99セントショップでチョコをちょこっとたくさん買って、うちについたらもう夕方でした。

  ちょっと変わった雲が出ていて、よく晴れた日にある、まったりした感じとはいっぷう変わった夕焼けでした。でもそれほど変化に富んでいるというのでもなかった。

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2009年3月18日(水)19時12分10秒(クリックで拡大)

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2009年3月18日(水)19時12分22秒

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2009年3月18日(水)19時12分32秒

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2009年3月18日(水)19時28分38秒

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2009年3月18日(水)19時28分46秒

  この日のサンフランシスコの日没は19時20分ごろ。

 

KRON4.com - The Bay Area's News Station <http://www.kron.com/> 〔天気概況ビデオがトップページ右手にありますが、Weather ページ= <http://www.kron.com/Weather/tabid/56/Default.aspx> "About Us" <http://www.kron.com/AboutUs/tabid/83/Default.aspx>〕

7-Day Forecast for Latitude 37.88N and Longitude 122.29W (Elev. 85ft) <http://forecast.weather.gov/MapClick.php?CityName=Albany&state=CA&site=MTR&textField1=37.8869&textField2=-122.297&e=0> 〔カリフォルニアバークレー(≒アルバニ)の天気 National Weather Service クリックしていただくと、アルバニの位置がわかります〕

National Maps - NOAA's National Weather Service <http://www.weather.gov/outlook_tab.php> 〔上の全国版〕

National Weather Service - NWS San Francisco/Monterey Bay Area <http://www.weather.gov/climate/index.php?wfo=mtr> 〔過去の天気〕 

"Sunrise and Sunset for U.S.A. - California - San Francisco" <http://www.timeanddate.com/worldclock/astronomy.html?n=224> 〔Sunrise and Sunset Calculator

 


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March 19 いかりん 付 2009年3月19日のアルバニ(カリフォルニア)の空 [料理・食べ物 cooking foods]

March 19, 2009 (Thursday)

  何をしていたのかは覚えていないが、前日18日は夜更かしをしたようで、真夜中の気温がメモってあります。19日の午前1時12分に内23.7℃(湿度は58%)、外は15.3度もありました。4時ちょうどに内23.1℃(湿度58%)、外14.8℃。5時56分に内22.5度(湿度58%)、外14.7℃。朝8時に内22.0℃(湿度61%)、外14.0℃。うーむ、寝不足ではないのだろうかw。

  ともあれ、この日は前日にもまして夏のような暖かい日でした。そして、モーリちゃんとモーリちゃんの母は翌日のフライデーからディズニーランドへバスツアーに旅立つので、今夜はモーリちゃんの父が腕をふるってまたフライをつくろうと思い立ったのでした。

    このあいだのイカフライの失敗(処理を怠って臭いがあった――たぶん水分が出たため)に反省して、先に湯がいて成形することにしました。先にワッカに切ってから、熱湯に入れます。ねらい通り、解凍後フニャフニャだったのが固くなりました。ふ。そして塩とコショウをまぶします。

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16時42分の茹でたいかのわっか

  生のいかを買って、ということも考えられるのでしょうが、ちっちゃいいかしか見当たらず、それにそれこそ処理がめんどくさそうで(日本でやったことはありますけれど)。ついかっちゃったのがこれ――

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  獣魚? 獣ではないような。中国語のウィキペディア(维基百科)を見ると「乌贼」と「鱿鱼」は分類上「目」が異なるように記述されているみたい。

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17時1分  おしろいかと見まごうばかりの小麦粉 all-purpose flour まみれのいか

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17時8分 たまご&ぱんこで化粧直し

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1712分14秒

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17時12分56秒

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17時22分

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17時31分54秒のいかりん

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17時49分42秒のいかりんとバサフライ

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18時19分のいかりんとバサフライとおにおんりん(ぐ)

  ぱんこはこの2種です――

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  なくなりそうなのでまた新しいのを買ってきたのですが、右側のほうが粉が少しだけ大きいみたい。(どちらも日本のパン粉で、どちらもbread crumbs として売っているのとの違いのほうがはるかに大きいのですけれど)。まあ、panko というのは futon みたいなもんかもしれません(さすがに、というか、futon は辞典に載っているけれどpankoはないみたいですが、まだ)。

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18時46分18秒

  Orchids のそうめんを茹でることにしました。二束を投入したところで記念写真。これ、現在Yaoya-San などで99仙ですが、けっこううまいです。難点は黒い紙で束にしていることで、なんか不吉な感じが日によってしますw。たぶん白いと誤ってそのまま解かないでお湯にそのまま入れてしまうからでしょうけれど(実は封を切ってそのまままるごと鍋に入れたら紙があるのに気がついて、あわててすくい上げて外したものの、麺がくっついてしまったという苦い経験が自分にはあります)。

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18時50分58秒

  そうりん、ではなくてそうめん。ゆで時間3分。

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2009年3月19日19時11分12秒のゴールデンゲートブリッジと沈もうとする夕日

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2009年3月19日19時21分28秒のゴールデンゲートブリッジと夕焼け

  この日のサンフランシスコのサンセットはおよそ19時21分

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2009年3月19日19時21分38秒

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2009年3月19日19時32分10秒の北の方のようす

KRON4.com - The Bay Area's News Station <http://www.kron.com/> 〔天気概況ビデオがトップページ右手にありますが、Weather ページ= <http://www.kron.com/Weather/tabid/56/Default.aspx> "About Us" <http://www.kron.com/AboutUs/tabid/83/Default.aspx>〕

7-Day Forecast for Latitude 37.88N and Longitude 122.29W (Elev. 85ft) <http://forecast.weather.gov/MapClick.php?CityName=Albany&state=CA&site=MTR&textField1=37.8869&textField2=-122.297&e=0> 〔カリフォルニアバークレー(≒アルバニ)の天気 National Weather Service クリックしていただくと、アルバニの位置がわかります〕

National Maps - NOAA's National Weather Service <http://www.weather.gov/outlook_tab.php> 〔上の全国版〕

National Weather Service - NWS San Francisco/Monterey Bay Area <http://www.weather.gov/climate/index.php?wfo=mtr> 〔過去の天気〕 

"Sunrise and Sunset for U.S.A. - California - San Francisco" <http://www.timeanddate.com/worldclock/astronomy.html?n=224> 〔Sunrise and Sunset Calculator

★日の出、日の入、月の出、月の入、惑星の出没南中http://star.gs/cgi-bin/scripts/hinodet.cgi?dy=20090316&lju=l&iv=30&pl=%91%BE%97z&jwi=w&tiikij=%8F@%92J%96%A6%81i%96k%8AC%93%B9%81j&tiikiw=%83T%83%93%83t%83%89%83%93%83V%83X%83R%81i%83A%83%81%83%8A%83J%81j&kdo=&kfun=&ido=&ifun=&tz1=&hk=0 

「いかりんの変身願望達成中」 <http://i.kansaiyakiniku.com/>


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March 23 ボストンのヴィクトリア時代 The Great Workshop: Boston's Victorian Age (2004), by Chaim M. Rosenberg [本・読み物 reading books]

March 23, 2009 (Monday)

    この本も、たしか去年の暮れに届いたのだと思うけれど、封筒と一緒にしていたのがバラバラになってしまって今ははっきりわかりません。実は今、帰国のためにあれこれと片付けているところで、えーと、何を書いたか忘れましたけれど、モーリちゃんたちは実はいまディズニーランドに行っているのですが、出るときに、本をできれば片付けてね、と(これはモーリちゃんの母に)言われて、ハイハイ、と片付けておるのです。まあ、どう転んでも買った本を全部書き記すことはもはや不可能と思われるのですが・・・・・・。気がつけばあと20日間くらいのアメリカ滞在となりました。改竄はいろんな意味でできるとは言え、「カリフォルニアから2009年4月まで1年間だけ書く」と書いた(そう書いたのは確か秋だけどw)手前、日本からは書けんし(爆)。まあ、魂魄をアメリカに残して(あるいは I left my heart in San Francisco *(「想い出のサンフランシスコ」)的に)書くというのありかとも思うが。ま、残されるだろう作業は改編という名の改竄ですかね。それでも書いておきたいと思われるものを今書いておこうと思います(まあ気まぐれです)。

  Chaim M. Rosenberg.  The Great Workshop: Boston's Victorian Age.  Chicago: Arcadia, 2004.  176pp.  $24.99 (hard cover).

