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July 16 アルバニ山彷徨 (1)   Wandering Around Albany Hill [アルバニ山 Albany Hill]

July 16, 2008 (Wednesday)

     朝、小学校までモーリちゃんを送ってからEl Cerrito Plaza のモールでなんか割引の肉とか買って帰ろうかなと思ったモーリちゃんの父でしたが、店の人と話すのが億劫な気分になり(いや、こないだ、2日前かしら、は気分はよかったのです。その前のときに「これは自分のバッグに入れます」と言ってワープロ用紙とワインを入れたら、"I am sorry" と言われて、いや、なんの、と答えたのだが、しつこく言ってくるので、どうやら「遺憾」の意をあらわしているようで、これは自分の仕事だから、というふうで(でもわしのバッグに入れるのはキミじゃなかろうがと思ったが)、ちょっと気まずい思いをした大柄の色の白い、たぶんアイリッシュの青年(レジの横で商品を詰める係のひとり)が、品物を渡してくれたあとに親切な言葉をかけてくれたり、1.29ドルの一番安いパンが1.36ドルに上がっていて、え゛ー、これだったら2個4ドルの1ランク上のを試しに買ってみるかな、しかしモーリちゃんたちになに言われるかわからんしなあ、と悩んでいたら、おねえさんがMay I help you? とうしろから声をかけてくれたりして、そのまえにも青年の店員が牛乳売場で値段を検討してたら "Do you need some help?" と言ってくれたり。まあ、あとの2件はNo, thank you. なのですが)、なんとなくどっちつかずの歩き方をしているうちにまっすぐ山へ向かってしまい、あ、じゃあ、山を越えて帰ってみるか、という気になった。

    前にソラノ通りについて書きました。ソラノはアルバニー市の本町通りみたいなものです。ソラノ通り商店街は東のほうはバークレー市です。逆に、南北に走るサンパブロ通りと交わったあと西側は商店はほとんどなく、西の果て、は海に近く、ピアス通りとぶつかってたぶんそこで消えています。アルバニー市は人口16000人くらいですが(Wikipediaに載っている2000年の人口16444。2006年7月の人口は15965)の小さなマチで、北の El Cerrito 市と Richmond市との境はEl Cerrito Creek (川)、南のBerkeley 市との境はCodornices Creek (川)の流れが境界線になっています。アルバニー市の西にぽっこりとあるAlbany Hill は海に近いので、景観がよいということになっていますけど、海側の斜面には家は建ってないなあ。逆に東側は「丘の上の家」という感じで、何層にも家が建っています。東から見るとこんな感じ。↓

006_AlbanyHill_fromGarfieldStreet.jpg

サンパブロ通りの北のほうから眺めるとこんな感じ↓

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  調べてみるとAlbany Hill は、昔は el Cerrito de San Antonio というスペイン語の名前でした。el は定冠詞で英語のthe ですが、cerrito というのは、スペイン語の cerro が英語の hill, mountain に相当しますが、そのcerro の縮小形で「小山」の意味になるようです。 そして、El Cerrito Creekは、今の、おそらくアメリカ合衆国がスペインからカリフォルニア州をもらってからのちに付けた Albany Hill、むかしのEl Cerrito de San Antonia (聖アントニオ山)の麓を流れています。↓

 

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    であるなら、モーリちゃんの父が推測するに、"El Cerrito" というのはどうころんでも単数形ですし、もっぱらアルバニ山を指していたと考えられます。だから、たとえばUTB という情報発信基地が、スペイン語豆知識として「エルセリートと言う街が北カリフォルニアにあります。El Cerritoと綴ります。Cerritoは「小さな丘」という意味で、サンフランシスコ湾に面して、ぽっこり小さな丘が突き出ているのが見えます。」と述べるとき、え゛、その小さな丘ってどこのこと? と思うし(だって Los Cerritos じゃないし、アルバニ山はエルセリート市じゃなくてアルバニー市にあるから)、 教えてgoo の回答で「El cerritoは小さな丘という意味です。名前からして町はサン・フランシスコ湾(これもスペイン語)を臨む小高いところにあると思われます。」って知識はわかるが、モーリちゃんの父も得意な推測でしかなく、しかもたぶんはずれている。同じ回答者が「カリフォルニアは隣のアリゾナ、ニューメキシコなどと同じく1848年までメキシコ領(その前はスペイン領)だったので地名に多くのスペイン語が残っています。」と述べるのは正しい。ま、ともかく現在の区画ではエルセリート市に本来の山はないです〈小高いところはありますけど)。よって小山市と名づけます。いや、小山市は周囲に山がないけど丘はあるのですよね。だから微妙にちがう <http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/004_sityo%27s_room/3byousi/3byousi_071.html> <http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/mailmg/20080415p.htm> <http://azarashimari.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_9312.html> <小山評定>。小山というのはhillなのだ。

  さて、朝です。

   Jackson 通りをまっすぐ歩いて、アルバニ山に向かいました。なんだかんだ言って、車の通れる道がなければ普通の人は住まないみたいです。そして、どうも「丘の上の家」というのは「丘の上の町」(マタイによる福音書)という、植民地時代にジョン・ウィンスロップが演説したんで有名なフレーズの残響があるのかどうかはしらないが、富裕な階層が住みたがるもののようです。Berkeley Hills もそうでした。

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最近売りに出された家の庭の「蝸牛町 Snail-Ville」 

 

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Century 21 ってアメリカにもあったのね。

 

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向こう(東)に見えるのはBerkeley Hills か

 

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まあ、このあたりはこの程度の傾斜ですが。

 

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さらに坂道になります。

 

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車だらけ。

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こういう壁面の家が多いっす。

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 振り返るとこんな感じ。

 

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ここで車道はdead end。ほんとうの山道へ続く。

 

続き書きました(July 22)

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ポキートスパニッシュ「第56回 冠詞の"The"/El(エル)、Los(ロス)、La(ラ)、Las(ラス)」 <http://www.utbhollywood.com/spanish/e-1059.html> 〔1月11日O.A.:ロサンゼルス・ハリウッドからの日本語情報発信基地-UTB (United Television Broadcasting Systems, Inc〕

