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September 18 バンジョー娘のおおスザンナ "Oh! Susanna" by a Banjo Girl [スザンナ周辺]

September 18, 2008 (Friday)

Alaina Christine さんという最近バンジョーを始めた、というアメリカ女性のパフォーマンスです。コロラド州Boulder での演奏。民謡風なまったりした歌い方が好きです。


"Alaina Christine--Oh Susanna" (3:14) posted by "AlainaChristineF" on June 29, 2008

MySpace.com - Alaina Chistine - Boulder, Colorado - Folk / Acoustic / Other <http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=315590598>


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September 26 ハナモニカのおおスザンナ [スザンナ周辺]

September 26, 2008 (Friday)

   貼ればよいというものではないことはわかっていますが・・・・・・


"Oh Susanna" (0:21) posted by "kissmyass840" on January 12, 2007.

新年に「おおスザンナ」を演奏する例が多いような気もしてきた(笑)


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October 2, September 18 歌うカウボーイのカウボーイの掟 The Code of the Cowboy by the Singing Cowboy [スザンナ周辺]

October 2, 2008 (Thursday)

September 18, 2008 (Friday)

September 8 歌うカウボーイの「おおスザンナ」 (1936)  Oh, Susanna! (1936) by the Singing Cowboy 

のつづきで、

September 10 小林旭と歌うカウボーイ Kobayashi Akira and the Singing Cowboy

のつづきでもあります。

 

 

    シンギング・カウボーイの代名詞Gene Autry ジーン・オートリー(1907 - 98) は、 テキサスの生まれですが、10代で両親とオクラホマへ引っ越し、若いころは St. Louis - San Francisco 鉄道のtelegrapher として働きます。いっぽう趣味でギターの弾き語りなどを地元のダンスパーティーなどでやるのですが、偶然Will Rogers と知り合ったのが縁で、1928年に"Oklahoma's Yodeling Cowboy"というラジオ番組に出ることになる。翌年コロンビアと契約、ヒルビリーや労働歌やさまざまなジャンルの曲をレコーディングします。そして人気ラジオ番組"National Barn Dance" (毎週土曜夜のカントリーミュージック番組)にパーソナリティーのひとりととして4年出演、そこで歌手のSmiley Burnette と出会います。バーネットはオートリーと一緒に数多くの映画に出演することになります。 

 National-Barn-Dance.jpg"National Barn Dance | Old Time Radio" <http://otrcat.com/nationalbarndance-p-1661.html>

  1934年、映画プロデューサーのNat Levine という人に声をかけられて、レヴィンの映画会社Mascot Pictures の映画にBurnette と一緒に歌うカウボーイカルテットのメンバーとして出演。翌年は主役級になり、"serial" の The Phantom Empire に出演(serialというのは映画館でメインの映画の間に流す短い続きものの映画です)。Mascot というのは1927年にレヴィンによってつくられたマイナーな映画会社だったのですが(ジョン・ウェインもMascot の西部劇のシリアルに出演しています)、1935年に Republic Pictures に吸収されることになり、オートリーも愛馬Champion と相棒バーネットと一緒にくっついていくことになり、1940年まで40本以上の映画、ぜんぶいわゆるB級ウェスタンに出演することになります。

  で、9月8日の記事で書いたように、 それはシンギング・カウボーイとしてのキャリアであり、1936年には "Oh, Susanna!" という、ちょっとパンクチュエーションが微妙に歌と違う、でも"Oh! Susanna" 「おおスザンナ」の歌をフィーチャーした映画をつくったりもしたのでした。で、このあいだの記事では、最後のところに、「この映画の最後はけしからんことにキスシーンでフェードアウトするのですが、どうやらその後次第にジーン・オートリーはカウボーイはかくあるべし、というような考えを抱いていくようになったようなのでした。」と書きました。 

  それは、どういうことかというと、最近の 「September 29 カウボーイ道 The Cowboy Way, ed. Paul H. Carlson」の記事で引いた歌の文句でいえば、 "I learned of all the rules of the modern-day drifter, Don't you hold on to nothin' too long.  Just take what you need from the ladies, then leave them. . ." ということです。「ぼくは現代の渡り者〔カウボーイのことです〕の掟を全部学んだ。ナニモノにも長く執着してはいかん、レディーからは必要なものを受け取るだけで、レディーのもとを去らねばならん」(ほんとは訳に自信なし)。