    表の表紙はあまぞんなどにありますので裏表紙(なんで裏紙といわんかというと裏の意味が違うからですが)を示します。

TheGreatWorkshop.jpg

   「自動車の時代 automobile age」の前、アメリカ人が家族の近くで生活し、歩いて(ってまあ、トロリーとか汽車とかはあったわけですけど)仕事に行っていた頃のボストン周辺の古い手工業の盛衰の歴史と人々の様子の歴史。

  この著者の、これに続く2冊目の本を先に買って、「December 9 Eyewitness Books のNorth American Indian ほか2冊」で紹介しました。前(あと)の本、Goods for Sale: Products and Advertising in the Massachusetts Industrial Age.  (Amherst and Boston: University of Massachusetts Press, 2007) は「December 4 食品博物館――キャベツ娘とキャベツ頭はどのようにつながっているか」、「December 16 キャベツ頭の中身 The Inside of a Cabbage Head」、「December 23 キャベツ頭の中身、パート2 The Inside of a Cabbage Head (Part 2)」であれこれ書いたようなトレカ( trading cards )を豊富にちりばめて、商業、広告業、それから印刷業、を主として扱ったものでした。このボストンの本にも広告トレードカードは出てきますけれど、広く産業の進展を扱っている本だといえます。ついでながら、やっぱりこの著者のこの本は、別に (専門とされている)psychiatrist 的な分析は見られないです。趣味の産物なのかしら。

  それで、やっぱり豊富な図版があります。絵葉書、トレカ、地図の類。ついでながらこの本の印刷は中国ではなくてイギリスで、割って見たところ、一葉ずつの紙が接着剤で付けられているのではなくて、全紙とは言わずとも何枚か昔風に折って裁断した装丁のように見受けられました(専門的な知識がないのでうまく言えませんが・・・・・・ああ、そういえばUCバークレーの近くに昔からある本の装丁の店がありますねえ。店頭でなぜかいろんな古本と、あと日本でも神保町あたりであるように、いろんな紙を売っているのだけれど)。

  で、今の趣味で何枚か載せてみます(著作はむかしの絵葉書屋さん)。

Fish Drying, Gloucester.jpg
マサチューセッツ州、グロスターの魚の天日干し図。 別ソース

  グロスターというのはボストンの北の Cape Ann にある、アメリカで最も古い港町です。1623年に植民され、有数の漁港だけれど、夏の行楽地でもあります(確かロバート・ネイサンの『ジェニーの肖像』にも出てきたような。あと『あしながおじさん』にも)。 

  で、もちろん、これを今日見て、いかか? おうべいか? (イカ略)と思ったのですけれど、たぶんイカではないですね。

Purchase Street, New Bedford.jpg
ニューベッドフォードのパーチェス・ストリート

  まあ商店街なのだから別に不思議はないけれど "purchase" とはね。捕鯨業と紡績業でうるおった人たちが買物をした場所。

West Boston Bridge.jpg
ウェスト・ボストン・ブリッジ

  ローゼンバーグさんの説明では "Here is the New West Boston Bridge, which goes from Boston to Cambridge.  An electric trolley travells in the foreground." とあります。

  でも絵葉書の "New" は固有名詞的なものではなくて「新しい」ウェスト・ボストン・ブリッジのようで。ケンブリッジ(Harvard 大学のある)とボストンをつなぐこの橋はロングフェロー・ブリッジとも呼ばれる橋ですね(よね?)。ウィキペディアによるとこのトロリーができたのは1912年だそうですけれど、ウィリアム・フォークナーの長篇小説『響きと怒り』でクウェンティン・コンプソンがアイロン(ヒノシ)をジャケットの両ポケットに入れて身を投げるのがチャールズ川のこの橋だったはずで(すよね?)。

   あの小説の中の時代設定では1910年ごろで、まだトロリーは走っていないから、アナクロニズムだとの指摘があります。そうすっと、この絵ハガキ(だいたいこの手の着色絵葉書自体の流行が世紀末からだと思うのですけれど)はヴィクトリア朝(1837-1901)後でアナクロですか。

   なんか地震が揺らいで、いや自信が揺らいでいるので――

"Charles River in the Arts"  (The Charles River has appeared in numerous books, movies, songs and poems. Here is a sampling) <http://www.thecharles.org/river_portraits/charlesinthearts.html>The Charles River Conservancy

"The Sound and the Fury: Glossary" <http://www.uhb.fr/faulkner/sound_fury/glossary.htm>William Faulkner Foundation Website

"Charles River - Wikipedia" <http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_River>

"Longfellow Bridge - Wikipedia" <http://en.wikipedia.org/wiki/Longfellow_Bridge>

   この本も裏表紙にあるように明るい広告も多いのですが、なんとなく勝手な方向へw

  心理を分析されたりしない楽しい本です。

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 I left my heart in San Francisco *   この動画のハワイアンでフラガールなノリですが、投稿者の stargazer4attime さんによれば、いかのようです。フラフラ~♪――

Union Bank of California promo. Beautifully danced by Na Lei Hulu I Ka Wekiu. SF own local halau, lend their talking hands to the story of the city by the bay.

I recently had contact with the director, Jim Yager, and he provided some background on this amazing work of art.

Jim: "It was inspired when I saw Na Lei Hulu I Ka Wekiu perform their choreography of this song at KQED for an event. It was one of those lightning strike moments when I saw the whole film produced in my mind's eye as they were dancing gracefully in front of a black curtain. It was just plain serendipity ..."

"We filmed Hula SF just a few weeks after 9/11 in 2001. We had been making production plans since mid-summer, and had delayed the production a couple of times as their was so much fear and uncertainty in the air here in the city. We finally spent two days with the dancers in all the locations you see in the video in early October, and I will never forget the response from those watching along the sidelines as we filmed. Tears of joy filled their eyes as Mr Bennett's song permeated the air, and the dancers swayed and told the story with their hands. It was a great emotional release for all of us, I think, and a reminder that their was still simple beauty and romance in a world that had been so tilted off its axis. It was one of those pure experiences I will never ever forget. I figured it would air for a few months on KQED and then be forgotten. Amazingly, it's been on their air nearly every day in the six years since then."

Jim can be reached at
http://jimyagermedia.com

The fantastic dancers are at
http://www.naleihulu.org/

 


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March 20 2009年3月20日のアルバニ(カリフォルニア)の空と雲 [天気 weather]

March 20, 2009 (Friday)

   ディズニーランドに行くモーリちゃんたちを朝の6時にバス乗り場まで送っていって、たまりにたまったビンカンの CRV (カリフォルニア・リファンド・ヴァリュー)の redemption を受けるべくリサイクルセンターに行ったこの日は陽射しが熱い、よく晴れた日でした。

  そして春の最初の日(the first day of spring)でした。日本だと「立春」は暦の話という感じだけれど、テレビで「今日は春の最初の日」と何度も繰り返されると、ほんとに春が始まるのだなあ、という気になります。

March20,2009AlbanyCA1905.08pm.jpg
2009年3月20日(金)19時5分8秒のゴールデンゲートブリッジと沈む夕日と雲(クリックでちょっと拡大)

  また見たことがないような雲があらわれたのでした。

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2009年3月20日(金)19時17分28秒

  この日の日の出は午前7時13分、日の入は午後7時22分。

 

⇒このあとの夕焼け雲の写真を見る?


