May 13 ブログ blog [ブログ blog]
May 13, 2008 (Tuesday)
この日、Mちゃんの父は、前日に引き続いてサンフランシスコ動物園の写真をアップし続けながら、ブログについて、炎上について、荒らしについて、ネチケットについて、それとトラックバックや直リンクや電凸やらについて、おもに日本のWikipediaとそのリンクに導かれた記事を読みながら勉強しました。ウィキペディアの百科事典的記述は玉石混淆で事典としては全体は信用できないとおもっていますが、ポップな文化とかある程度時事的な事柄とかは、執筆者の熱意が感じられて面白いなあとはかねて思っていました。最近の青山学院大学准教授ブログ炎上事件は知らなかったのですが、現在も大学自身の掲示板に書き込みがされているのでそちらも読んだりしました。いちばん興味深かったのはジャーナリストが謝罪に訪れた人物の本名と写真をブログで晒す事件で元祖しゃちょうさんが、いや元祖は「日記」にかかってますか、「かかっていきたいと思うのですが、具体的にはどうしたら?」と問うたときの反応と、全国から名乗り出た刺客たち101人のリストです。
そのあとMちゃんの父は小心者ですから、肖像権の侵害とか、著作権の侵害とか、家族が心外とか、ちょっと心配になると同時に、叩けば誇りが出る身だろうかとか、本人とバレたらどうなるか、とかあれこれと頭を悩ましました。ブログで自滅する人々(日経トレンディネット 2005.11.2~)も読みました。ようやくわかってきたのは、ブログは日記ではないということ。
「ブログで自滅する人々(第2回)」から書き留めておこう。――「現行のインターネット的な仕組みは今後も存在し続けるだろうから、比喩ではなく当人が死ぬまで、いや死んでからも子々孫々の代まで、未来永劫にその言動や恥辱が記録され続け、さらに世界中の誰もが簡単に検索できる状態に置かれ続けてしまうわけだ。これはもう「拷問」や「生き地獄」という言葉すら生ぬるく感じられる状態ではないだろうか。
決して「他人事」ではない。ネット上での振る舞いいかんでは、誰もがそのような状態におちいってしまいかねないのだから。(松田 勇治)」
July 4 「読んでいるブログ」 女探偵物語 探偵日記 Favorite or bookmarked blogs Female detective story [ブログ blog]
July 04, 2008 (Friday)
アメリカ独立記念日の今朝、起きてブログのページをあけたら、「読んでいるブログ」にひさしぶりに更新されたブログがふたつあって、うれしくなった。
ひとつは「女探偵物語 探偵日記」という、いかにもモーリちゃんの父好みのブログです。今日の記事は「女探偵物語 芸能事務所で見つかった盗聴器」という、日常と非日常の裂け目のようなものを感じさせてしみじみする話です。ブログの説明として「女探偵の探偵日記。女探偵物語。・・・・・・」とも書いてあるのですが、これまで130以上書かれた記事のタイトルは「女探偵日記 家出少女」 というのと「女探偵物語 浮気調査ダブルヘッダー」というのと、日記と物語とふたつあり、モーリちゃんの父的には日記が物語になる瞬間の謎を解明するヒントを与えられるのではないかと期待している。いっぽう記事には「浮気現場 御用でござる」というような、タイトルからしてござる調の文章もあるのでござる。
去年の9月16日に不意に始まっているのですが、今回のは5月の頭からひと月あいだをおいての更新でした。情報提供・情報管理についても学ばせていただきたいので、ぜひ続けていただきたい。ちょっとリンクをクリックするのにビビってしまうデザインなのが難点(?)w
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"girl detective" Nancy Drew
最初の"female detective" とされる Anne Rodway (Wilkie Collins, "Brother Owen's Story of Anne Rodway" [1856; のちに短篇集The Queen of Hearts (1859) に所収])
"female detective" Ms. Tree
Female Detective Bannai Tarako
September 9 へっぽこ探偵事務所とウェブリング Quack Detective Office and Webring [ブログ blog]
September 09, 2008 (Wednesday)
今日は自分の誕生日であるが、朝からいいことがあった(といちおう書いておこう)。
ソネットのなぞなぞで数日前に見てそのままわからずほっぽっといたなぞなぞがあったのだが、しゃくにさわったので検索してみた(ズルである。cheat である。) この大人げのない行為は、「足しても足しても増えない野菜」を「足しても足してもふえない」と打ちこんでしまい、大人げなくまあいいや、とクリックしたことから思わぬ展開を見せる。
問題 投稿者:こんべい 投稿日:2004年 8月 3日(火)19時17分14秒
大混雑した海水浴場にいる生き物な~んだ!