  それは、小林旭に即していうなら、 ふたたびノスタル爺さんのことばを借りれば、「シンギング・カウボーイがキスする相手は愛馬だけなのと同じように、渡り鳥もヒロインに対してキスはおろか、手さえ握らずに別れるんですね。」ということです(『西部劇私的博物館』 <http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/museum/index.htm>)。

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  ジーン・オートリーは、"Cowboy Ten Commandments" とか "The Code of Cowboys" とか "Cowboy Code" とか呼ばれるカウボーイの掟の作者として有名です。いったいいつごろ書いたのか、Wikipediaとか見てもわからないので、ネットで検索すると、近年のHilary ClintonやGeorge Bush がらみの記事がいろいろとあって、いかに「カウボーイの掟」「カウボーイの規範」が倫理的な基準として政治の世界にまで浸透しているか(半分以上まじめに書いています)を感じました(参考―― "George Bush and the Cowboy Code"; "G. W. Bush, the Cowboy Code, and the Iraq War"; Hillary Clinton on Gene Autry's Cowboy Code; AN EDITORIAL: Correcting candidates on criticism of "Cowboy diplomacy)。

  それ以上に、広範にアメリカ人の倫理に共感を呼ぶものであることを、ちょっと距離を置きながらですが、感じました。ただ並べるだけのブログ記事がいかに多いことか(笑)。ただ並べるだけでは芸がないので、オートリーの歌「国境の南」にあわせてどうぞ(って他力本願寺ですが)――

"Gene Autry --The Cowboy Code" (2:50) posted by ratpackprincess38 on August 21, 2008

   まったり見ている余裕もあらばこそ、このあいだ買った論文集 The Cowboy Way の15章は "Reel Cowboys" という、映画におけるカウボーイを論じたものですが、そこの193ページに "Gene Autry's Cowboy Ten Commandment"という見出しで、あがっているのを引きます。

1.  The cowboy must never shoot first, hit a smaller man, or take unfair advantage.  (カウボーイは決して先に撃ってはいけないし、自分より小さい者をねらってはいけないし、不正な優位を利用してはいけない。)

2.  He must never go back on his word, or a trust confided in him. (カウボーイは決して言葉をたがえてはいけない(約束を裏切ってはいけない)、自分に置かれた信用を裏切ってはいけない。)

3.  He must always tell the truth.  (カウボーイはつねに真実を話さねばならない。)

4.  He must be gentle with children, the elderly, and animals.  (カウボーイは子供、老人、動物にやさしくなければならない。)

5.  He must not advocate or possess racially or religiously intolerant ideas.  (カウボーイは人種的、宗教的に不寛容な考えを唱えたり持ったりしてはいけない。)

6.  He must help people in distress.  (カウボーイは苦しむ人々を助けねばならない。)

7.  He must be a good worker.  (カウボーイはよく働かねばならない。)

8.  He must keep himself clean in thought, speech, action, and personal habits.  (カウボーイは思考、会話、行動、習慣において清潔でなければならない。)

9.  He must respect women, parents, and his nation's laws.  (カウボーイは女性、両親、国の法律を敬わねばならない。)

10.  The cowboy is a patriot.  (カウボーイは愛国者である。)

  年代は書いてありませんが、オートリーが、映画の曲の多くをを自分でつくり、主題歌を映画のタイトルにするということをした、と書かれたあとで、こんなふうに引用の前に説明があります。――

Gene deliberately demonstrated in his movies an ethical system compatible with the message in his theme song, "Back in the Saddle," where he declared that "the only law is right."  The values found in his movies were not put there by accident.  While he admitted "no claims for improving their intellects," Gene knew that the front row kids would try to imitate what they saw in the movies.  He set down a code of ethics for the genre and urged the other cowboy heroes to adopt the standard.  Gene knew that he took some "ribbing" about the Cowboy Code, but he took his role seriously.  "I never felt there was anything wrong with striving to be better thatn you are."  Consider these rules for cowboys written by Gene Autry and infused into his movies. (193)