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March 21 2009年3月21日のアルバニ(カリフォルニア)の夕方の雲(夕焼けなし) [天気 weather]

March 21, 2009 (Saturday)

   この土日は雨が降るかもしれないというのが一週間くらい前からの継続した予報だったのだけれど、朝から曇り空で、風が少し冷たく、気温もそれほどあがらなかった。けれど、こういう日はリサイクル日和なので、がんばって空き缶をLucky の裏手のリサイクルセンターまで昼前に持っていった。このときの悲惨な話は別の記事でそのうち書きます(涙)。

  朝6時50分の家の中の温度が20.0℃(湿度55%)で外が11.5℃。8時に20.1℃(54%)で外は11.1℃。

  で、2時前くらいから細かい雨が少し落ちはじめ、小ぬか雨か糠雨か (drizzle) という感じで降った。

  14時40分に20.1℃(54%)で外は14.6℃。小雨。15時12分、20.4℃(54%)、外14.5℃。霧雨。18時に20.1℃(56%)、外14.7℃。晴れ。

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2009年3月21日(土)18時35分58秒のゴールデンゲートブリッジと雲(クリックですこし拡大)

  このとき、こちら側は雨はあがっていたのですけれど。

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2009年3月21日(土)18時36分04秒の北の方の雲

  雲製造疑惑の煙突はやっぱり煙をあげていました。

  

⇒このあとのただの雲だけの写真を見る?


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March 25 『オルタナティヴ・ハードロックにおけるジェンダー操作』 Rockin' Out of the Box: Gender Maneuvering in Alternative Hard Rock_by Mimi Schippers [本・読み物 reading books]

March 24, 2009 (Wednesday)

   モーリちゃんを小学校まで迎えに行って帰ってきて書いています(カリフォルニア時間現在15時55分)。

  なんで買ったのかなんで注文したのか今になるとよく覚えていない本というのがある、その2。ではあるけれど、これはつらつら考えるとまた「おお、スザンナ」からライン・ダンス問題で勝手に個人的に喚起された音楽のジェンダー・ロールについてなんかおもしろい本はないかと探していて求めた本だったのだと思います(そうとしか思えませんw)。

  Mimi Schippers (1964- ).  Rockin' Out of the Box: Gender Maneuvering in Alternative Hard Rock.  New Brunswick: Rutgers University Press, 2002.  209pp.

    著者のミミさんは当時ミシガン州のアルビオン・カレッジの助教授で、社会学の先生。この本は、分類上は、社会学/ジェンダー研究/カルチュラル・スタディーズというところです。ジェンダー(性差)とセックス(性)は別物で、ジェンダーというのはしょっちゅう変動するパフォーマンスだというところからオルタナティヴ・ハードロックのひとたち(男女)のジェンダー・ロールとかジェンダー・トランスグレッションとかについて、研究します。実際にインタヴューを行なったバンドやミュージシャンのリストは、モーリちゃんの父には、残念ながら、ほとんどなじみのないものなのでした。(1990年代前半に活躍した人たちだと思うのだけれど・・・・・・イカカッコ内はバンド名)――Ian Mackaye (Fugazi), Eddie Vedder (Pearl Jam), Kim Thayil (Soundgarden), Donita Sparks & Jennifer Finch (L7), Kate Bjelland & Lori Barbero (Babes in Toyland), Rose Marshack (Poster Children), Louise Post & Nina Gordon (Veruca Salt), Liz Davis & Valerie Agnew (7 Year Bitch)など。

  "gender maneuve(u)r" というのは20年以上前にフェミニズム論文集で見たフレーズだけれど、なんと訳すべきなのか思い出せません。

  思えば、ロックはもともとはハードじゃん、と思いつつもヘヴィメタとかなんとか言われるころからロックを聴かなくなってジャズとクラシックに転向したモーリちゃんの父なのであった(あはは)。著者はモーリちゃんの父母世代と変わらないのだけれど、なんか10年以上ずれてるようで。

  それで、主題によっては、複数の論者が書いた方が面白いとは言わずとも少なくとも啓発的になる場合があると思うのだが、この本は、社会学―フェミニズム―クイアー理論の線で押している本なのであった。

  つらつら考えて、思い出したのだが、ほとんどこれもジャケ買いしたのでした(たぶん)。

  しかし、本体に挿絵や写真は一葉もないのであった。だから、これはハードな研究書なのです。裏表紙に推薦の辞みたいなとして載っているのは、Sex and Sensibility: Stories of a Lesbian Generation (セックスとセンシビリティー〔このタイトルはジェーン・オースティンの『センス・アンド・センシビリティー』のもじりです〕――レズビアン世代の物語』の著者のArlene Stein というひとのことばなのだけれど、 "An astute analysis of rock music's gender politics that manages to be both perceptive and fun to read―a rare feat" と書かれています。

  ジャケット・・・・・・買ってみたら(買ってみて初めてわかったのですが)、なんというか、上方のアヘ~といわんばかりのあごの三角形と下のデルタ地帯の三角形がひびき合っているようなわざとらしい写真なのでした。やれやれ。(写真は男の名前の Marc Pagani。〉 しかしこれが性の政治学をたぶん多分に体現しているのだろうからクリックすると拡大するようにスキャンします。 

Rockin'OutoftheBox1600.jpg
クリックであへーと拡大するぞ

  ちなみに、インデックスには"hotpants" はないけれど "miniskirts" というのが一ヶ所だけ(120-122)あって、それは著者がミニスカになる話なのでした。(イカとりあえず英語を日本語に訳す気はなく、またメモですので、読まずに無視してくださってけっこうです)――

