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February 14 お空とおから――2009年2月14日のアルバニ(カリフォルニア)あたりの空とそれから [天気 weather]

February 14, 2009 (Saturday)

   この日は朝から冷たい雨に降られた。

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2009年2月14日(土)朝7時4分の西の空

  日の出の頃。ゴールデンゲートブリッジは見えなかったけれど、サンフランシスコの市街は妙に――まるで蜃気楼のように(というと二重にあやまっているけれど、比喩は事実ではないからかまわないのだ)――浮かんで見えた。

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2009年2月14日(土)朝7時50分のゴールデンゲートブリッジ

  あれ? 晴れるのかしら。でも天気予報は、雨。三段階の雨。そして寒い一日――

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   "OFF-AND-ON SHOWERS" → "CONTINUED SHOWERS" → "STEADY SHOWERS" とシャワー三昧なのでした。"off-and-on" とか "on-and-off" というのは「断続的な」ということです。ふったりやんだり。

  ところでついでながら、画面下に "Buffalo Sabres pay tribute to crash victims" と出ていますが、これは先日のニューヨークのバッファローの飛行機墜落事故の犠牲者への哀悼の話です。でもこれと前後して "Sharks fall to Buffalo 6-5" と出ていて、なんのことかわからず頭が混乱したのですが、アイスホッケーの話のようで〔"NHL Shots: Bruins, Sharks, Red Wings All Fall" <http://www.postchronicle.com/news/original/article_212208181.shtml>〕。そもそもバッファローセイバーズがバッファローに本拠地を置くNHL のホッケーチーム名なのでした。あ、ついでだから載せます――

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  6時から5時までバッファローにサメが落ちるのかと思いました(爆)

  ということで、家から出ずウチにこもるバレンタインデーとなりました。

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2009年2月14日(土)昼過ぎ13時45分のおから

  おからを東京魚店ことTokyo Fish Market でFree でもらった前日にすぐ調理したかと思っていたら、そうではありませんでした。この日につくったのでした。前日買った白コンニャクと、前々日のおでんセットから半分もらった竹輪と、同じくひとつだけ残したガンモモドキ、それとニンジンに、鳥のムネ肉を刻んで、それらを最初に少量のサラダ油で炒め、そこにタダのオカラ、たぶん1ポンドくらい、を投入、日本酒とダシ汁を投入、ネギ(green onion)を刻んで投入。炒めるというより煮ます。

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2009年2月14日(土)昼過ぎ13時46分のおから

  色が変わったわけではなく、フラッシュを焚かなかっただけです。噴火口のような、もしくはアリの巣の穴のような穴が、あちこちにできて蒸気があがります。

  水気は好みですね。むかしはかなり炒めて(煎って)乾かしていたのですけれど、しっとりダシをきかしたのもウマいと思うようになりました。ただ、水気が多いと足も速いみたい。

  ところで、ウィキペディアの「おから」 <http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%82%89> には次のように書かれています(「概要」)――

「おから」は絞りかすの意で茶殻の「がら」などと同源の「から」に丁寧語の「御」をつけたもので、女房言葉のひとつ。「から」が空に通じるとして、縁起を担いで、白いことから卯の花(うのはな、主に関東)、包丁を使わず切らずに食べられるところから雪花菜(きらず、主に関西)などと言いかえることもある。「おから」自体も「雪花菜」の字をあてる。

中国語では「豆渣」(トウジャ - dòuzhā)または「豆腐渣」(トウフジャ - dòufuzhā)、韓国語では「비지」(ピジ)と呼び、精進料理や家庭料理の材料にする。

本来が廃物であるところから、値段はごく安価で庶民的な食品である。場合によっては豆腐屋が無料で分け与えたり、捨てたりすることが、古く江戸時代からあった。現在では食品としての需要が供給を大きく下回り、また品質の劣化が早く日持ちがしないため、家畜の飼料として一部を活用したり脱水して保存性を高めて供給されるほかは、ほとんどが廃棄されている。

豆腐を作った後の残渣物だが、栄養的には優れている。一般分析値を見れば、乾物中1キロあたりの粗蛋白質は約26%、粗脂肪は約13%、可溶無窒素物が約33%、粗繊維が約15%と非常に栄養価が高い。通常は水分を約75%から80%含む状態で流通している。含まれている粗脂肪(油分)の約50%は不飽和脂肪酸のリノール酸である。また、おからには脳の記憶力を高めるホスファチジルコリン(レシチンとも)が豊富に含まれている。記憶に関連した脳内物質としてアセチルコリンがある。アセチルコリンを作るにはコリンという物質が欠かせない。その前駆物質がホスファチジルコリンであり、ネズミにコリンを与えたところ、記憶力が良くなったという報告もある。

  後段の栄養価のことはおまけで、あと値段については、くりかえし申しておりますようにTokyo Fish Market ではタダです(木曜日にサクラメントの豆腐屋さんからやってくるみたい)。量の異なるビニール袋に入って、奥の野菜の向かい側の冷蔵ケースのむかって左から二列目くらいの目の高さくらいの段に置かれています(がんもや油揚げや豆腐のそば)。Yaoya-Sanでは同じサクラメントの豆腐屋のものだと思うのですが、安価ながら有料です。量も控えめです。

  さて、最初の段落のつぎの部分が最初ふに落ちませんでした――「「から」が空に通じるとして、縁起を担いで、白いことから卯の花(うのはな、主に関東)、包丁を使わず切らずに食べられるところから雪花菜(きらず、主に関西)などと言いかえることもある。「おから」自体も「雪花菜」の字をあてる。

  二度読んだらわかりましたけどw。ソラに通じるのではなくてカラ(空)に通じるのね。

  結局のところ、カラ(空・虚)のカラッポサというのは殻から来ているようです。( ..)φメモメモ的に『広辞苑』の「から【殻・骸】」のほうは、①外部を覆っている固いもの、外皮みたいな。②内部の空虚となった外皮、みたいな。③魂の去った身、なきがら、むくろ、屍骸、みたいな。④豆腐の滓(かす)、オカラ、みたいな。

  「そら【空】」は、「上空が穹リュウ(きゅうりゅう。変換しない。環境依存文字なのでカナにします)状をなしてそっていることからか」とわけのわからんことが書いてあるのは、「ソラ」という訓読みのヤマトコトバの意味のことなのでしょうね。だとすると、ソラを空と書くのは中国から入ったわけですか。あたりまえか。

  ふーん。

  ちなみに英語のsky というのは「雲」のことをいうコトバから来ているんですよね、たしか。

 

  と気を取り直して・・・・・・


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2009年2月14日(土)夕方5時17分零秒のカリフォルニアの空

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2009年2月14日(土)夕方5時33分26秒のカリフォルニアの空

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2009年2月14日(土)夕方5時34分28秒のカリフォルニアの空

   ぱっくり割れた雲から漏れる陽光がアルバニ・スティールの屋根を明るく照らし。

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2009年2月14日(土)夕方5時47分14秒のカリフォルニアの空

  このあとまた雨になり。

  翌日も雨の予報。

 


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