   そうして、この「カウボーイ十戒」 はまもなく映画産業によってとりあげられるとともに、教会関係者、親、子供たちに認められたこと、ジーン・オートリーとロイ・ロジャーズは清い生活と誠実な仕事は報われるという考えを子供たちに与えたんだというようなことが書かれています(193-194)。ロイ・ロジャーズは1940年代に創設されたRoy Rogers' Riders Club という会の会則としてやっぱり規則を掲げました。――

Roy's Rules
1.  Be neat and clean.
2.  Be courteous and polite.
3.  Always obey your parents.
4.  Protect the weak and help them.
5.  Be brave butnever take chances.
6.  Study hard and learn all you can.
7.  Be kind to the animals and care for them.
8.  Eat all your food and never waste any.
9.  Love God and go to Sunday School regularly.
10.  Always respect our flag and our country.

こちらも年代は明確には書かれていません。 で、どっちが先なのかわからん。それに、自分が前にほのめかした、のちにオートリーは潔癖になるという推理の正しさも保証されないのでした。

  インターネットで調べを続けた結果を書きます。ブログ関係はだいたい他者追従(あるいはコピペ)が多く、一方年代を書かないという賢明なものも多いのですが、大胆に、"from 1930" とするもの(例1)、"circa 1930" とするもの(例1)、"from 1930s" とするもの〔例1例2例3、Cf. Oakland Tribune〕、"1939" とするもの(例1例2)、"1940" とするもの(例1)、"1944"とするもの(例1)、"1948" とするもの(例1)、"the early 1950's" とするもの(例1)、"the 1950's" とするもの(例1)など、多様です。そのなかでいくらかでも年代についての自信のほどがうかがわれるそうなのを検証すると、第一に、1944年というBoston Globe紙――このときオートリーは従軍しているので、ちょっと不自然(まあ戦時中に執筆したのを戦後発表したというのはありうるかもしれませんが)。第二に、1950年代初頭とする"Westerns" というThe Museum of Broadcast Communications の記事――"Perhaps the most self-conscious moralist of television's first western stars was Gene Autry, who in the early 1950s authored the Cowboy Code" <http://www.museum.tv/archives/etv/W/htmlW/westerns/westerns.htm> 、第三に、1930年代のなかでも1939年と特定し、しかも別のヴァージョンをあげている TKDTutor の "Code of Conduct" という記事 <http://www.tkdtutor.com/03School/Procedures/Code.htm> ――

In the 1930's, Gene Autry, who was a cowboy movie star and a hero to many children of the time, had a fan club that had a cowboy code of conduct. The following is an adaptation of the 1939 Cowboy Code.

  • Never take unfair advantage of someone. 〔先に撃ってはいけない、とかいうのがないのは「カウボーイは」というのでなく一般人向けのスタイルだからでしょうか。〕

  • Never go back on your word or reveal a trust confided in you. 〔これの後半は、信頼されて打ち明けられた秘密を漏らすな、というような意味だと思います〕

  • Always tell the truth.

  • Be gentle with children, elderly, and animals.

  • Do not advocate or believe in racially or religiously intolerant ideas.

  • Help people in distress.

  • Be a good worker.

  • Be clean in thought, speech, action, and personal habits.

  • Respect the opposite sex, parents, and our nation's laws.

  • Be a patriot.

  しかし、第四に、今日見つけた、1948年を具体的に記述するAssociatedContent のLarry Powell というメディア研究が専門の教授の記事<http://www.associatedcontent.com/article/385580/g_w_bush_the_cowboy_code_and_the_iraq.html?cat=9>――

Gene Autry took a similar approach [as Roy Rogers]. His "Cowboy Code" was first published in Life magazine in 1948 and subsequently promoted in his radio and TV shows.  It evolved from a list of rules that governed scripts for Autry's films. The number one item on the list: the cowboy does not shoot first.