     Being a good participant-observer, I was commited to adopting the subculture's styles even though miniskirts and hotpants were not my normal attire when I started this research.  The first time I went out to buy a miniskirt as part of my movement into the scene, I spent an embarrassingly long time in front of dressing room mirrors trying to find a skirt that didn't scream duped, male-identified ditz.  I went home empty-handed, thinking I just hadn't found the right one.  〔こんなふうに、なんというか、「個」が出てくるニュージャーナリズム風な文体なのだ。あんまり文学的とは思わんが〕
     The next time I went shopping, I took Maddie with me.  I put on the first skirt, which was a cotton and lycra, black tube skirt that was skintight and barely covered my ass―not unlike the dozens of skirts I had tried on my previous shopping excursion.  I sheepishly walked out of the dressing room and, much to my surpise, Maddie smile and said, "Yeah, baby."
     "I don't know," I answered squamishly.  My women's studies training kicked in.  "I don't think I'd be able to run in this."
     Flatly, as if to convey "Don't you get it?" Maddie said, "Put your boots on."  Despite being completely alone in the dressing room, I self-consciously pulled the skirt down as far as I could as I sat down on the built-in corner ledge.  I was certain that, as I reached my neck and cut off the oxygen.  I sort of leaned forward, tryig desperately to keep my legs together and the skirt somewhere in the vicinity of my pelvis〔骨盤〕.  It was, to say the least, very uncomfortable.  In retrospect, the discomfortwas less from the actual feel of the material on my body―for, despite my spastic body contortions, it remained snug on my legs and hips―and more about the meaning of the skirt.  It was about sexual objectification, which meant sexual acess, which felt a lot like having my sexuality exposed, which in turn felt like having my body exposed. 
     Shaking my head and considering moving my research topic to bowling leagues or a winter sport, I managed to get the boots onto my feet.  I stood and, once again, walked out.  The boots were heavy, sturdy, and felt powerful.  The skirt was tight, but had somehow become remarkably comfortable.  It hadn't snapped up to reveal my body, my sexuality.  I stepped in front of the mirror, and without much thought or self-awareness, struck a rather sassy pose, saying, "Yeah, baby."
     Maddie smiled and said, "I wanna fuck you, but I'm afraid you'd kick my ass."  Not only did I feel I could run; I felt like I could kick anybody's ass.  Putting on those boots transformed not only how the skirt looked, but how it felt.  And while I had worn the boots before, they felt different once I combinedthem with a miniskirt.  There was something about the transgression of combining or collasping the two images and embodied feelings that changed my miniskirts consciousness―including my embodied, feminist consciousness.
     I want to suggest that in addition to being an important componet to cultural maneuvering and subcultural boundary construction, these styles are an embodied experience as well.  That is, putting on a skintight miniskirt and big, clunky combat boots is not simply a visual contradiction; it is an embodied contradiction as well.  My own experience of this corporeal contradiction necessitated a reassessment of my feminist consciousness.  How could a sexually objectifying miniskirt, when combined with combat boots, feel more powerful than jeans?  I had assumed that wearing a miniskirt was incapacitating and objectifying.  It would limit mobility and would reduce my body to the status of sexual object.  But feeling sexy does sometimes feel powerful; and the boots also added power, mobility, and stability.  Unlike mainstream feminine couture, alternative hard-rock's hybrid did not sacrifice mobility, stability, and strength; they were instead now combined with sexual power, and the combination created a potent embodied and visual whole that increased the overall feeling of power in general.  I really did feel like I could kick anybody's ass.
     While I still think the world would be a much better place without miniskirts (unless, of course, men as well as women wore them), I no longer look at a woman in a miniskirt and think that she is a duped, male-identified ditz.  (Okay, if she's also wearing a pink pumps, the thought crosses my mind; but if she's wearing "sensible" shoes―and all girls know what I mean―I cut her a break.  If she's wearing boots of any kind I think, "Right on sister.  I'm all on top of that action.")
     It is, however, also true that feeling powerful is not the same thing as being on the advantageous side of interpersonal or structural power relations.  No matter how a person feels, she is still situated in relation to others interpersonally and structually, and the distribution of power, prestige and resources stems from our place in the social structure, not our feelings.  No matter how much I feel like I'm the millionaire CEO of a multinational corporation, my structural position does not allow me to reap the materialand social benefits of being a CEO.  Likewise, no matter how powerful I feel in my miniskirt and combat boots, I am still perceived as and occupy the social position of woman, which situates me in relation to others interpersonally and structually.  It is my structural location, not my feelings, that largely determine my relative power, resources, and prestige.  Thus, while the embodied feeling of power and its impact on my feminist consciousness is important, this is an individual experience and does little to transform the gender order in any direct way.  (120-123)

   索引が示している122ページのどこかで切ってしまうと、アホなネーサンみたいに誤解されかねないので、延長しました。この、個的な体験があたかも真理と切り結んでいるかのように記述する(まあ、最後に123ページでそれなりに相対化するわけだが)姿勢は、上の自分の言葉とはウラハラに文学以上に文学的な気もしなくもないですが、ところどころむつかしげなフレーズをのぞけば、文学的登場人物の語りのようなスタイルなのでした。


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March 22 2009年3月22日のアルバニ(カリフォルニア)の午後の空と雲 [天気 weather]

March 22, 2009 (Sunday)

   この日は朝7時半の気温が外が7.0℃と低く(家の中は18.8℃、湿度52%)、風も冷たかった。でもイーストベイは快晴だった。

March22,2009AlbanyCA0917.40am.jpg
2009年3月22日(日)9時17分40秒のゴールデンゲートブリッジと空と雲(クリックで拡大)

  午前9時21分の気温、内20.6℃(湿度47%)外8.4℃。10時15分には内21.4℃(46%)外9.0℃、10時30分には内21.6℃(46%)外9.4℃。11時に暖房を切って、11時16分に内21.6℃(46%)外9.8℃、12時2分に内21.3℃(47%)外10.4℃、13時50分に内21.2℃(47%)外12.0℃、14時15分に内21.4℃(47%)外12.4℃。15時54分に内21.4℃(47%)外14.5℃。18時13分に内23.5℃(41%)外16.4℃。18時58分に内23.1℃(41%)外15.5℃。19時30分に内22.0℃(41%)外14.4℃、風が冷たい。21時16分に内21.3℃(44%)外10.8℃。

March22,2009AlbanyCA0917.54am.jpg
2009年3月22日(日)9時17分54秒

  くるりと巻いたような雲

 

 

⇒このあとのただの雲と空の写真を見る?


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March 18 バークレーのセイザータワー The Sather Tower in UC Berkeley [Berkeley]

March 18, 2009 (Wednesday)

   この日は、大学のスポンサー部局へ滞在延長(といっても実質5日ほどなのだが)の申請をしたら、メリさんが明日からトルコ旅行に出るので今日じゅうになんとかしてみるが、とにかくこれに記入してくれ、と朝早くに添付ファイル付きの返事が来て、あわてて書き込んで送って、でも返事が来ないからこっちから電話して、結局行ったほうがいいみたいなので1時に待ち合わせとなった。

  春分の前だったけれど、この日は beautiful day というか goegeous day というか、まあ要するに夏みたいに暑かったのです。で、メリさんと一緒にあちこちの事務をまわって、16日までの滞在ならば延長の金は必要ないこととかコンピューターで確認してもらったりして(あれどこの部局だろ?)、でも1時間くらいかかるみたいな感じで、明日また来て、学科の事務にメリさんが預けて置くのを受け取るか、それともこれからどこかで時間を潰して今日にするか、どっちにするぅ? と訊かれたので、やっぱ今日片付けた方がいいかも、と答えて、図書館でメルヴィルとポーの本をあれこれと眺めたりコピーをとったりした(あとFitz-James O'Brien)。そのDoe Library に入る手前で撮った写真(クリックするとほんとにバカみたいに拡大します)。

March18,2009UCBerkeleyCA.jpg

  この鐘楼(belfry と呼ばれているかと思いきや "The Campanile" ですと・・・・・・イタリア語かよ・・・・・・サンマルコ広場の鐘楼をモデルにしたからなんすかね)は、いまはバークレーならびにUC Berkeley の観光のひとつの名所で、2ドルだか(2000年より前に1ドルだったと思うのですが)払うとエレベーターで上の部屋まで行って、時間が合えば演奏を聴けるのだそうですが、まだ行っていませんし、そういう情報はほかの人のをリンクで貼ったほうが情報量が高いと思われます。

最近のものとして――
「高いところが大好き-Sather Tower編-」 <http://nahoshono.blog94.fc2.com/blog-entry-46.html> 〔ナホさんの『カリフォルニアへ行くぞ~☆』 2009.3.6〕

展望台の中の様子をよくとらえているものとして――
「『坂道と霧のサンフランシスコへの旅-バークレーのある行き方、名所』:UCバークレー、セイザータワー(その2)」 <http://yhoni.hp.infoseek.co.jp/Berkeley/BerkeleyW1-2.html> 〔(C) 2000-2001 Yoshitaka Honishi: その1、その3、その4もあります〕

四元輝博という、どこかで聞いたことのある名前の人の『シリコンバレー 24時』では「サザータワー(Sather Tower)」というタイトルで紹介があります。なんでサザーなのかなあ。