(無題) 投稿者:マーヴ 投稿日:2004年 8月 4日(水)17時01分50秒
ウミヘビ、クラゲ、うみぼうず(ぉ
(無題) 投稿者:迷探偵 投稿日:2004年 8月 4日(水)22時58分16秒
コンドル・・・海に住んでる訳ないか・・・
なし 投稿者:こんべい 投稿日:2004年 8月 5日(木)11時16分10秒
迷探偵とマーウ゛さんまちがってます・・・こたえはヒトデ!人出でから・・・・問題 投稿者:こんべい 投稿日:2004年 8月 5日(木)11時17分33秒
足しても足してもふえない野菜はな~んだ
やさいのやつのこたえ 投稿者:こんべい 投稿日:2004年 8月18日(水)13時19分33秒
答えはレタスです。0たす0たす0たす
翻訳 → レタスレタスレタス
ううむ。君たちは何者だ? モーリちゃんの父も知っている無料のフリー掲示板を使った、「問題用掲示板――ここは問題用の掲示板です。問題を出し合ったり答えあったりして下さい。ネタばれはありにします。」という題と説明のある掲示板だった。最近の投稿を見ると、どこかで見たような荒んだものになっていた。おおそうだ、ホームページに移動するボタンがあったはず。クリック、クリック。
ページは移転していた。が、すぐに新しいページに飛んだ。そして、
へっぽこ探偵事務所
というページが姿をあらわしたのである<http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/7585/indexnew.html>。説明には「へっぽこ探偵団をリニューアルしました。前と内容は変わってないと思いますが、どうぞ楽しんでいって下さい。」とていねいな言葉で書かれている。前はへっぽこ探偵団だったのかしら。
そして目次には「ゲームコーナー」、「へっぽこ事件FILE」〔一個しかないぞ!〕、「リンク集」〔ポケモン全攻略、「パズルがいっぱい 絶対おすすめ ※激ムズ」などなど〕、「Webリング」〔リンクの間違いじゃないのか、と思ったモーリちゃんの父の知らない言葉でした*。見たことはあるような。不明を恥じます。〕などが並んでいた。モーリちゃんの父はさっそくゲームコーナーの一番上の「犯人逮捕ゲーム 逮捕しまくって下さい。」をやって記念に名前を打ち込んでおいた。
大阪の少年で、迷探偵というのがニックネームの13歳のページでした。感心しました。元気だといいのだけれど。
自分が13歳というと、家ではドアーズやサイモンとガーファンクルを聞きながら、学校では放課後の教室でクラスの女子と男子と数人で歌声喫茶よろしく「別れの朝」や「また逢う日まで」や「おおスザンナ」を歌っていたころだな(遠い目)
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*Webリング(WEB リング、WebRing、Webring、ウェブリング)とは、「自宅サーバーWebRing (ウェブリング)」というウェブの冒頭の説明を引けば、(このウェブリングは)「[・・・・・・]自宅サーバー(ホームサーバー)に関する情報を提供するホームページを輪(リング)のように相互リンクするものです。ホームページを訪れた方々は、このリングの中をたどっていくことにより、「自宅サーバー」という同じテーマをもったホームページを効率よく次々と訪問することが出来ます。」 それってそうりんとどう違うの? ああ。相互リンクのリング状のものですか。しょうがないからウィキペディアから引いておきます――「ウェブリング(Webring)とは、インターネット上において、特定の定義を持ったウェブサイトを繋ぎ合わせるリンク、またはそのために構築されたシステムのこと。語源は「World Wide Web」+「リング」。 」 もっともなような、よくわからんような。解説と歴史――
解説
特定の定義を持ったウェブサイトをつなぎ合わせることで、閲覧者は目的の情報にたどり着きやすくなる、また同じテーマのウェブサイトを探しやすくなるなどの利点がある。
システムが構築されている場合、サイトのURLを登録することによってID(識別番号)が割り当てられ、所定のHTMLをサイトに埋め込むことで、登録されたサイトを繋ぐリンクが生成される。 ウェブリングでは基本的に、IDの前後のサイトへ移るリンク、登録されたサイトのいずれかへランダムで移るリンク、ウェブリングの趣旨説明や登録ページへ移るリンクなどが用意されている。
ウェブリングから脱退する場合は、埋め込んでいたHTMLを取り除くだけでなくシステムからも解除する必要があるが、システムの解除を行わずに片方向のみのリンクとなってしまい、リングの役目が果たされず問題となることがある。