  この記事によれば、1948年の『ライフ』誌に "Cowboy Code" が掲載され、ラジオやテレビ番組で喧伝されたということです。ここには1しか挙がっていませんが、助動詞が微妙に違うことがわかります。

   信じられるところはみんな信じて考えれば、1930年代後半にファンクラブの子供たち向けにこしらえたルール(その先例はいくつかあった可能性があります)が、改編を加えられて、戦後一般に公表され、あらためて映画でも喧伝され、さらに若干の修正が加えられて、今日ジーン・オートリー記念館におさまっているかたち(これは引用した本の文章とまったく同じです)になったのではないかと推測されます―"Gene Autry's Cowboy Code"(画像)

  それで、モーリちゃんの父的にいちばん気になっている問題、キスの問題なのですけれど、New York Times の記事に次のような信用していいかどうかわからない記述がありました。―― 

Each of Autry's movies honored his own devised ''cowboy code.''  One of the rules was that the cowboy must not kiss the girl. 

   これも好意的に考えれば、成文化されてはいないが、カウボーイの掟のひとつとして 「カウボーイは決して女の子にキスをしてはならない」というのがあった、という半分ユーモアの記述でしょうか。

   それにしても、だいたいは大まじめに共感され、親しまれているのがジーン・オートリーの「カウボーイの掟」なのでした。いろいろ読んでいて少数面白かったブログ記事のなかに、Joan Autrey というマーケティング・コンサルタントが仕事という女性の文章があります<http://joanautrey.typepad.com/joan_autrey_marketing_con/2007/03/cowboy_code.html>。子供のころにAnnie Oakley にあこがれてカウガールになる夢をもつ。アニー・オークリーというのは『アニーよ銃をとれ』のモデルになった射撃の名手です。曲うち・・・・・・というのは太鼓か・・・・・・曲芸的なものも含む恐るべき精度の射撃の腕前をもっていたひとです。バッファロー・ビルの大西部ショーの看板スターでした。

 AnnieOakley.jpg

g_03.jpg American Experience | Annie Oakley <http://www.pbs.org/wgbh/amex/oakley/index.html>

   ジョーンさんはガンとホルスターを買ってもらい、フリンジの付いたベストとカウボーイハットを身につけテレビに見入ります。もしもカウガールに掟があるなら、それはジーン・オートリーのものと似たものだったろう。それに名前が似ている。

  そして、ジョーンさんはブログ記事にオートリーのカウボーイ十戒を引き、"Perhaps one more to add to the list would be, 'He must be flexible when it comes to the honoring the differences between Cowboys and Cowgirls. . .' " と付け加えます(思えば、1939年のヴァージョンだったら"woman" じゃなくて "opposite sex" だったから差別がなくてよかったのにw)。でもそのあとにWill Rogers のCode を書きくわえてブログ記事を閉じるのでした。そうです、ジーン・オートリーが芸能界に入るきっかけをつくったウィル・ロジャーズです。

250px-WillRogers.jpeg "Will Rogers (1879 - 1935) before 1900" from Wikipedia "Will Rogers" <https://secure.wikimedia.org/wikipedia/en/wiki/Will_Rogers>

  ウィル・ロジャーズはチェロキーインディアンの血を両親から引く、現在のオクラホマ、当時のIndian Territory* 出身のカウボーイ、ヴォードヴィル役者、ユーモア作家、映画俳優、エッセイストです(英語版のWikipedia "Will Rogers"によれば、lariat の名手で、3本のロープを同時に投げて馬の首と騎手と馬の脚のすべてにかけるというギネス記録をもっていたとか("listed in the Guinness Book of World Records for throwing three ropes at once—one around the neck of a horse, another around the horse's rider, and a third around all four legs of the horse"))。1935年に亡くなったウィル・ロジャーズがこういうパロディーの香りフクイクたる Cowboy Code を残しているということはすでにマジメなCowboy Code 的なものが存在していたことを示すものでしょう。そしてそれは彼がインディアンの血を引いていることとは関係がないと思います。ちょっと8は下品だし10は長すぎますが、こっちの方が好きかも(爆)――

 

And Then There's Will Rogers

Will Rogers was an author, humorist and philosopher, and a cowboy of considerable wry wit and charm.  Here is his take on the Cowboy Code:

  1. Never slap a man who's chewing tobacco.Will_rogers2
  2. Never kick a cow chip on a hot day.
  3. There are 2 theories to arguing with a woman...neither works.
  4. Never miss a good chance to shut up.
  5. Always drink upstream from the herd.
  6. If you find yourself in a hole, stop digging.
  7. The quickest way to double your money is to fold it and put it back in your pocket.
  8. There are three kinds of men: The ones that learn by reading. The few who learn by observation. The rest of them have to pee on the electric fence.
  9. Good judgment comes from experience, and a lot of that comes from bad judgment.
  10. If you're riding' ahead of the herd, take a look back every now and then to make sure it's still there.
  11. Lettin' the cat outta the bag is a whole lot easier'n puttin' it back.
  12. After eating an entire bull, a mountain lion felt so good he started roaring. He kept it up until a hunter came along and shot him . . . The moral: When you're full of bull, keep your mouth shut!