  ううむ。しょうがないから書きます。この塔と、あと門(the Sather Gate)の名前の由来になったSather というのは、えーと、とりあえず英語のWikipedia にそれなりに詳しい説明があるけれど、ノルウェー生まれのPeder Sather (1810-86) という銀行家の二人目の妻で未亡人のJane K(rohm). Sather (1824-1911 らしい) が寄贈したものということです。Sather は1832年にニューヨークに来るのですが、1852年にビジネスパートナーのEdward W. Church と一緒にゴールドラッシュに沸くサンフランシスコに移ってきて、Sather and Church という銀行を設立し、UC Berkeley の前身であるthe College of Californiaの理事を務める。ということで、旦那の遺志をつぐかたちでJane さんは大学へ寄付をするわけですけれど、どうやら塔の完成を見ないで亡くなってしまうのですね。塔ができるのは1917年ですから。同じくJohn Galen Howardによって設計された門のほうは1910年に完成していますが。

  英語のウィキペディアを信じれば、ドラフトはすでに夫人の生前に出来ていました。――

Berkeley_campanile_study.jpg
Preliminary drawing, 1903, John Galen Howard via "Sather Tower - Wikipedia" <http://en.wikipedia.org/wiki/Sather_Tower>

 

  で、ファーストネームがPeter じゃなくて Pedar であるように、Sather もノルウェーのもとの名前だと発音が違ったということはありですけれど(aの上にウムラウトが付いているとか)、「サザー」と呼ばれるのは聞いたことないです。

    ここで( ..)φメモメモ的に書き留めておきたいのは、一番大きな鐘に刻まれているという次の詩です。Isaac Flag という古典の先生のつくった英詩のようなのですが――

We ring, we chime, we toll,
Lend ye the silent part
Some answer in the heart,
Some echo in the soul.

  意味がよくわからないのですが、heart と soul は別のもので、soul はむしろ霊的なものなのでしょうか。 

/////////////////////////////////////////////

"Visitor Services - The Campanile at Berkeley" <http://www.berkeley.edu/visitors/campanile.html> 〔大学の案内ページ Cf.  Large campus map <http://www.berkeley.edu/map/maps/large_map.html>〕

"Historic Sather Gate To Get Million Dollar Facelift" By Riya Bhattacharjee.  Berkeley Daily Planet, Thursday October 09, 2008 <http://www.berkeleydailyplanet.com/issue/2008-10-09/article/31328?headline=Historic-Sather-Gate-To-Get-Million-Dollar-Facelift> 〔セイザー門の改装の記事〕

"Sather Tower Carillon" Jeff Davis, University Carillonist <http://music.berkeley.edu/carillon.html> 〔3人だかいるカリオン奏者のひとりのページ〕

"The Campanile Movie" <http://www.debevec.org/Campanile/> 〔目がくるくるまわる映像〕


"UC Berkeley Campanile Angels We Have Heard On High" (2:21) posted by "henrytalking 123" on December 18, 2008: "
My friend Elena's carillon recital at UC Berkeley's Sather Tower on 12/7/08. This was the second song, "Angels We Have Heard On High." P.S. This was inside the tower!"


"Sather Tower's Carillon" (1:42) posted by "RaeRae17" on December 8, 2006: "I took this video last year when I went to the top of Sather Tower on the UC Berkeley campus (I'm a student there :D) There are no good views of the bay area from the top or of the tower in this video because I wanted to get the Carillon (and I can't focus the video player while it's recording)."


"Sunday Carillon Recital at Sather Tower" (2:58) posted by "kuyaxjason
" on December 24, 2007: "Dec. 23, 2007 informal carillon bell recital.
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March 21 ギルマン通りの桜 パート3 Cherry Blossoms in Gilman Street (3) [Berkeley]

March 21, 2009 (Saturday)

    同じ一日を、ブログの適当な分類上いくつもに分割して提示すると、何をどこまで書いたのか忘れてしまっていることに気づくけれど、なんのことはない、書かなくたって過去の一日を再現しようとすれば同じように断片化し、同じように忘れていることに気づくのだ(と書いたがウソかもしれない)。

  そういうわけで断片化の波を食い止めようとして、メモとかマージナリアとか書いてみたりする。

     These fragments I have shored against my ruins.  (T. S. Eliot)

   はっ。自分は何を? という記憶喪失のほうが怖いような気もする。

February 13 ギルマン通りの桜 Cherry Blossoms in Gilman Street

February 27 ギルマン通りの桜 パート2 Cherry Blossoms in Gilman Street (2)

  もう6週間近く前の2月13日に見たギルマン通りの桜はその2週間後の2月27日にはだいぶ花びらが落ちて葉も赤くなってきていました。カリフォルニア滞在ひと月を切ったあたりから、思い出を訪ねて(爆)あちこちフラフラと歩きまわっているのですけれど、モーリちゃんたちがディズニーランドへ行ってひとり暮らしをしていたこの日、Tokyo Fish Market にバスで行った帰りに、ギルマン通りから8th St.、そして大学村を抜けて小学校のかどをまがってブキャナンからピアスと、歩きました。

  で、ふと気づくと、あれ、これも桜かな、と。――

March21,2009BerkeleyCA1615.20pm.jpg
2009年3月21日(土)16時15分20秒 ギルマン通りから9th St. を振り返って。

  この手前の右側のギルマン通りに桜が4本植わっていたわけですけれど。

March21,2009BerkeleyCA1616.00pm.jpg
2009年3月21日(土)16時16分00秒

  大枝(というより幹)から直接咲く短絡的な花はいままだ咲いており。(わかりにくいかもしれませんが、中央下あたり)。

March21,2009BerkeleyCA1616.18pm.jpg
2009年3月21日(土)16時16分18秒  

  このように紅葉のように。

March21,2009BerkeleyCA1616.26pm.jpg
2009年3月21日(土)16時16分26秒

  やっぱり枝の付き方がヘンなのでした。それと、まんなかへんに短絡的な花の姿があります。

March21,2009BerkeleyCA1617.02pm.jpg 
2009年3月21日(土)16時17分02秒 

  季節不明の写真に見え。そう、この日は午後から雨が落ちてきて、外は14,15℃だったのでした。

March21,2009BerkeleyCA1617.46pm.jpg
2009年3月21日(土)16時17分46秒(クリックで拡大)

  electric pole という名の人工木。 at Gilman and 8th St. 

  どうやら、やはりサンフランシスコの日本町の桜と同様に時差(時間差)がだいぶある種類の桜があちこちに植えられているようです。

  ちなみに3月21日の記事としては(逆)アナクロニズムですが、24日にソラノの郵便局の帰りにバート沿いのOhloan 道に平行して歩きながら撮った写真の桜は、ぼっちゃりした種類で今が盛りです――

March24,2009AlbanyCA1342pm .jpg
2009年3月24日(火)13時42分 (クリックで拡大)

  むこうのクルマは捨てられているわけではないようでした。

 

 


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March 22 2009年3月22日のアルバニ(カリフォルニア)の夜7時の空と雲 [天気 weather]

March 22, 2009 (Sunday)

   一生懸命書いてなんとか時差を埋めようと思っていたのに、一日を二つに割ってどうする、え、どうする? と自問する今日この頃です。

  もくもくと。煙か雲のように。

March22,2009AlbanyCA1912.50pm.jpg
2009年3月22日(日)19時12分50秒のゴールデンゲートブリッジと沈もうとする夕日

  これはちょっと無理があることは承知で太陽にカメラを向けました。もう少し太陽周辺の光は白いです。で、以下ちょっと変化をとらえようとしてあまりとらえられてない写真を並べます。

    この日は先に書いたように(「March 22 2009年3月22日のアルバニ(カリフォルニア)の午後の空と雲」)、良く晴れて、でも風が冷たい一日でした。

 

⇒このあと19時15分30秒、16分18秒、17分36秒、18分20秒、19分10秒、20分10秒、同34秒、27分44秒、44分16秒、55分35秒の、いがいと単調な夕焼け空の写真も見る〔クリック〕?