歴史
インターネットの黎明期にはコミュニティを発展させるのに一定の役割を果たしたが、近年では利用者が減少している。ブログのトラックバックやソーシャル・ネットワーキング・サービスなどの機能でコミュニティを広げる手段が普及したためと考えられる[要出典]。
日本の大手ウェブリングサービス・ウェブリングJapan(兼松コミュニケーションズが運営)は2007年3月31日をもって新規登録を終了、同年4月30日には全サービスを終了した。
なんだか、歴史のほうは、相互リンクについての「はてなダイアリー」の記述を思い出させるのですが、解説の「システム」というのはやっぱり謎語のひとつだなあ。
September 9 ブログの不安 [ブログ blog]
September 09, 2008 (Tuesday)
今日は自分の誕生日であるが、昼にもいいことがあった(といちおう書いておこう)。
お米の国のお米だものの國寶ローズを買いに、サンパブロ通りの八百屋さんマーケットまで歩いていって、2時過ぎに帰ってきたら、今日から始まったアルバニーのアダルトスクールの英語の授業から帰ってきたモーリちゃんの母がいて、ハ「ねえ、あなた、ブログやってる?」 チ「(やってるに決まってるだるが、知らんかったんかいのう) うん、やってるよ、もちろん」 ハ「今日ねえ、初めて会った人で、ご主人ブログやっていませんか、って。・・・・・・」 チ「え゛?」 ハ「なんか、話を聞いていると読んだことのあるブログの人じゃないかっていうの。2,3歳の娘さんがいる人なんだけど」 チ「あー、はいはい。知ってる。最近来た人でしょ」 ハ「うん、8月に来たって」 チ「ま・・・・・・まえに上海にいた人でしょ。近所に住んでると思うんだけど」 ハ「ううん。エルセリート。アメリカのどこか別のところにいたって」 チ「え゛・・・・・・・・・・・・(誰やそれ 汗)」
そのあと、カエルの話を書いているとか(ハ「いや、それは書いてないと思います」と言ったらしい)、ソラノ・スクロールの話を書いているとか、バークレーまで歩いて通っていてその道中を写真に載せているとか(チ 笑)、バークレーの図書館の古い本の話を書いているとか(チ「おお、それはよく読んでいるなあ」)。 自転車で検索してヒットしたそうで(チ ハハハハ)。
万一ブログが炎上しても日本からわざわざ凹いや凸撃はなかろうし、日本の関係者だけもや~んとぼかしておけばいいかな、と思いつつ、それでもすぐに固有名詞は適当に改変したりしたのですが、バークレーは狭い。もしかしてモーリちゃんの父は歩いて通う日本人としてこのかいわいで笑い者になっているのかも、と思うと、まあ自分はよいが娘がそれでいじめられたりしたら不憫で(爆)。
しかし、一番の不安は、モーリちゃんとその鼻いやそのハハに読まれることだな。モーリちゃんにはもう少し大人になって反抗期が過ぎたころに読んでほしい(よくわからん)。
いま、モーリちゃんがやってきて、今日イチバンカンで買った「花のくちづけ」の袋から「見ないで ひとつとって」というので取ると、「野ばら 花ことば:希望 質素 10月27日」でした。モーリちゃんの母は「生涯を共にする」。 ハ「初めて出た」 チ「なんだよそれ」 ハ「そういう意味じゃない?」 チ「質素って貧乏ってことか」 ハ「ム、胸が痛い」
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ところで、お米の話ですが、他は値上げしている中で、八百屋さんマーケットは値段がそのままみたいらしいです。 玉置米こうじ (なぜーなぜー♪)、じゃなかった田牧米とか高くておいしいコメもあるのでしょうけど、いちおう日本人庶民的にはこのへんかなあと。でも銘柄はともかく、15年前はカリフォルニア米はもっと長い粒だったと思うのですが(なつかしい)。コマーシャルは変わってないのですけれどね。
カリフォルニア時間9月10日午後4時追加――
「日系人関連史跡訪問記録 国府田農場」 <http://likeachild94568.hp.infoseek.co.jp/kodafarm.html> 〔『日系移民の歴史』内〕
"KODA FARMS - History" <http://www.kodafarms.com/hist_about.html> 〔KODA FARMS HP 内〕
September 23 Albany、Berkeley、El Cerrito にかつていたひとたちの情報リンク集 (under construction) [ブログ blog]
September 23, 2008 (Tuesday)