 

 

divider.gif

 

Lisa Fabrizio, "George Bush and the Cowboy Code" RenewAmerica <http://www.renewamerica.us/columns/fabrizio/040930> 〔2004.9.30〕

Larry Powell, "G. W. Bush, the Cowboy Code, and the Iraq War" Associated Content <http://www.associatedcontent.com/article/385580/g_w_bush_the_cowboy_code_and_the_iraq.html>

Hillary Clinton on Gene Autry's Cowboy Code <http://www.nhelects.com/NHPrimaryVideos.asp?MultiID=68&HTitle=VLTitle> 〔Hillary Clinton - Sentinel Interview 11/7/07

AN EDITORIAL: Correcting candidates on criticism of "Cowboy diplomacy" <http://nhelects.org/NHPrimaryEditorials.asp?LinkID=18&HTitle=EdTitle> 〔"The View from Cheshire County: The N. H. Presidential Primary: A Feature of SentinelSource.com no date〕

Mark Whittington, "Barack Obama to Hillary Clinton: You're No Annie Oakley: And Other Comparisons by Candidates to the Greats of History" <http://www.associatedcontent.com/article/713765/barack_obama_to_hillary_clinton_youre.html?cat=9>

Alvin Klein, "Cowboy Music, but No Horse" <http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=950DEEDA153DF935A15752C1A96F948260> 〔New York Times, THEATER: November 26, 1989〕

Joan Autrey, "Gene Autry's 1939 Cowboy Code of Ethics" <http://joanautrey.typepad.com/joan_autrey_marketing_con/2007/03/cowboy_code.html>

* Indian Territory

Okterritory.png"Oklahoma and Indian Territory, 1890s"

Wikipedia, "Indian Territory" <https://secure.wikimedia.org/wikipedia/en/wiki/Indian_Territory>

 

こんなところまで長々と読んでいただいたのは他生の縁をさえ感じます。どれでも押してもらえるとうれしく泣いてしまいそうです。

 

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October 30 おおスザンナのお遊戯の中心にポールは立っているか Is There an Imaginary Axis at the Center of Oh! Susanna Child-Dances? [スザンナ周辺]

October 30, 2008 (Thursday)

    9月。近所のソラノ通りのソラノ祭のころにアラバマのカエル祭のことを書いたのがきっかけで、カエルの女王からイーニクへ、そしてルネサンス・フェアについて何度か書くことになったのだが、もともと書いてきた「おおスザンナ」の話と交差する地点が見つかったように思えた今朝です。それでメモとして書き留めておきます。

  8月に「August 16 おおスザンナのおフランスなお遊戯ザンス」  [スザンナ周辺]とふざけたタイトルでフランスの子供たちのステージでのパフォーマンスを紹介しました。この時期、「周辺」ならいいかなあ、とあれこれと安易にひろったことは認めますが、そこ(底)に真面目なものがずっと潜んでいたことも事実です(笑)。


OH SUZANNA
Uploaded by jazzbar
 
  そして、そのとき、こんなふうなことを書きとめました。――
 
 最初4人の男の子たちがペラペラのバンジョー〈少なくともメガネ君のはネックが折れている)を手に現われます。そして儀礼的な踊り。やがて4人の女の子たちが現われてムフフな展開に・・・・・・。円と中心をめぐる運動が基本で、中心の豊饒性を祝祭的にことほいでいるような気もしますが。まあ、遊戯やダンスは伝統的にそういうのが多いのかも。
   で、その考えは今も変わっていないのだけれど、昨日の夜、メイポールのダンスの映像を探していたときに、イギリスのケンブリッジの田舎の村の踊りの様子を映したものがありました。――
 
  " Maypole Dance " (0.59) posted by "acoustic79" on May 1, 2006 <http://uk.youtube.com/watch?v=NFcRDsPH0Ws>
 