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March 23 2009年3月23日のアルバニ(カリフォルニア)の空と力うどんと豚肉煮 [天気 weather]

March 23, 2009 (Monday)

   金曜日の早朝にモーリちゃんとその母はディズニーランドへ3泊4日のバス旅行に出かけたのだけれど、アッというまに日は過ぎて、もう帰宅の日を迎えたのでした。夕方6時過ぎとか言っていた。

  ちょっと力をつけようか、と正月用に買って冷凍したままになっていた、もとから冷凍のもちを、ナンカの太長うどんに入れてみることにした。朝から。

March23,2009AlbanyCA0858.12am.jpg
8時58分12秒

  これでもレンジの窓から見ていてあわてて取り出したのだが、急激にふくらんだあとふにゃ~んと薄っぺらい煎餅状にしぼんでしまった。

March23,2009AlbanyCA0858.40am.jpg
8時58分40秒のゴールデンゲートブリッジ

  気を取り直してベランダへ。太陽とシスコる(というのだそうです)。

March23,2009AlbanyCA0918.26am.jpg
9時18分26秒のちからうどん

  パリパリした感じを表現すべく、敢えて右上のもちの断片を残しました。

March23,2009AlbanyCA1011.48am.jpg
10時11分48秒

  何を晩飯につくろうか、と考えて、とりあえずたくさんある豚肉(たぶん1.5キロくらい)をひたすら煮て、その一部を使ってカレーライスをつくろうかなあと。

March23,2009AlbanyCA1336.38pm.jpg
13時36分38秒

March23,2009AlbanyCA1411.20pm.jpg
14時11分20秒

March23,2009AlbanyCA1507.32pm.jpg
15時7分32秒

  で、カレーを作っているうちにモーリちゃんたちが帰ってきた。

March23,2009AlbanyCA1859.16pm.jpg
2009年3月23日(月)18時59分16秒のギラギラ

March23,2009AlbanyCA1920.18pm.jpg
2009年3月23日(月)19時20分18秒のギラギラ

March23,2009AlbanyCA1920.30pm.jpg
2009年3月23日(月)19時20分30秒のギラギラ

March23,2009AlbanyCA1920.42pm.jpg
2009年3月23日(月)19時20分42秒

March23,2009AlbanyCA1933.34pm.jpg
2009年3月23日(月)19時33分34秒のギラギラ

  ディズニーランドについては・・・・・・誰か書く気はあるのであろうか? 自分は行ってないですし。その夜もその次の日もいろいろとふたりから話は聞かされたのですが、ひとつだけ・・・・・・

  中華モール「東太 (Pacific East)」の中にある旅行会社に申し込んだのだが、モーリちゃんの母が中国人のツアーで行くといったらアダルトスクールの人たちに受けていたそうである。で、ディズニーランドに着くまでにカリフォルニアの各地で参加者を拾っていったのだが、それがみんな 99 ランチ・マーケットだったそうです。あと中国・台湾の人たちは、カリフォルニアに住んでいる人たちだけでなく、本国から申し込んで来ている人たちもいるようでした。あ、面白い書き方ができなかったw


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March 27 『磁気睡眠と心理療法のルーツ』 From Mesmer to Freud: Magnetic Sleep and the Roots of Psychological Healing_(1993) by Adam Crabtree [擬似科学周辺]

March 27, 2009 (Friday)

   今日はモーリちゃんが小学校へ行く最後の日で、友だちを連れて2時前に戻ってくるのだけれど、部屋を片付けようとして本を片付けながら、やっぱりこれも書いておこう、とまだブログへの執着が断ち切れない自分がいます。

FromMesmertoFreud.jpg

Adam Crabtree.  From Mesmer to Freud: Magnetic Sleep and the Roots of Psychological Healing.  New Haven: Yale University Press, 1993.  x + 413pp. 

   1月の末頃届いた本だったと思われ。この本も図版がないです。禁欲的なほどです。装丁も、表紙のタイトルに見られる波打ったような文字の並びが章のタイトルに出てくるだけで、あとは366ページまでの本文のあとReferences (引用文献)が40ページもあり、びっしり文字で埋まっています。7ページのIndex 付き。

  今日的な意味での心理療法の始まりが1784年のアントン・メスメルによる磁気睡眠の発見だというのは、Henri Ellenberger の大著 Discovery of the Unconscious (1970) が歴史的に指摘し、跡付けたものだと思うのですが、この本はメスメリズムの喚起したさまざまな問題――多重人格や霊界の啓示なども含め――を広範な資料読解をもとにして論考したたいへんな労作だと見受けられます。

  えーと、いくつか例をあげると、前に言及したテーブル・ターニング問題(「March 4 メスメリズムからスピリチュアリズムへ(その2)――擬似科学をめぐって(25)  On Pseudosciences (25)」参照)。これはふつうスピリチュアリズムがらみで捉えられていますが歴史的にはその前に動物磁気との関係があったというようなことは書きました。で、この本の第12章(pp. 236-65) は "Table Turning: Speculations about Unconscious Mental Activity"(テーブル・ターニング――無意識の精神活動についての思索」)で、簡単な歴史的な解説の後に、"Explanations" がルル説明されています。五つあったそうです――

Five explanations of the phenomena predominated: they were the productions of departed sprits 〔死者の霊〕; they were the workings of the devil〔悪魔〕; they were simply due to fraud〔詐欺・イカサマ〕; they arose from delusion, hallucination, and self-deception〔幻覚・妄想・自己暗示〕; or they were produced by the force of a "fluid" such as electricity, the "odyle" of Reichenbach, or animal-magnetic fluid. (p. 239)

5番目のさまざまな流体のなかに電気やオドや動物磁気が並べられているのですが。

  同時代的にはない、他の説明として超能力みたいなのがのちには出てきて、5番目とあわさって、文学の方面で言うとSF的なるものの広がりの一端を担うのでしょうけれど、考えてみれば、ゴシック的な超自然のexplanation あるいは非-explanation とパラレルなところが、歴史的にはあるのかもね。フランケンシュタインあたりからはっきり出て、アメリカだとホーソーンやポーの短篇小説に見られるような科学ゴシック。

  『プレフォルストの女見霊者』を書いたユスティヌス・ケルナーについても詳しい記述があります(198から203ページ)。この人のドイツ語の本のタイトルを見てそうかな、とは思っていたのですが、この本の前からメスメリズムにケルナーは関わっているのですね。ただ体を消耗するからやめたほうがよい、と判断したのを、患者の女性フリードリケ(=女見霊者)の方から懇願されて磁気トランスを使ったのでした。フリードリケその他の被験者を経験することによって、ケルナーは "magnetic spiritism" 「磁気的交霊術/磁気的スピリティスム〔? スピリティスムと日本語で普通呼ばれるのはスピリチュアリズムがフランスで発展してアラン・カルデックみたいな人が『霊の書』とか書き、それが南米に伝播してたぶんブードゥーとかとも習合する、そういうフランス語のspiritisme の写しですし、英語の読みとしてはスピリティズムですけどあんまり聞かないですね。もっともドイツ語の訳なんだろうけど〕」 の理論を展開することになったそうです。善霊と悪霊が不断に闘争している霊界に、トランス状態の人間は参与するのだけれど、善霊のほうの影響を受けると "agato-magnetic"、悪霊のほうだと "demonic-magnetic" というのだとか。

