April 8, March 21 戻る時――カリフォルニア時間の終わりに (2) [カリフォルニア時間の終わり]
April 08, 2009 (Wednesday)
いまカリフォルニア時間4月8日午後2時少し前です。あと1時間くらいでこのアルバニのコンドミニアムをあとにしてサンフランシスコへ行きます。どうやって行くかはまだ決まっておらんのですがw。バスだとタダだけれど、スーツケースを持ちこめるのか不安。
ということで、4日に予約したサンフランシスコの Mark Twain Hotel に二泊して、日本に戻ります。ルイスにもシンディーにも(誰やそれ)、また戻ってくるよ、と言いました。
ということで、ひとまずこれで一くぎりです。さようなら。少なくともアルバニの夕焼け空の写真はもう撮れません。最後にサンフランシスコのSutro Baths で太平洋の夕日を見たいなあ、とは思っていますけれど。
March 21, 2009 (Saturday)
モーリちゃんたちはこの日の朝、有名なチャイニーズシアターに行って、有名人の手型・足型などを見ていた。15分という、超短いスケジュールだったそうです。
アストラ・ビスタ♪
余裕があるので、ユーカリゴマの写真とEichenberg のパンフレットArt and Faith の表紙を貼っておきます。最後までぐちゃぐちゃでした。どうも。
April 7 2009年4月7日 アルバニ(カリフォルニア)の空と雲と引っ越し [天気 weather]
April 07, 2009 (Tuesday)
天気予報では今日から天気がガラッと変わって崩れ、雨が週末まで降るかも、という話だった。朝雨が降り出して、気温が急激に下がった。
朝9時半に黒猫が来るので、最後のパッキング作業を朝早くからした。入れても入れても入りきらず、書類の作成にも手間取って、鬼のようになって作業に励んだ。結果、鍋のガラス蓋を詰めるのを忘れ、ヤカンも詰め忘れ、トーラスブリッジの模型も詰め忘れ、4年生の教材も詰め忘れ、その他もろもろ積み残しが出た。
モーリちゃんの父と大和の人は大汗をかき、モーリちゃんの母は寒い、と言って窓を閉めた。
昼前に雨があがって、それでも雲がたくさん出ていた。こういう天気の方がカリフォルニアの空ウォッチャーとしてはわくわくする。
残っていた片栗粉を大量投入してあんかけにしてみた。ほんとうはこの晩の長い料理の話があるのだが割愛です。
April 6 2009年4月6日アルバニにて [断章 fragments]
April 06, 2009 (Monday)
朝9時過ぎにPeet's Coffee の駐車場の奥(というかサンパブロ通りの表から見ると2軒くらい左)のFedEx Kinko's に、日本に送る初校のゲラをもっていって、FedEx Express のInternational Priority で送った。ここから送るのは初めてだったし、黒人の女の人がひとりいるだけで、他にネガのコピーをあれこれと注文をつけている客がいて、モーリちゃんの父があれこれ訊くのに時間がかかっただけでなく、電話番号をあいかわらず覚えていないので適当に書いてしまったけれど、なんとか送れたことは、その後のパソコンでのトラッキングで確認できた。8日の6時に到着予定と出ていた。早いです。でも40ドル90セントもかかってしまった。
前日はモーリちゃんとモーリちゃんの母は台湾の人のうちに呼ばれて夜11時過ぎに帰ってきたのだけれど、モーリちゃんは仕事が終わっていなかったので家でひとりカツ煮とか作っちゃったりして、でもそれは食べないでとにかくビールを飲みながら更生、いや校正に励んだのでした。しかし飲み過ぎた。それで二日酔い状態だったので、FedEx から帰宅後に横になって夢を見た。
そして4時過ぎにアンちゃんたちがやってきてテーブルやイスを引きとっていった。モーリちゃんとモーリちゃんの母は彼女たちとハグしていたけれど、モーリちゃんの父は身体的接触はまったくなかった。さみしいことである。アメリカナイゼーションもときにうらやまし。
そして5時30分過ぎに52Lのバスに乗って大学村の、ベネズエラの研究者夫婦の家に行って、夕御飯をごちそうになった。
9時過ぎに村を出て、この時間だといつ来るかわからない52L のバスを待たずに小学校の前を通って家まで歩いた。星が出ていて、一年前の4月8日に最初にアルバニに来てその日のうちに契約をして8時過ぎにサンフランシスコへ戻ったときに見た空を思い出した。あのときは、駅がどこにあるかもわからず、サンパブロを反対方向へ歩いたのだった。
去年4月6日にアメリカに着いてちょうど丸1年の日だった。
April 4 2009年4月4日アルバニ(カリフォルニア)の空とサーモンフライ [料理・食べ物 cooking foods]
April 04, 2009 (Saturday)
朝少し寒くて昼にどんどん温まって夕方から晩に暑くなるというパタンの日。
2009年4月4日朝7時9分58秒のゴールデンゲートブリッジ
5:07am=indoors 20.0℃(49%), outdoors 10.7℃、6:38am=indoors 19.9℃(52%), outdoors 10.3℃、8:30am=indoors 19.8℃(56%), outdoors 10.0℃、9:00pm=indoors 25.1℃(43%), outdoors 16.7℃、9:50pm=indoors 24.7℃(49%), outdoors 15.8℃。