    
   投稿者による記述は "Maypole dance in Stilton" という短いもの。おそらくチーズで有名なStilton の村(村のHP)でのものだと思われます。村のホームページ "The Stilton Village website" 内で検索をかけてもMaypole とか出てこなかったのですが、"Cheeserolling" チーズ転がし祭のpdf.のプログラム"Programme of Events (pdf, 530k)-"を見たら、出てきました、出てきました。今年2008年は5月5日(月)に開催されています。――
 
10:30AM  Official opening by our celebrity guest of honour Warwick Davis
             
               Arrival and crowning of the May King & Queen by the 2007 "Royal Couple"
 
               Judging of Children's Fancy Dress & Decorated Buggies in the arena
 
               Maypole and Country Dancing by Stilton and Holme Schools
 
11:00-Noon  Entertainment in the Arena, including Maypole dancing by the children of Stilton and Holme Schools and musical entertainment featuring local vocalist Helen Bloomfield.
 
12 Noon   Parade of Cheese-rolling Teams for the Talbot Inn "Best Dressed Adult Team" Trophy and Twinning Assn Best Dressed Junior Team 
そして2時半くらいまでジュニア、レディース、メンズでチーズ転がしが競われ・・・・・・というお祭りのスケジュールです。
 
  だから、チーズ転がし自体がメイデーの祭のなかに組み込まれており、祭の枠組みは、前年の王と女王が今年のカップルに冠を引き継いで、そのあとみんなでメイポールをまわる踊りをしてという形式をきちんと保っています。さらにいろいろな娯楽があるというのは土地土地のヴァリエーションですから。
 
   ところで、フランスのをもう一度見ると、"Duration: 01:51 Recorded: 05 May 2008  Location:Mimizan-Plage, Aquitaine, France" と情報が書かれていました。5月5日・・・・・・偶然でしょうか。偶然でしょうね。
 
   さらに自分は過去に「August 18 おおスザンナのスパニッシュなお遊戯  Spanish Oh! Susanna in Play」というのを続けて書いていたことに気づきました。そこでは「ともかく、わかったのは、同様の踊りの遊戯が伝承されているらしいということなのでした。 それもちょっとフォークダンスとは違うタイプの。」と書きとめていました。フォークダンスとちょっと違うのかどうか、そこのところが実はよくわかりません。わかりませんが、ラインダンスと違うのはわかります(あたりまえ笑)。
 
   ただ、まじめに書くと、たとえばフラダンスも手話的なものというだけでなく宇宙的な意味をもっていただろうし――つまり、コトバをシグサがあらわすのではなくて、自然をシグサがあらわす、という意味でです。たとえば波という言葉を表わすのではなくて、波そのものを表わす踊り。もっとも手話もそういう側面があるかもしれませんが―― あ、いまもちろん映画『フラガール』のことを考えていたのですけれど、話がとびすぎるのでやめときます(腰くだけ)。
 
  
stilton_cheeseroll.gif
 
ローリングチーズ君 Stilton村のHPでもらいました。 にほんブログ村 海外生活ブログへ
 
"Stilton Village website: About Stilton - Cheese Rolling" <http://www.stilton.org/about_rolling_media.html>  〔写真アルバム。とても大きなサイズの写真。なかに1枚だけメイポールの写真もあり〕
 
 


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November 2 おおスザンナとジャックス [スザンナ周辺]

November 02, 2008 (Sunday)

   早川義夫からジャックスの映像を探していたら、ボニー・ジャックスの「おおスザンナ」の映像にめぐりあった。人生めぐりあいつむいで。思えば「マイ・ボニー」から「おおスザンナ」へピヴォットしたのだった(私的な話ですいません)。



  冒頭の1948年というのは100年まちがいです。1948年というのは津川主一が『アメリカ民謡の父フォスター』を刊行した年ですが。

  あと助詞でちょっと書き間違いがあるみたい。それにしてもボニー・ジャックスはくずさないで歌っていますね。りっぱで参考になります。

 


 