  この悪霊の影響というのは昔風にいうと「憑依 possession」ですね。えーと、だから、ケルナーは歴史的な流れで言うと、憑依によって起こる病であるとか、悪魔祓いによる治療であるという、メスメルがキリスト教のガスナー神父を否定して「科学」のほうへ進んだ際に抹消ないし抑圧しようとしたらしいもの、それをあらためて出してきたということになります。

   ここんところは、「December 30-31 擬似科学と科学についての覚え書――擬似科学をめぐって(4)  On Pseudosciences (4) [短期集中 擬似科学 Pseudoscience]」でウィキペディアから引いた一節がかかわるところです。あらためて引いておきます。――

1775年、メスメルはミュンヘン科学アカデミーから、聖職者で信仰療法家のヨハン・ヨーゼフ・ガスナー(Johann Joseph Gassner, 1727年 - 1779年)の行った悪魔払いに関して、意見を求められた。ガスナーが信仰のせいだと言うのに対して、メスメルは、ガスナーの治療は彼が高度な動物磁気を持っていた結果であると答えた。アンリ・エランベルジュ(Henri Ellenberger)によると、メスメルの世俗的概念とガスナーの宗教的信念の対立は、ガスナーの活動の終了と力動精神医学(Dynamic psychiatry)の出現を運命づけたということである。

  で、このクラブツリーという人の本は、一直線にフロイトの力動心理学へむかうのではなくて、さまざまな周縁的ないし(切り捨てられた側から見れば)中心的な問題をとりあげるわけです。Part 1: Magnetic Sleep.  Part 2: Magnetic Medicine.  Part 3: The Magnetic Psyche.  Part 4: Psycholgical Healing.  最終の第4部は、人格乖離や第二の自我や二重意識や多重人格について19世紀末からのさまざまな議論が検討されます。たぶんフロイトにおいては、いろんな分裂やら乖離があってもそれは無意識の領域の問題であって、比喩的に言うと人間の意識という統一的なものがサーチライトをかざしてときおり無意識のさまざまな集合に光を当ててそれが我々の意識にのぼるので、分離したシステムは精神的なものであるにしても意識ではない、というところで落ち着くんじゃないかと思うのですが(比喩自体は359ページ)、多重人格とかってなかなか複雑ですよねえ。

  と世間話のようにして閉じて引っ越し箱にしまいます。

  


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March 25 2009年3月25日のアルバニ(カリフォルニア)の空とスナッパーのムニエル [天気 weather]

March 25, 2009 (Wednesday)

   今週は暖かいです。だんだん去年の4月に似てきました。あたりまえですけれど。くるっと一年のサイクルが回るのだな、と感じます。

  朝5時30分の気温、うちのなかが21.4℃(湿度53%)、外が12.2℃。朝8時に21.0(58%)、外11.7℃。10時に21.1℃(56%)、外12.9℃。昼の12時に21.4℃(54%)、外14.5℃。晴れ。10時ごろは快晴。でも午後に雲が出てきました。

  昼前にまた空き缶をリサイクルセンターに運んで、午後はモーリちゃんを小学校に迎えに行きました。小学校の前の菜の花畑はしばらく前からまっ黄色です。

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2009年3月25日(水)13時53分26秒

  とてもわかりにくいですが、電線にスズメだかなんだかがとまっているあたりから鉛直に線をおろして右手に金網で囲まれた菜の花畑があります。左側は本来の畑からはみ出して道路の側に咲いています。いえ、はみだしものに共感したわけではなくて、網がかかって畑のほうはよく見えないと思ったもので。これはたぶんセイヨウアブラナなのでしょうが、わざわざ栽培しているのだからたぶん無エルシン酸品種でキャノーラ油がつくられるのだろうと思われ。(知りませんけど)

  アブラナって英語だと "rapeseed" っていうんですかね? ナンカ物騒な名前。 Wikipedia <http://en.wikipedia.org/wiki/Rapeseed>

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2009年3月25日(水)18時49分52秒のスナッパー(小麦粉と片栗粉をまぶした)

  このsnapper はカナダ産です。Lucky に入っている魚屋さんで買いました。snapper は英和辞典を引くと a. ゴウシュウマダイ (=schnapper) 〔オーストラリアの豪州です・・・・・・豪州・ニュージーランド産〕、b. フエダイ〔メキシコ原産〕、c. アミキリ (bluefish) と書いてあります。なんだかよくわかりません。タイというよりはサバのように細長く、味はタラかまたはスズキのようでした(わけわかめ)。でも写真を見るとタイみたい。

  たぶんsnapper はWikipedia の "Lutjannidae" <http://en.wikipedia.org/wiki/Lutjanidae>

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2009年3月25日(水)18時56分30秒のスナッパー

  ツユと日本酒で和風のとろみに。

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2009年3月25日(水)19時21分04秒のスナッパーを食べたあとのサンフランシスコベイ

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2009年3月25日(水)19時21分22秒

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2009年3月25日(水)19時21分34秒

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2009年3月25日(水)19時21分44秒

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2009年3月25日(水)19時29分28秒

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2009年3月25日(水)19時29分48秒

 


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March 28-29 短い文 (ポーの『マージナリア』から) 付 ミュージカルの歌詞についての雑感 [歌・詩]

March 28, 2009 (Saturday)
March 29, 2009 (Sunday)

    私事ですが、このごろどういうふうにブログをまとめてトンズラしようか考えています。まとまっておらず気がかりなのは、ひとつはミュージカルの歌詞について(*)、というか、結局、歌詞について。ほとんど本人ぐらいしか覚えておらないと思うのですけれど、ハナシの元は「おおスザンナ」の歌詞の受容なのですが、いったい歌詞というのは音楽(というより歌曲)にとってどれほど重要なのか、という問題をはらんでいます。書きだしたついでに書いておくと、フォスターはヴァース+リフレイン形式を出して、その後の歌謡曲に先駆けるところあり、だとすれば、ミュージカルにおける歌詞の変奏についても示唆的なものをもったのではないか思われます(たぶん)。「おおスザンナ」の問題には、ミンストレルショーという舞台を離れて曲がひとりだちしたときに、歌詞に何が求められるか、どう理解されるか、ということが含まれていると思われます。既に書いたように、歌詞の3番だかでは話者は自分のことを "this darkie" と呼んでおり、普通には「私」=黒人という歌の物語の世界が追認されるわけですし、この歌の歌詞は一人称の物語を語っていて(まあ、その中に夢の物語も枠として入っているけれど)、だから、簡単に言うと、たいへん特殊な状況を特定の人が歌っているわけです。それを芝居ではなくて(つまりミンストレルで黒人のなりをした白人が演じるのではなくて)日常の空間でふつうの人が歌うときって、どうなるんだろう、という、たいへん素朴といえば素朴な話です。

  いっぽう、アイラ・ガーシュウィンは、実は、バラバラの歌曲の寄せ集めではなくて、ひとつのミュージカルの物語やプロットに相互に関係づけられた統一のある作詞を行なったほとんど最初の人として位置づけられています(急いで付け加えておきますが、これも既にみたように、ボツになった歌を改編してのちのミュージカルで使用するとかはしょっちゅう行なってはいますけれど、まあ、考えてみれば男女の物語というのがミュージカルであれなんであれ物語の基本だから、愛や恋の歌は再使用可能だし、だからこそ特殊な物語状況があっても他の人に歌われ、かつ共感を呼ぶわけでしょうが)。けれどもアイラ・ガーシュウィンのこの努力は、ひとつの歌の自律性、といったらいいだろうか、をヘタをすると損ないかねないかもしれないですよね。その歌がミュージカルの中で置かれたコンテキストが歌詞の意味を左右するからです。

  これらはジレンマですかね。

  で、ほんとうは今書きたいのは、このミュージカル歌詞問題ではなくて、歌詞(コトバ)と記憶という、もっと単純なことで、前置きが長くなりましたが、それについて書くためにちょっといくつか踏み固めておく必要を感じて、今回はポーの文章を引用しておきます。

 Marginalia, CCXIV.