City of Albany, CA  Website <http://www.albanyca.org/>  〔知らなかったのですが、今年市制100年のようで。San Pablo 通り沿いの市庁舎の立て直しをするぞ、という葉書きを4月にもらっていたのですが気づきませんでした〕

           City of Albany, CA: City Maps <http://www.albanyca.org/index.aspx?page=58> 〔アルバニ山は海抜100メートルちょとくらいのようです "338 feet above sea level" 〕

 

Albany, California (CA) Detailed Profile - relocation, real estate, travel, jobs, hospitals, schools, crime, news, sex offenders <http://www.city-data.com/city/Albany-California.html> 〔city-data.com のページ〕 

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July 16 アルバニ山彷徨 (2)   Wandering Albany Hill [アルバニ山 Albany Hill]

July 16, 2008 (Wednesday)

    承前

   ということで、この日の朝、帰りにアルバニ山を越えて家に戻ろうとしたモーリちゃんの父でした。

   このあいだの記事ではJackson Street のはずれまで行きました。ここです。

 


大きな地図で見る

   航空写真だと、アルバニ山は下↓のような感じです。なんか人形が山の中へ動かないのですが、Jackson Street です。

 


大きな地図で見る

あ、人形は消えてしまったw。 こないだの写真の最後はこれ↓でした。

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  一部、白いジャケットの人はモーリちゃんの父その人ではないかとの声があったのですが、これは地元のおばさんです。すぐ後を行くと怪しまれるかもしれないと思い、道のはずれで時間をつぶしていると、ネコが足にすりよってきました。(8:24am)

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いや、これはモーリちゃんの父の脚ではなくて柱ですけど。(8:26am)

 

そうこうしているうちに山の中におばさんも消え、さらに後ろからアフロのおねえさんが迫ってきたので、あわてて山中に飛び込みました。

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8:27am.  おばさんが行ったのは左でしたが、モーリちゃんの父は右へ向かいました。目標は西北のPacific East  Mall (上の航空地図の文字に Pacific East と書いてある、全体としては台湾系のモール)のはずれのほうだったので。もっとも、このときは地図はおぼろにしか見たことはなく、山カンで動いたのですけど(あとおばさんについていきたくなかった)。山は紅葉がきれいで・・・・・・つうか、道幅4,50センチ。むこうから人が来たらどうしようみたいな。

 

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8:27am.  北方の風景。

 

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 8:27am.  北西方向の風景。

 

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8:27am.  平行に倒れている木。

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8:28am.  平行に倒れている木、パート2。

 

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8:28am.  西の方、サンフランシスコ湾をのぞむ。

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8:29am.  平行に倒れた木、パート3。この辺で、なんか方向がちがうかな、という気持ちがしてきたのですが、いまさら戻る気にもならず転がる石のように下り坂を進んだのでした。

 

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8:30am.  やがて下のほうに開けた場所が。

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8:31am.   しかし倒れた古木の巨木(径が50~60cmくらい)が道をさえぎっており(上の写真のまんなか上に写っていた木です)。

 

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8:32am.   下をくぐって振り返った古木。なんかほとんど道の跡がなくなりつつあり。不安が募りました。

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8:33am.  道なき道に近い道。ほとんど動物のカン的な山カンが求められているような。

 

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8:34am.   道を覆う灌木の枝の下をくぐる形で進みます。

 

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8:35am.   ただ地面がへこんでいるから道かな、という道。

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8:36am.  道はないのですが、下の通りがようやく見えたので駆けおります。夢の中のスザンナのように(どこがじゃ)。

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嗤う木々。

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8:36am.  この迷い犬報償の張り紙は下の通りの電柱にも貼ってあったのですが、自動車のほうを向いていたのでちゃんと読んでいませんでした。人と犬の跡、ならびにむこうに(崖が隔てているのですけど)マンションが見えて、ああ、もう倒れても大丈夫(だいじょうぶじゃない)、ああ人と犬が最近来てるところやわ、とほっとし。

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8:38am.  平行に倒れている木、パート4。

 

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8:39am.   謎の碑板を発見。

 

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8:39am.  パトカーを発見。びびる。不審者として質問されたらどうしよう。

 

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8:40am.  パトカーを背にして、歩いてきた方向ではなくて、海と直角方向の平らな道の木々を撮影するふりをしながら撮影。

 

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同上。この辺は、モーリちゃんを朝送っていくときにのぞき見るアルバニ山の入口のそばなのでした。予定した地点より数百メートル南へ降りてきてしまいました。

 

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8:40am.  ピアス通りにパトカーはいなくなり。どうやら駐車違反のカードを貼っていたようです。

 

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8:41am.  緑色の箱は4月からずっと山の掃除をしていて、それに使われている箱です。 火気厳禁、山火事注意みたいな看板が麓に立っています。 アルバニ山が山火事になったらまじやばいです。

 

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8:41am.  ピアス通りを渡ってアルバニ山の入口を見る。この道自体が山を貫いた(pierceした)山道なのかも、と思いました。

 

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8:42am.   クマが出ます、ならぬ人が出ますの標識。それと駐車禁止の標識。

 

   以上、早朝のアルバニ山彷徨でした。いまどきのカメラは便利で、 時刻を刻々と記録してくれています。恥ずかしながら15分程度のワンダーフォーゲルだったのですが、最初はまじ焦りました。ほんとに足をすべらせたら山腹を転げ落ちるようなところに細ーい道があるのです。

 

  帰って来てから、インターネットで調べたらアルバニ山について書いているブログが当然ありました(あちゃー)。

    興味深かったのは2006年の「だんな様と一緒にアメリカ生活」です(タイトルがじゃなく)。

   「Albany Hill Park」 <http://blog.livedoor.jp/lovetweety/archives/50467539.html> 〔「だんな様と一緒にアメリカ生活―カリフォルニア、Berkeleyでの生活&ゴルフ日記」 2006.2.25〕