モーリちゃんたちがディズニーランドへの小旅行に出かけた日に買って冷凍してあったサーモンのフライをつくることにした。
モーリちゃんとモーリちゃんの母はランチに誘われて出かけた。
ウロコがこんなにあるとは・・・・・・目からウロコ(涙)。
ウロコ取りに時間がかかったため、油が暑くなり過ぎていた。
これはまりあんさんに教えてもらったソースです。
April 3 2009年4月3日 [料理・食べ物 cooking foods]
April 03, 2009 (Friday)
この日午前11時過ぎに、モーリちゃんたちも手伝ってくれるというので、最後にリサイクルセンターへ行くことにした。それからLucky の店のなかで別れて、モーリちゃんの父はほとんど発作的にちょっとは高めのワインを2本買った。
左はこのあいだUC ヴィレッジの帰りに拾った街路樹の乾いた実。右は去年の秋にひろったユーカリの枝。・・・・・・ちがうくて、左はFetzerという、10ドル前後で売っていけれどうまいと定評のワイン。右はRavenswood という、名前で買ったカリフォルニアワイン。
鴉の森。3羽のカラスが脚をつかみ合っていくつもの円環を閉じている図。
カレーとトン汁をつくることにした。
三種コショウ。うち左右の日本の二つは、3月に日本に帰った人からのもらいものです。
トウフは日本の名前のメーカーのより、山水というののほうが絶対にうまいです。これはfirm だけれど、soft がおいしい。なんとなく中国を敬遠して買っていなかったのだけれど、年が明けてから買うようになりました。
こっちはカレー
こっちは豚汁
大根の切れっぱとかも入れたのでした。
ちょっと前にモーリちゃんたちが帰ってきたのだけれど、昼飯を食べていなかったことを思い出して、ナンカうどんの昨日袋を開けて半分残っていたそのさらに半分をたぬきうどんにして食べることにしました。天かすの残りもあったし。ヤマヒデ食品。えーとYaoya-San のほうが東京魚店より安いです。
夜の豚汁用もあわせて多めにgreen onion を切っていたのでした。
カレーもルーを入れてほぼ完成。
じゃがいもがまだ10個も残ったので、とりあえず3個をジャーマンポテトモドキに使うことにしました。
JFC の粗塩。たとえば元気寿司は Genki Sushi、白菊はShirakiku で、たぶん意味がなるたけ通じるように、わざと濁らないようにしている日本食ブランドや店舗が多いと思うのですけれど、Arashio ではなくて Arajio なのでした。白菊はシラギクでないと変換しませんけれど、ブランド名(固有名)であるのに対し、粗塩は固有名詞ではないからですかね。
この日の朝6時19分の気温、内20.1℃(湿度49%)外10.1℃、朝8時17分の気温内20.0℃(湿度49%)外10.0℃、午後2時45分の気温、内21.3℃(48%)外17.4℃、真夜中24時2分の気温内22.6℃(50%)外12.6℃。
真夜中過ぎまで皆起きていたのでした、なぜか。たぶん片づけをして。
「モーリ、寝た?」
「・・・・・・」
「静かだから」
「考えごとしていたからね」
「・・・・・・」
「あしたどんな食べ物が出るんだろうって」
「なんじゃそりゃ」
April 2 2009年4月2日アルバニ(カリフォルニア)の空とユーカリゴマその他 [天気 weather]
April 02, 2009 (Thursday)
早起きをして、版画家 Fritz Eichenberg の 本の写真を撮った。
上のはクウェーカーのなんたらいう団体が出しているパンフレットシリーズで、これに Eichenberg は何冊か自らイラストを入れて・・・・・・たとえば Art and Faith (『芸術と信仰』) というような・・・・・・出している。下はモダン・ライブらリーのポーの巻の「アッシャー家の崩壊」の挿絵。
朝3時24分のうちのなかの気温が21.9度(湿度51%)、外が12.2度。朝6時50分に21.1℃(52%)と11.2℃、くもり。朝9時27分に21.3度(56%)で12.2度、晴れ。
モーリちゃんの母はこの日もお別れ会みたいな感じで出かけた。昼前に、待ちわびていた日本からの荷物が届き、といって校正の仕事を一日で終わらせる精神的余裕もなく、とりあえずお昼を食べ、そして外に出たくてうずうずしていたモーリちゃんとアルバニ山下公園へ行くことにした。
お昼は最後にナンカの太長うどんを食べることにした。モーリちゃんは冷たいのがいいというの、冷やしうどんにした。
真昼の月
Sealts, Melville's Reading 改訂版
建物を出がけに郵便ボックスをチェックしたら本が2冊届いており、その1冊。これは日本のリスねーさんに頼まれたもの。
そのへんに落ちていたユーカリの実をまわしてみたらコマになって見事にクルクルまわった。
この本は、1920年ぐらいからの40人ぐらいの作詞家の詞を集めたもので、セクションごとに詩人の紹介があり、ほんとうに詩のアンソロジーのようなつくりになっている。ガーシュウィンだと、もちろんジョージではなくてアイラ・ガーシュウィンのほうが、つまり曲ではなくて詞のほうが、優位づけられているわけです。1st verse とか 2nd refrain とか頭についた、どうやら正確な歌詞が掲載されているようで、いい本だと思います。実はこのあいだ久しぶりに行った大学の音楽図書館で見た歌詞ブックの一冊なのだけれど。
風になびくユーカリの木
この日も風が強かったのです。
残りあと6日でアルバニともお別れです。