    It is not every one who can put "a good thing" properly together, although, perhaps, when thus properly put together, every tenth person you meet with may be capable of both conceiving and appreciating it.  We cannot bring ourselves to believe that less actual ability is required in the composition of a really good "brief article," than in a fashionable novel of the usual dimensions.  The novel certainly requires what is denominated a sustained effort — but this is a matter of mere perseverance, and has but a collateral relation to talent.  On the other hand — unity of effect, a quality not easily appreciated or indeed comprehended by an ordinary mind, and a desideratum difficult of attainment, even by those who can conceive it — is indispensable in the "brief article," and not so in the common novel.  The latter, if admired at all, is admired for its detached passages, without reference to the work as a whole — or without reference to any general design — which, if it even exist in some measure, will be found to have occupied but little of the writer's attention, and cannot, from the length of the narrative, be taken in at one view, by the reader. <http://www.eapoe.org/works/misc/margd05.htm> 

    「よいもの」というのは、うまくこしらえてしまうと多くの人たちがそれを理解し、鑑賞するけれど、こしらえるのは、誰にでもできることではない。私の考えでは、本当によい「短い記事」を書くのには、ふつうの分量の流行小説を書くのと、少なくとも同程度の才能が必要だ。確かに長篇小説を書くのには、長時間の努力を必要とする――けれども、それは忍耐の問題であって、才能とは間接的関係しかもたない。一方、短い文の場合は、効果の統一ということがぜひ必要であって、それはまた通俗小説にはなくてもいいものである。そして効果の統一は誰にでも鑑賞され、また理解されるものではなくて、理解できる者にとっても実現困難な所望物である。通俗小説がもし賞賛されるとしたら、そのよさはバラバラのパッセージにあるのであって、それと本全体の関係、あるいは本の全体的意匠との関係はどうだっていい。そしてある小説にそういう意匠があったとしても、それは著者が注意を払って工夫したことではなく、また長い話なのだから、読者がそれを一目で看て取ることは不可能なのである。〔吉田健一訳をいくらかもとにした私訳〕

   ここでポーが語っているのは、「ナサニエル・ホーソーン論」などの有名な短篇小説論において、一息に読める分量でなければダメだとかいうことばと一緒に出てくる有名な「効果の統一」のはなしです。結局のところ、効果の統一や全体的意匠の看取が不能なのは、長さゆえ、ということになるようです。

  が、もちっと相対的にミニマルに考えると、第一に、人は短いものでもほんとうに「一目で看取する」 "take[n] in at one view" ということが可能なのか、疑問が生じます。一目でひとつの短篇(詩でも小説でも)を見てとることは、不可能ではないか。数行の詩だって不可能ではないか。あ、俳句くらいならできるかもしらんが。

  そうなると、記憶が介在しなければ看取は不可能なのだ、ということになります。ならないでしょうか。なりますよね。それが一つの問題。

  もうひとつは、短篇においても、バラバラのパッセージが賞賛されるのではないだろうか。いや、賞賛されることも多いのではないだろうか、ということです。歌でいうと、歌詞のひとつのフレーズが記憶にとどまり、あとはなんだかよく了解されないまま、お気に入りになる、という状況。もちろん、歌謡は音楽だから、歌詞 words と曲 musicで、曲の力は大きいのは当然ですが。いや、音楽の力が大きいからこそ、歌詞が全体的に理解されなくてもよしとされるという状況。

  もうちょっと考えてみると、記憶ということと関わるのですけれど、音楽や文学は「時間」に沿って展開するものだ、という「時間芸術」の問題があります。でも話がでかくなりすぎたので、今日は前置きのつもりだったし、ここで切ります。

 

(*) September 15 アイラ・ガーシュウィンの「ス・ワンダフル」 (1)  " 'S Wonderful" by Ira Gershwin (1)にはじまる September 26 アイラ・ガーシュウィンの「ス・ワンダフル」 (1 1/3)  " 'S Wonderful" by Ira Gershwin (1 1/3) の3分の1つづきのSeptember 27 アイラ・ガーシュウィンの「ス・ワンダフル」 (1 2/3)  " 'S Wonderful" by Ira Gershwin (1 2/3)の3分の1つづきのOctober 3, September 30 アイラ・ガーシュウィンの「ス・ワンダフル」 (2)  " 'S Wonderful" by Ira Gershwin (2)のつづきの October 4 ミュージカルの歌詞というもの(上)――アイラ・ガーシュウィンの「ス・ワンダフル」 (3)  On Musical Lyrics: " 'S Wonderful" by Ira Gershwin (3) のつづきのOctober 8, 19 『ファニー・フェース』 (1927) のプロット I ――ミュージカルの歌詞というもの(下の1)――アイラ・ガーシュウィンの「ス・ワンダフル」 (4)  On Musical Lyrics: " 'S Wonderful" by Ira Gershwin (4)のつづきの October 20 『ファニー・フェース』 (1927) のプロット II ――ミュージカルの歌詞というもの(下の2)――アイラ・ガーシュウィンの「ス・ワンダフル」 (5)  On Musical Lyrics: " 'S Wonderful" by Ira Gershwin (5) のつづきのOctober 21 『ファニー・フェース』 (1927) のプロット III ――ミュージカルの歌詞というもの(下の3)――アイラ・ガーシュウィンの「ス・ワンダフル」 (6)  On Musical Lyrics: " 'S Wonderful" by Ira Gershwin (6) あたりでとまって、メイポールやルネサンスフェアのほうへ話が広がってしまったのでした。ああ、そうだ。ジェンダー問題が底流としてあったのでした。

  

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参考url―(参考になんかしちゃいないんだけどw ・・・・・・個人的には絵画の時間性というのは別に未来派とかなんとかの問題でなくて、画家が伝えようとしたものが絵を見る人間に伝わるのではなくて、むしろ見る人間の内的なものが投影されざるを得ないような現代美術だか近代美術だかにおいて広くおこってくる問題だと思うのですけど。よくわかりませんが。)―

 時間芸術と空間芸術について――「視覚芸術- Wikipedia」、「ラオコオン論争 - Wikipedia

「8. 時間芸術の特徴を理解しよう」 <http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/3702/howto/howto08.html>


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March 31 不思議な箱の発見 パート5 Wonder Box [時間・空間 space]

March 31, 2009 (Tuesday)

   いまカリフォルニア時間は3月31日(火)午前1時になるところで、日本は同日の16時59分です。

  眠る前にもう一度箱を探してみようとして、でもぜんぜん出てこないのでトップページ <http://www.so-net.ne.jp/>の鍵key.gifをクリックしたら、お休みの掲示がでてきました。

WS001061.JPG
<http://www.so-net.ne.jp/event/hako/>

   しかし・・・・・・わざわざ鍵をクリックしてから箱を探す人などおらんのだから、トップページの表面で掲示をしていただきたいものです。

  しかし・・・・・・これで時間が奪われなくなるかと思うと少しホッとするような気もする自分もいます。

November 9 不思議な箱の発見 Wonder Box」「November 12 不思議な箱の発見 パート2 Wonder Box」「December 11 不思議な箱の発見 パート3  Wonder Box」「December 14 不思議な箱の発見 パート4  Wonder Box

   ちなみにその後はタブを18個くらい並べてで32~29%に画面縮小してゲトしていたのですが。大の大人がマジで。

  もう卒業かw


タグ:不思議な箱
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