    この2年前のTweeさんのブログ記事で言及される「倒れている木があれば、その下をくぐったりもして、中々面白かったです
」って道をふさいでいるあの木じゃないですか。

   きっとこれからも倒れたままでずっといるのだろうな。そして幾人もの人々が下をくぐることでしょう。モーリちゃんの父のようにひとりでなければ、一緒に笑いながら。あるいはひとりでも二度目にはほほえみながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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July 23 アルバニ山周辺  About Albany Hill [アルバニ山 Albany Hill]

July 23, 2008 (Wednesday)

    4月に、流れている画像を拾った古地図の身元を、7月になって探していたら、立派な地図サイトに行きあたったモーリちゃんの父です。

thumbnail.gif(クリックすると画像直リンじゃないリンク)

   "Map of the county in the vicinity of the Cerrito de San Antonio: Alameda County / surveyed by Jas. T. Stratton, March 1861" <http://content.cdlib.org/ark:/13030/hb6779p0mz/>〔calisphere, University of California という、California Digital Library (CDL) の公共サービス・プロジェクトのページ〕

 

くわしい説明としては――

Title: Map of the country in the vicinity of the Cerrito de San Antonio : Alameda County / surveyed by Jas. T. Stratton, March 1861

Creator/Contributor: Stratton, James T.  United States. District Court (California : Northern District). Land case. 100

Date: 1861

Subject: Rancho San Antonio (Alameda County, Calif.) -- Maps, Manuscript      Scale [1:15,840]. 20 chains = 1 in. -- (W 122°16'/N 37°52')

Note: Relief shown by shading and spot heights.  4362 S18  Covers the Rancho San Antonio.  From: U.S. District Court. California, Northern District. Land case 100 ND, page 2229; land case map E-227 (Bancroft Library). Vincente Peralta, et al., clmts.  Shows drainage, roads, land ownership, etc.  Pen-and-ink and watercolor.

Physical Description: 1 ms. map : col. ; 44 x 64 cm.

Language: English

Local Call Number: Land Case Map E-227

Contributing Institution: The Bancroft Library, University of California, Berkeley, CA 94720-6000

 

  しかしこの説明だけでは、なんだかよくわからないですし、この拡大・縮小ができる地図の見方もよくわかりません。とりあえずタイトルの「サン=アントニオ山 (the Cerrito de  San Antonio) 付近の郡の地図――アラメダ郡」から、Albany Hill が "the Cerrito de San Antonio" と英語とスペイン語のチャンポンで、さらに地図の中では "Cerrito of San Antonio" とさらにチャンポンになっているのがわかります。

  説明を求めて検索していると、 "Friends of Five Creeks" という自然保護のボランティア団体のホームページの地図のページにいきあたりました。 その "Creek Maps" のページには、上のバークレーのバンクロフト図書館の古地図も含めてさまざまな新旧の地図が集められて、リンクが張られています。

  上の古地図について、地図が「読める」人による詳しい解説がついています。――

This 1861 map of the Friends of Five Creeks area is one of the most detailed available. It shows the few houses and businesses of the time, as well as the first schoolhouse, beside Schoolhouse Creek. Prominent rocks, willow groves -- even some individual trees in the largely treeless flatlands -- are noted. (この、われらがFriends of Five Creeks エリアの1861年の地図は、入手可能な最も詳細な地図です。当時の数少ない家屋と商売を示し、また、スクールハウス・クリーク沿いの最初の学校も示しています。際立った岩、柳の木立ちが――概して樹木のない平地の個々の木々さえも――注記されています。)

Strawberry Creek, the southernmost creek, is shown as dividing in the flatlands, with a side channel running southwest. Some other early maps also show this feature. Near the creek's mouth, you can see the Indian shell mound beside the willow grove and the starch factory, Berkeley's first industry. (南西方向に分かれる支流をもつ南端のストロベリー・クリークが、平地を分割するかたちで示されています。ほかの初期の地図にも同様の記述があるものがあります。このクリークの河口付近に、インディアンの貝塚と、その横に柳の木立ち、そしてバークレーの最初の産業である澱粉工場が見えます。)

The maps [sic.] shows that Schoolhouse Creek, the unnamed creek between Strawberry and Codornices, flowed into a sausal, or willow marsh, at the head of the tidal slough that flowed north through a large salt marsh, reaching the Bay behind Fleming Point (today's Golden Gate Fields race track). (この地図は、スクールハウス・クリーク、つまりストロベリー・クリークと〔その北の〕コドーニシズCodornices 発音わからんです〕クリークのあいだを流れる名前のついていないクリークが、“sausal” つまり柳の湿地へ流れ込んでいる様子を示していますが、そこは大きな塩の沼沢を北へ流れて、フレミング・ポイントの裏手でサンフランシスコ湾に達する、潮流のある潟の先端です。)

Like other early maps, this one shows that Codornices Creek disappeared as a distinct channel west of today's San Pablo Avenue (the wagon road from Oakland to the Castro's Rancho San Pablo). Marin Creek, north of Codornices, similarly disappeared. The waters presumably filtered through grassland to the salt marsh and slough. Thus the creek channels edging today's University Village -- Codornices Creek and Village Creek -- are largely artifacts created to drain this area, now become living creeks. Codornices even has a large trout population. (他の初期の地図のように、この地図はCodornices クリークがはっきりした水路としては、今日のサンパブロ・アヴェニュー(オークランドからカストロ・ランチョ・サンパブロに至る馬車道)の西で消えていることを示しています。Cordonices クリークの北のマリン・クリークも同様に消えています。水はおそらく草地を抜けて、塩湿地と潟へ通じたのでしょう。こういうわけで、今日のユニヴァーシティー・ヴィレッジの端を流れるクリークの水路は――Cordonices クリークとヴィレッジ・クリークです――この地域の排水をするために主として人為的につくられたものが、ほんとうのクリークになったものです。Cordonices クリークは多数のトラウト(鱒)が棲むまでになっています。)

