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April 25 メンフィスの白いバラ The White Rose of Memphis [本・読み物 reading books]

April 25, 2008 (Friday) 

この日モーリちゃんの父に届いた本(Alibrisから)。

☆William C. Falkner, The White Rose of Memphis: A Novel (1881; rpt. with Introduction by Robert Cantwell, New York: Coley Taylor, 1953) 

WhiteRoseofMemphis.jpg

                                                                                                                                                     

 これは『響きと怒り』などで有名な南部作家William Faulkner のおじいさんWilliam C[lark]. Falkner [Colonel Falkner] の小説。日本で持っていたのは20世紀初めのリプリント版で、版が摩耗したので組みなおした、みたいなことが書かれていたと記憶しています。よく読まれた一種のベストセラーだった。この戦後のリプリント版は初版にのっとって、その後の流布版が改めてしまった綴りや文法のlocalismを保持したというようなことをイントロ(20ページを超す長文、まだちゃんと読んでいない)で語っています。暇と力があったら訳したいのだが。

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☆Charlene Akers, Never Buy Anything New: A Guide to 400 Secondhand, Thrift, and Consignment Stores in the Bay Area (Berkeley: Heyday Books, 1992)

NeverBuyAnythingNew.jpg

 

 このエイカーズというひとは同じ出版社からFirst & Foremost: A Guide to Northern California's Independent Bookstores (1996) という本も出していて、同時に注文したのだけれど、それは1994年に初めてサンフランシスコとベイエリアに来たときに、最初の日にPowellの本屋(当時の『地球の歩きかた』に載っていた、今はない)で小さな古本屋案内書を買って、大いに古本屋めぐりをしたのだが、その本をもってくるのを忘れ、でも新しい版があるかと街の本屋や大学の書籍部をのぞいて見つからず、ネットで調べたときに「Northern California」と「Old Books」みたいな検索でいくつか出てきたなかにこの本があった。AmazonのReviewでは、古書店を扱っていないのが不満、みたいなコメントがあって、あ、じゃあこっちの本が古本を扱っているのかあと同時に注文したのがこの『(この本以外は)何も新しいものを買っちゃダメ』。しかし本屋についてではなくて、服や家具や玩具が主でした。それでも、Albany 近辺のお店やFlea Market (蚤の市)情報も載っているのでよしとします。

NeverBuyAnythingNewpp18-19.jpg


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