この2週間ぐらい、週末に暑くなって、月曜から涼しくて、というパタンだったのが、「夏の最後の日」 とかニュースで言っていた日曜日のあとも今週は暑いカリフォルニアです。日射しが暑いので、外に出たくないし、勉強はうちでもできるから、とのんびりしているモーリちゃんの父です(笑)。が、ふと思い立って、標記のリンクをつくってみようかなあ、と。4月の渡米前後から、いろいろと参考になるサイトがあり、また、そのいっぽうで、「ブログの紹介」の後半に書いた、「はじめのころは、のちに来るひとが参考になるように、という気持ちもあったのですが、いろいろとネットを調べているうちに、それは思いあがりと知り ました。やっぱり長年住んでいる人たちには知識でかないませんし、長期にわたる情報の蓄積を行なっているりっぱなHPもあります。せいぜいのところ、個人的な失敗談が参考になるかなあ、というくらいです。」という気持ちもあんまり変わらず(まあ、それなりに日常と非日常、現実と非現実、卑近と高尚(笑)をつなぐ工夫はして「SFベイエリア情報」を書いて(だってしょうがないじゃん)いる(実は工夫→非純化&不透明化→失敗なのでしょうが、情報提供的には)のですが)(カッコ多すぎ)。
ニュースブログに、少なくとも表面的には典型的なように、タイムリーな情報というのがインターネットのひとつのパワーというか原動力なのでしょうが、そういう情報自体も含めて、過ぎて行く時間は、過去を、おびただしい過去の情報を、形成していきます。過去の過去の情報。過去の過去。
それでも、人間は記憶の生き物だから、なくなったものの記憶をこそいとおしんだり、追憶のなかにときどきは生きたりする。
って、そんなたいそう抽象的な話ではなかった(爆)。 以下、枠内ははんぶん自己剽窃。
Albany、Berkeley、El Cerrito にかつていたひとたちの情報リンク集 (under construction)
November 29 〔私的メモ〕 ディスク容量 [ブログ blog]
November 29, 2008 (Saturday)
木曜のサンクスギヴィングは帰宅が真夜中過ぎになってしまい、それからまだみんなでしばらく起きていたので、金曜日は寝不足で、その疲れが土曜日まで引き続き、モーリちゃんの母はモーリちゃんの工作のインディアンのネックレスのための材料を買いにエルセリート・プラザのジョアンと、さらにバークレーのビーズ屋さんまで出かけたが、モーリちゃんとモーリちゃんの父は家にとじこもったままの一日だった。
で、パソコンはモーリちゃんにとられて、モーリちゃんの父はぼんやりと、じゃなくて、あれこれと紙の世界に逃避して、物思いにふける土曜日だった。
それでも、週末は早寝早起きをして、モーリちゃんと時間をずらしてインターネットを利用すべく努力している。ああ、そうだ、だから金曜日は辛かったのである。(ところで「辛い」という漢字は、英語のhot が「熱い」と「辛い」と重なって曖昧なように、「つらい」か「からい」か曖昧ですな、書き言葉としては。)
そして、チラリと見て気になったが、ようやく日曜の朝に確認したこと。( ..)φメモメモ
ソネットのブログの画像ファイルは、100メガバイトが上限で、1日の最大は1メガバイトまで、という了解だった。4月にブログを始めたころ、1枚1メガまでかと思い、むちゃくちゃでかい画像を一度に何枚か貼ろうとして、1枚以外は小さくなってしまった経験がある。そもそも1日1メガとか貼っていたら、100日で尽きてしまうので、サイズと大きさを落とさざるを得ないのであった。ただし、So-net Photo というブログと兄弟のようなソネットの「コンテント」(というんですか)を利用して、そこにリンクすれば、画像直リンではもちろんないけれど、ブログ画面に写真を表示でき、その場合、上記の100メガにはカウントされない。
で、気づいたのは、以下のような「追加申請」の文字。使用領域 : 70MB / 100MB 追加申請
「著作権Q&A」と「肖像権Q&A」が付いている。
ファイルの使用領域の追加について
- ファイルの使用領域は最大1GBまでです。
- 使用領域に1GB未満の容量が表示されている場合、容量の追加申請を行うことで使用領域を増やすことができます。
追加申請は残り領域が30MB未満になると使用領域の右に「追加申請」リンクが表示されますので、そこから追加申請を行ってください。 <http://blog-help.blog.so-net.ne.jp/archive/c35378138-1>
あー、なるほど、ちょうど70/100で出てきたのね。なっとく。
しかし、著作権問題は頭がいたい。きれいな体で出直したいw