You can see how a fan of creeks joined Cerrito Creek to wind through another large salt marsh north of the Cerrito de San Antonio, now Albany Hill. The southernmost creek in this fan is today called Middle Creek in Albany. Blackberry and Capistrano Creeks in Berkeley. The waters of Blackberry Creek are piped into the culvert that buries Marin Creek. But the sausal, or willow grove, at the creek's mouth remains -- the only one of all those shown on this map. The creeks north of Cerrito were never formally named. Today, they join Cerrito from pipes at Adams Street, just west of San Pablo Avenue. The southernmost one is the creek that flows from Kensington down through the cemetery and East Bay MUD plant. (扇状にいくつものクリークがセリート・クリークに合流し、セリート・デ・サン=アントニオ、つまり今日のアルバニー・ヒルの北で、別の大きな塩性沼沢に曲がりくねって注いでいるのがわかります。この扇型の南端のクリークは今日アルバニーではミドル・クリークと、そしてバークレーではブラックベリー・クリーク、キャピストラノ・クリークと呼ばれるものです。ブラックベリー・クリークの流水は、マリン・クリークを地下に落としている暗渠にパイプで流れ込んでいます。けれども、クリークの河口のsausal、柳の木立ちは残っています――この地図で示された柳の木立ちのなかで唯一残っているものです。セリート・クリークの北の複数のクリークはちゃんとした名前が付けられたことはかつてありませんでした。今日、サンパブロ・アヴェニューのすぐ西のアダムズ・ストリートで水管によってセリート・クリークに合流しています。南端のクリークは、ケンジントンから流れて墓地を抜けてイースト・ベイのMUDプラントに流れています。)

Note the small summit with a house on it at the north end of the Cerrito de San Antonio. This summit, which no longer exists, may have been a shell mound, blasted off and used for fill. (セリート・デ・サン=アントニオ山の北の端に、一軒の家がある頂があることに注意〔アルバニ山の332フィートと208フィートの双子山的な頂は赤字で示されてますが、それより北西のはずれ、地図のWm [=William] H. Gray という名前のある■のところのことです〕。この頂は現在はありませんが、かつては貝塚であったのが、切り崩されて、盛り土、盛り石に使われたのでしょう。)

Today's Wildcat Creek, on the other side of the hills, is called "Little San Pablo Creek" on this map. Other maps of the time show Wildcat and San Pablo Creeks flowing together in the marshy area near their mouths. (山の反対側の、今日のワイルドキャット・クリークは、この地図では「リトル・サンパブロ・クリーク」と呼ばれています。当時の他の地図ではワイルドキャット・クリークとサンパブロ・クリークが河口近くの湿地帯で合流しているのが示されてます。)

 

    ちょっと適当な訳です。こんなに長いとは思わなかったす。 疲れたす。細部を検証するにはやっぱりUCB所蔵の地図で拡大かな、と思います。

 つづく。

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 アルバニ山の南の住宅の物置のような建物の壁に貼ってあるサイン "To the Mountains"

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July 30 アルバニ山の木の実 [アルバニ山 Albany Hill]

July 30, 2008 (Wednesday)

    モーリちゃんのサマースクールは終わったが、モーリちゃんの母のアダルトスクールはこの日までだったので、そのあいだの数日間モーリちゃんの父がモーリちゃんと留守番をすることになっていた。前の週末にサンパブロ通りの八百屋さんの隣りのイチバンカン(サンフランシスコのジャパンタウンにも店がある、百円ショップみたいな感じの店) で、一組1.5ドルのバドミントンを2セット買ったので、毎日のようにモーリちゃんとモーリちゃんの父はバドミントンをしていた。

   この日も昼前から山の下の公園(通称山下公園w)で バドミントンをしていたのだけれど、途中で「ちょっと休憩」とモーリちゃんが鉄のベンチに寝っ転がって、「おとうさんも」というのでふたりして空を見上げて寝そべった。

   そのあと公園の芝生のなかのクローバーを探したり、 木の実や落ち葉を観察したりした。モーリちゃんは前からいろいろな色の実が気になっていたようだが、モーリちゃんの父は地面をじっくり見るのは初めてだった。アルバニ山を彷徨したときにさえよくは見ていなかったのです。それから、山にちょっと行ってみようということで、山へ出た、というか山へ入った。虫がはいっていたらいやだなあ、とは思ったが、とにかく持ち帰って、インターネットで調べてみようということで、持ち帰って撮影したのが次の写真です。――

 albanyhill,CA_Summer2008_DSC_0042.jpg

(クリックでちょっぴり拡大)

右下の赤いサヤには黒い豆状の実が入っていて、その木の葉っぱは右下の緑の葉です。左上のオレンジ色の実はこのまま地面に落ちていました。 以上は公園に生えていた木ですけど、公園の中の山のそばに、そして山の中にたくさん落ちていた実の多くは左側に並べたベーゴマ状の実です。大きさはまちまちですが、2cmくらいのものが多く、円錐の部分の色は白から緑、茶色、上の丸い部分は、十字型の切れ目が実際に凹状に穴が開いている場合と、赤やオレンジの手裏剣状の模様になっているのとあり(前者のほうが古い感じで、色も茶色い)。円錐の部分の皮が剥けて、繊維状の木質があらわになっているのもありました。あと、数は少ないけれど、どんぐりの帽子の部分だけ見つかりました。

<!--[if gte mso 9]-->  昼に家に戻って調べてみると、アルバニ山の植生について、市のホームページはつぎのように説明していました。――

 

The park is open space except for the pleasant eucalyptus tree lined rustic trail.  The natural value of Albany Hill lies in the surprising richness of the flora and faunas [sic.] the current tally is 134 native plants reported from hill and creek, including 2 orchids, 3 different roses, and 7 kinds of fern.  Many of these plants were of great importance to the local Ohlone tribes whose grinding holes remain in the bedrock, such as coast live oak (Quercus agrifolia), California hazelnut (Corylus cornuta var. californica), soap plant (Chlorogalum pomeridianum), and yarrow (Achillea millefolium).Albany Hill

   eucalyptus tree って、ユーカリではないすか。調べてみると、ユーカリはコアラの国の木ですけれど、何百種類もあって、そのなかで近年は紙パルプの資源として背が高く伸びるタイプが地球のあちこちに輸出されて植林が進められているようです。そういう最近のこととしては、日本版ウィキペディアの「ユーカリ」にリンクされている「ユーカリ植林と環境問題」というessayがそのへんの事情と問題点(とされたものの問題ではないという反論)をくわしく述べて、興味深かったです。

 

  増大する紙パルプ需要に応え、再生可能な資源として期待されるのが、亜熱帯を中心とする成育の早い樹種による植林木である。中でも最も有望な早生樹種として着目されているのが、ユーカリである。これまで多くの造林技術の知識の蓄積があって、製品の市場が確立しているためである。

  ユーカリは、著しく生長が早く、多岐な種類の中から、あるいは同一種の中でも産地の違いで、植えようとする土地の気温や降雨量、土壌などの条件に合った樹種を 選択することができる。荒廃地等劣悪な土地でも、適応力が強いので、造林適地がきわめて広い。他の早生樹に比べて、樹種の選定や植え方、管理態勢次第では、単純一斉林とした場合でも病虫害の発生が少なく、山火事にも比較的耐える力があり、また種子の採取、保存と挿し木苗の養成が容易で、大量に苗木を生産 できるばかりでなく、根からある程度以上のところで切れば、切り株から芽が出て再成長し、再植の手間が省けるという特性がある。利用材積が大きく、ヘクタールあたりの林分材積は成長量の早いこととあわせ高いものになる。用途は紙パルプ原料のほか、薪炭材、電柱、鉄道枕木、坑木、合板、建築材・家具材など に使える。そのほか油成分等から塗料や香油、化粧品、消毒剤の原料が抽出できるなど、木材資源としての有用性が広い。

  このためユーカリ植林は、アジア、大洋州、中南米、アフリカ、地中海周辺、北米など、世界の多くの地域で広く行われている。熱帯地方の人工林の中では、松、アカシア、チークをはるかに上回る面積が、ユーカリによって占められている。特にブラジルでは、ほとんどの州で植えられ、現在ユーカリの植林面積はおよそ 300万ヘクタール、国土の0.35%に相当し、いまやブラジルは、世界最大のユーカリ植林国である

と ころが、近年ユーカリ植林について、様々な批判がいわれるようになった。その多くは土地所有や利用に関わる住民政策の問題、ユーカリ材の生産・流通・消費構造等に起因する社会・経済的問題であるが、ユーカリ類の生態的特性が有害であると指摘したものがあって、ユーカリ類の造林はいかなる状況下でも好ましく ないとの主張がなされている。例えば、土壌の養分の消費量が大きく、短い期間で伐採を繰り返せば、土壌の劣化を招く、ユーカリは、土壌水分を多く吸収し蒸散させ、水を大量に消費し、水源機能を低下させる、外来樹種の一斉造林は、動植物の生育環境、生態系の多様性に問題を生じる、ある種のユーカリ葉 の出す化学物資が、他の生物に悪影響を与える、といった非難である。

  カリフォルニア、少なくともベイエリアのこの地域に最初にユーカリが植えられたのは、どうやら1850年代のようです。時代背景としてはゴールドラッシュが関わっていて、よその土地からやってきた人たちが焚き木をするにもあんまり木が生えていなかったのが事実らしい。英語版Wikipedia の "Eucalyptus" にリンクされている、カリフォルニア州立大学のRobert L. Santos という人のessay "The Eucalyptus of California: Seedsof Good or Seeds of Evil?" があれこれと蘊蓄を傾けていますが、全部読んでいるひまないよ、というくらいの蘊蓄の傾け方なので、歴史的なところをぱらぱら読むと、オーストラリアから黄金の夢に駆り立てられてやってきた人がその夢のかわりに植林を商売としたという説とかいろいろあるようですが、事実として十数種類のユーカリの記述のあ る1850年代の商品カタログが残っているそうです。諸説の一部も入れて引用します。――

 

   Looking for real hard evidence, H.M. Butterfield did find in1935 an 1858-1859 Golden Gate Nursery Catalog at the Academy of Sciences in Golden Gate Park. It listed eucalyptus species as follows:


      Eucalyptus Resinfera (Aus.)-- Splendid weeping forest tree. 60 feet. $10.00 〔これは俗に"Australian red mahogany" と呼ばれる種類のようです〕
 
    " Argentea " --  Argentea foliage 20 feet.  $10.00
 
    "  Augustifolia "  --  dwarf 5 feet           $  5.00 〔dwarf というのは矮性の、最初から低い種類です〕

    Also noted in the catalog is a list of seeds received from M. Guilfoyle of Sydney, September 15, 1859. These species were robusta, iron bark, blue gum, longifolia, nigra, and globosa (globulus?). 
    Maybe it was Captain Robert H. Waterman who planted the first eucalyptus seeds in California?  In a biography of this clipper ship captain, entitled That Fabulous Captain, one finds that Waterman bought land in Suisun Valley for his retirement and planted eucalyptus in 1853. He apparently commissioned an ex-first mate to bring eucalyptus seed to him from Australia. Waterman not only planted seed on his ranch, he gave some to his neighbors as well. The blue gums currently in the area are felt to be connected with these early plantings.  
    Professor Woodbridge Metcalf, one time Forester for the University of California, Berkeley, and an expert on California eucalyptus, felt from his research that the first eucalyptus in California appeared at Oakland's Shellmound Nurseries and Fruit Gardens in 1856.  Metcalf gives no evidence to support his claim, but H.M. Butterfield, writing in 1939, notes that the nursery did have eucalyptus seedlings listed in its stock in 1856 for $5 each.44 The owner of the nursery was R.W. Washburn, and from the evidence, one can conclude that he was one of the pioneers in the propagation of eucalyptus in California. Still another challenge comes from Abbot Kinney, who wrote in 1895, " The planting of trees of various species of Eucalyptus in California has been carried on since January 1856, when Mr. C.L. Reimer successfully introduced 14 species."  Kinney, an important figure in California eucalyptus history, does not continue the story of this account in his work. Without evidence from Kinney or other writers, it is difficult to support this claim though one would like to because of Kinney's importance to eucalyptology.
 
   Taking into consideration all of these accounts and evidence, one seems to conclude that Behr and Walker were probably the first to propagate eucalyptus in California.  One can state, however, without question, that there were indeed eucalyptus pioneers on both sides of San Francisco Bay in the 1850's.

 

   さて、いろんな種類があるとして、どれか、ということで、Virginia Tech "Tree Fact Sheets" というデータベースがおもしろかったです。 検索の左側の欄が上から "Family" "Genus" "species" "common name"。右側が "State"  "Hardiness Zone"  "Floristic Region (Biome)" 〔砂漠とか熱帯サヴァンナとか〕となっていて、適当に空所に入れると該当する植物が出てきます。"Genus" eucalyptus を入れて、アメリカでは10種、カリフォルニアにしぼると6種ヒットします。1.Eucalyptus camaldulensis - river red gum 2.Eucalyptus cladocalyx - sugar gum  3.Eucalyptus globulus - blue gum  4. Eucalyptus polyanthemos - silver dollar gum  5.Eucalyptus sideroxylon - red ironbark  6.Eucalyptus torelliana - cadagi見比べると、3つ目の "Eucalyptus globulus" つまり"blue gum"と呼ばれるものがアルバニ山に見られるものだとわかりました。

  あらためて検索すると、英語版Wikipediaには "Eucalyptus globulus" が別だてで記事になっており、細部の画像も豊富に付いているのでした。

   Image: Eucalyptus globulus fruit

      Image: Eucalyptus globulus fruit 3-6valves 

   Image:Eucalyptus globulus bud

      Image: Eucalyptus globulus bark

    アルバニー市のページには、土着(native) の植物としていくつかあがっていましたが、どんぐりみたいなのは coast live oak というカシの種類のようです(モノの本によると常緑樹evergreenの場合はカシ、落葉deciduous の 場合はナラだそうで)。これはある程度の塩分のある土地でも生え、カリフォルニア沿岸に昔からある木だそうです。高さ1025メートル。樹齢が200年を超えるものもあるそうです。しかし高さ的にはユーカリに負けていて、アルバニ山の姿はユーカリによるところが大きいように見えます。山の上のほうで倒れ ていたのはもしかしてカシの木じゃないのかしら。

   はじめのころアルバニ山周辺の坂道を歩きながら、むかしむかし、アメリカ人もスペイン人もいなかったころ、人工の道路もなくて、インディアンの先祖が住んでいた頃の原始の森の姿をあちこちに幻視したつもりでいたのですが、イメジが違ったようです。

1988230

アルバニ山の海側のピアス通り沿いの入口(4月24日撮影)

 

1972576

海と反対側の、サンパブロ通りのさらに東側のEvelyn 通りからの眺め(7月18日撮影)

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参考url――

 "City of Albany, CA: Albany Hill" <http://www.albanyca.org/index.aspx?page=592> Albany 市のHP

ウィキペディア「ユーカリ」 <http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AA>

桜井敏浩「ユーカリ植林と環境問題――ブラジルでの議論を中心として」 <http://www.bizpoint.com.br/jp/reports/sakurai/sk11_00.htm> Bizpoint 内の「桜井ブラジル評論コーナー」〕

EucaLink <http://plantnet.rbgsyd.nsw.gov.au/PlantNet/Euc/> 700, 800種、いや1000種以上あるといわれるユーカリについてのオーストラリアのウェブガイド〕

Wikipedia, "Eucalyptus" <https://secure.wikimedia.org/wikipedia/en/wiki/Eucalyptus>

Robert L. Santos, "The Eucalyptus of California: Seeds of Good or Seeds of Evil?" (1997) <http://www.library.csustan.edu/bsantos/euctoc.htm>

Dendrology at Virginia Tech Home <http://www.cnr.vt.edu/DENDRO/dendrology/main.htm>

EUCALYPTOLOGICS: GIT Forestry Consulting's Eucalyptus Blog <http://git-forestry-blog.blogspot.com/2008/08/eucalyptus-species-identification-iv.html> eucalyptology を学として提唱する、たぶんカリフォルニアの団体のページ〕

UC/JEPS: Jepson Manual treatment for QUERCUS agrifolia var. oxyadenia <http://ucjeps.berkeley.edu/cgi-bin/get_JM_treatment.pl?4316,4326,4328,4330> coast live oak についての記述を含むUCB のページ。James C. Hickman, ed. The Jepson Manual:Higher Plants of California (1993) のネット版〕

 

 


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November 11 小山川 El Cerrito Creek [アルバニ山 Albany Hill]

November 11, 2008 (Tuesday)

   昨日も書きましたが、今日はVeterans Day です。月曜の夜にテレビを見ていたら、Macy's のコマーシャルで、"Veteran's Day" と書かれていました。

  前に、エルセリートについてなんかあれこれ書きました――July 16 アルバニ山彷徨 (1)   Wandering Around Albany Hill

  10月の末近くから、思いがけずだいぶ雨が降るようになり、エルセリート川も水かさが増し、昼の日射しが続いて水温があがらないときには、水が澄んで見えます。春から夏まで、ずっと川辺の草は乾ききり、川も水量が少なく汚れて濁ったドブ川のようだったので――それでも、うちのあたりはアルバニ山の麓をセリート・クリークは流れていて、白い大きな水鳥がときどき姿を見せるし、まわりではリスがこそこそしているし、ある程度自然の中にあるのですけれど――ちょっと新鮮な気分になります。月の初めには雨だけでなく強い風が吹いて、雷かと思うような音を松の木や、たぶんユーカリの木が、たてていました。それで、そのあと、エルセリート川の川辺を歩いたら、ネギが落ちていました。――

CerritoCreekNov8,2008.jpg

  と、思わず拾いに降りて行こうかと思ったのですが、ネギではなくて、水辺の草がなぎ倒されていたのでした。手前のセリみたいな草も食えそうですけれど、試していません。

  前に書いたように、Cerrito というのはスペイン語で、cerro (山)の縮小形、というか、小さいものを意味するかたちです。だから小山。オヤマガワという川はあるのだろうか、と例によってフツフツと好奇心がわいてきて、調べてみました。

  ありました。

  1.   埼玉県の、たぶん深谷市あたり(ネギつながり?)―― <https://www.lib.pref.saitama.jp/licsxp-opac/WOpacTifTilListToTifTilDetailAction.do?returnid=tiles.WTifSchCmpd&gamenid=tiles.WTifTilList&tilcod=1000310056247> 〔オヤマガワかコヤマガワか・・・・・・両方書いてありわからず〕

    2.   中国地方のはオヤマガワですが、御山川でした(ていねいなのね)――<http://www.cgr.mlit.go.jp/chiki/kasenj/code/data/2%E7%B4%9A%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%9C%8C%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E8%A1%A8.pdf>

  とりあえずヤフーの地図&路線検索というのもしてみたのですが、見つかりません。 グーグルは・・・・・・<http://maps.google.co.jp/maps?q=%E3%82%AA%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%83%AF&lr=lang_ja&ie=UTF-8&oe=utf-8&rls=org.mozilla:ja:official&client=firefox-a&um=1&sa=N&tab=wl> おお、呑川住人さんというひとのマップで、埼玉の小山川の様相がよくわかります――<http://maps.google.com/maps/ms?msa=0&msid=115388626160205603476.000449d09186b99af31f3> 「元小山川が小山川に合流」、とか、わけわかめですが。

   この埼玉県の小山川清流ルネサンスというのが、どういうものかよくわかりませんが、たぶん同様の運動を、エルセリート川でもやっています。モーリちゃんの父も加わろうかと思っているのだ、実は。

cerritocreek4.jpg

アルバニ山からの水が流れ込んでいる場所(こんな場所は夏にはなかった、と思う)

cerritocreek2b.jpg

アルバニ山の木の影を落とすエルセリート・クリークの水面

cerritocreek3.jpg

これはゴミではなくて、10月の初旬くらいに、おそらく"Friends of Five Creeks" という自然保護のボランティア団体のひとたち〔ついでに過去記事「July 23 アルバニ山周辺  About Albany Hill」参照〕が、設置していたものです(正体はまだ探っていません)

 

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November 15 アルバニ山火事 Albany Hill Caught Fire [アルバニ山 Albany Hill]

November 15, 2008 (Saturday)

    前の記事を中断してお伝えした(かどうかはわかりませんが)小さな山火事の続報です。

    ヤジ馬になる気はないのですが、あまりに近くのできごとなのと、書く人はあんまり・・・・・・あんまり・・・・・・おらんだろうから、書き留めておきます。

Albany Hill catches fire; no homes damaged



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January 19 アルバニ山下公園とユーカリの花 [アルバニ山 Albany Hill]

January 19, 2009 (Monday)

   この日はマーティン・ルーサー・キングの生誕を記念する祝日で、小学校も休みだったので、前日にモーリちゃんの母が買ってきたバスケットボールと、それからバドミントンをもって、アルバニ山の下の公園とテニスコートにモーリちゃんとモーリちゃんの父は午前11時ごろに出かけたのだった。

  芝生にユーカリの折れた枝がいくつも落ちているのが目にとまった。自然にボトリと落ちるものなのだろうか。しかも花が咲いていた。

eucalyptus.jpg
(クリックで拡大)

  葉っぱは齧(かじ)ったような跡があるが、コアラは動物園でしか見たことはない。

  ユーカリについては、「July 30 アルバニ山の木の実」という記事で詳しく調べたことがあったけれど、アルバニ山のユーカリはもっぱら Eucalyptus globulus という種類だ。市街の街路樹には別の種類が植わっているのを見たことがあるけれど――サンフランシスコのゴールデンゲートパークには各種ユーカリが植わっています。夏に見たのより実が小さい気がする。それとも爆(は)ぜて膨らむのかしら。

Eucalyptus_AlbanyHill,CA_January19,2009.jpg
(クリックで拡大)

  ここはアルバニ山の北東の角あたりにあたる。左(北)はセリート・クリークが流れている。左の奥に生えているのはカシの仲間かしら。

  それにしても山肌というか岩肌が露出していたのね。そもそもアルバニ山北部にはかつて爆薬工場があって1905年に事故が起きて死傷者がでて閉鎖されたということであるが、このへんだったりして・・・・・・情報は英語Wikipediaの "Albany Hill" <https://secure.wikimedia.org/wikipedia/en/wiki/Albany_Hill> ですが、ひさしぶりに見たら、昨年の11月の山火事のことも書き込まれていた。さらにモーリちゃんの父撮影の写真かと思わせる映像も(爆)。

  おまけ――

  ユーカリは太腿、いやフトモモ科の常緑高木であるが、花言葉を調べてみると――

「366日・誕生花の辞典」 <http://www.366flower.net/2006/10/post_389.html> によると、10月25日の誕生花で、花言葉は「新生」

花言葉検索のついている「花言葉・floword」 <http://www.floword.net/2005/09/post_1068.html> によると、「思い出・記憶」

「オーガニックアロマテラピー★ユーカリの花」 <http://eucaly.blush.jp/concept.php> によると、「やさしい気持ち、新生」

「FFJ」の「ユーカリ花言葉」 <http://ffj.jp/hanakotoba/yukari.htm> によると、10月25日、11月7日、11月18日、12月2日の誕生花で、花言葉は「慰め」「記念」「追憶」「思い出」

「インフルエンザ・風邪対策 All About」の「【12月の花】ユーカリ」 <http://allabout.co.jp/contents/sp_influenza_c/flowerarrange/CU20071124A/index/> によると、「記憶」「新生」「慰め」「思い出」「再生」etc。

  エトセトラ。


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January 28 アルバニ山下公園のユーカリの木 [アルバニ山 Albany Hill]

January 28, 2009 (Wednesday)

   水曜日は1時過ぎにモーリちゃんの小学校はおわる。1月19日にバスケットをしてから10日近くが経った。モーリちゃんはこのごろ小学校の体育の時間(PE=physical excercise チョビっとしかないみたいだけれど)にバスケットボールをやっているようで、明日は試合があるというので、平日なのにアルバニ山の下の公園に出かけた。Park と呼ばれているけれど、私有地内のパーク。いま手元に辞書がないけれど、park が屋敷のまわりの庭とかなんたらいう意味があるのは辞書に載っているはず(イーディス・ウォートンの短篇小説「万霊節 All Souls'」の田舎の家の描写に出てきたと思う・・・・・・アンブローズ・ビアスの「月光の道 The Moon-lit Road」の田舎の家の描写にも出てきたような・・・・・・どこにでも出てきそうw 万霊節(死者の日)については「October 27 レイの奴を一杯 Full of Spirits [飲み物 drink] 」を参照・・・・・・それが書きたかったんかいw )。

  この日は、バドミントンはもたず、かわりにサッカー用のボール(サッカー用のボールというだけで、サッカーボールではなく、Lucky®で2個4ドルとかで夏前に買った子供用のやわらかボール)と、バトン(といっても日本からわざわざもってきたセーラームーンのスティック(といってもバトン(といってもおもちゃ)))を持ち、モーリちゃんの父はついでに勉強用の本と原稿(ブログのではない)とSUDOKU のプリントアウトしたやつをバッグに入れて背負っていった。

  バスケットは、19日には、はじめドリブルもまりつきみたいにしかできなかったので、モーリちゃんの父が鬼の特訓をしたわけだが、見違えるほど上手くなっていた。それで、少し離れたところで見守りながら数独を解いていた。それから芝生の上でバトンの練習をした。はじめはただ空中に投げて取る練習をし、それから、「今度は音楽をつけてやってみるね」と言ってなにやら歌いながらバトンを回したり放ったりするのを、少し離れたところで見守った。サッカーは、しかたがないからモーリちゃんの父も参加して対戦した。汗をかいた。

AlbanyP.jpg
アルバニ山下公園 2009年1月28日午後4時40分(クリックでかなり拡大)

  ゴールのネットを替えてほしいんすけど。こんどマネージャーにゴネてみようかしら。

  遠く前方(東方)に見える丘の斜面には家が白く建ち並んでいます。ほんとになんで丘の上の家が好きなのだろう。なんかステータスみたいな気分を誘うのかしら。1906年のサンフランシスコ地震のあとに人々がベイのこっち側に引っ越してきたときにも、最初に不動産屋が買い占めて金持ち層に提供したのがヒルズの家だった〔地震については「October 16 1906年のサンフランシスコ大地震 The San Francisco Earthquake of 1906――Magnitude Estimate (2) [San Francisco]」を見ていただけると嬉しいです。それからアルバニ山近辺の風景については「July July 16 アルバニ山彷徨 (1)   Wandering Around Albany Hill [アルバニ山 Albany Hill]」など見ていただければ。ついでに1923年の火事の際の沼田恵範のバークレーヒルズでの行動については「April 14 バークレーのボヘミアン、その他 Berkeley Bohemia, etc. [本・読み物 reading books]」を参照・・・・・・すいません、ほとんど自分の参照のためにクロスレファレンスをつけているような気がします〕

Eucalyptus2.jpg
芝生の端と、芝生とバスケットコートのあいだの砂地と、ユーカリの木の根方(クリックでだいぶ拡大)

  このユーカリの木は1枚目の写真の左側の木です。南側(右側)から撮ったかたち。秋までは、こんなに実が落ちているということはなかったと思います。ここではなくて、画像には写っていませんが、右の鉄柵沿いの地面に落ちていて〔そのときの写真は「July 30 アルバニ山の木の実」。拾ったユーカリの実は大きくて穴があいていた〕、公園内で拾った実も、山のほうから、つまり鉄柵の外側のアルバニ山にたくさん生えているユーカリの木から落ちてくるのだと思っていました。

  まるで砂浜の貝のようなのでした。

  ・・・・・・・・・・・・ 

    それにしても、人は見ながら見ていない、目に入りながら認識していないものなのね。5年生になって、さらに冬になってから、夏ほどには来なくなったとはいえ、秋からも何度も来ていたはずなのに。だから目に入っていたはずなのに。えーと、それとも認識しているが認知していないのかしら。いや、認知も認識もcognition だから、感性的認識と悟性的認識というレヴェルの違いでしょうか(霊的認識のことはいいませんw)。いや、知覚しているが認識にまで至らない、というのが正しいのでしょうか。たぶん。

  ああ、またであるからですますに変わってしまいまし。

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Ambrose Bierce, "The Moonlit Road" E-text <http://gaslight.mtroyal.ca/moonltrd.htm>

Sudoku <http://www.sudoku.name/> 〔アメリカでも数独は大流行りで、たいていの新聞に載っており、数独だけのゲーム機もあったりします。いろいろWEB ページはあるのでしょうが、ここのむつかしい "Hard++" を解くのが好き♪ 〕

以下私的メモ( ..)φ

Wikipedia ― 「感覚」 「知覚」 「認識」 「認知」 〔「この記事の内容の信頼性について検証が求められて」いるそうである・・・・・・「大脳におる知覚のメカニズム」はないなw〕 数珠繋がり= (1) 心理学 - 認知 - 思考 - 経験  (2) 知覚 - 記憶 - 理解 - 学習  (3) 直観 - 感性 - 理性 - 知性


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