  いちおう津川歌詞については「July 5 "Oh! Susanna" の日本語歌詞をめぐって (1の上篇)」 を参照。もとの歌詞についての話のはじめは「June 22 おおカリフォルニア!(1) おおスザンナ! (1) Oh! California Oh! Susanna」。「June 25 おおカリフォルニア!(5) おおスザンナ! (5) Oh! California Oh! Susanna  2番の歌詞の解釈(暫定版)」も参照。(自分参照用w)


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November 21 ブラジルの転調するおおスザンナ [スザンナ周辺]

November 21, 2008 (Friday)

  朝から音楽につかっています。なぜか大貫妙子からエポから上田知華とか。So-net の3択クイズさえ。

 voice.JPG

  ふたつめとみっつめの違いがわからないのでした(目医者かな)。

  さて、なぜかはわからないけれど、意外な展開を示す弦楽合奏の「おおスザンナ」 ――


" Oh, Susana " (1:55) posted by "alinepietri" on June 25, 2008: "Camerata da Fundação das Artes de São Caetano do Sul ~ 24/06/2008."


    投稿者はブラジルのSão Bernardo do Campo にお住まいの若いかたです。参加得たのどうする、じゃないや、サン・カエターノ・ド・スルというのもブラジルの都市のようで。カメラータというのはイタリア語の音楽用語ですかね。たぶんラテン語の「カメラ」が部屋という意味からきている。え、ウィキペディアだと「重奏」のなかに説明があるのね。「重奏の音楽、重奏のための楽曲を室内楽と呼ぶ。室内楽は英語でチェンバー・ミュージック(chamber music)といい、チェンバー(chamber)とは宮廷内の広間のこと。本来は宮廷楽と訳されるべきであるが、「室内楽」の訳が定着した。同様にチェ ンバー・オーケストラ(chamber orchestra)は室内オーケストラと訳された。」 えー、でもchamber はフランス語(のchambre シャンブル が英語になった)で、room がアングロサクソン語というだけで、1066年のNorman Conquest 以来数百年のフランス支配下でもともとの英語とフランス語のコトバの割り振りの結果、高級なのがフランス語、卑俗なのがアンゴロサクソン語になっただけで、chamber は部屋であり、cameraと同じだと思うのですが。イタリア語のcamera に宮廷という含みがあるのかどうか知らんが、・・・・・・うん、 "Sonata da camera is Italian for "chamber sonata." と英語のWikipedia の "Sonata da camera" には書いてある。ま、イタリア語もポルトガル語もほとんどわかりませんが。

  こう、歌がないぶん、情緒の変化ないしドラマをアレンジで表現しているのでしょうか。なお、ポルトガル語圏ではSusana の綴りが一般的かどうかは不明。

kircher-camera-obscura.gif

アタナシウス・キルヒャーの camera obscura (「暗い部屋」)――写真カメラの源流 via [자료펌]세계 최초의 사진과 흥미로운 이야기 ... <http://kr.blog.yahoo.com/shinanda/125488.html?p=1&t=3>


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January 30 Emanuel Zekic の "Suzana" [スザンナ周辺]

January 30, 2009 (Friday)

   いま午後3時前ですが、西日がブラインド越しに熱を入れ、室内は暑いです。半そでです。indoor 25.9°C、outdoor 22.7°C。また夏のようです。・・・・・・はっ。部屋の中が暑いのはもしかして二つのなべでカレー(用の肉野菜)と雑煮用の汁をずっと煮ているからかしら。換気扇つけないでw。

  ベランダに出たらやっぱり暑いです。

January30,2009AlbanyCA1453pm.jpg

  フォギーだけど遠くの海のまぶしさは夏のよう。

  とボサノバでも聞こうとYouTubeをあけてみたら「あなたへおすすめ」みたいなリストがあって、聞き入った曲――


Emanuel Zekic SUZANA (3:59) posted by "svezaljubav" on February 2, 2007

   このガキンチョは何者?  調べてみると MySpace Music にページをもっていて、"Suzana" も含めたビデオとオーディオが並んでいました。 Emanuel Zekic on MySpace Music - Free Streaming MP3s, Pictures & Music Downloads" <http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=112146393>。プロフィールは "Emanuel Zekic; Folk/Folk/Folk;  Bosnia and Herzegowina"  どこかで Gender: Female、年齢105歳とかいうのを見たのですが幻覚だったのかしら。 フォークということですが、なんか東洋風のフニャラフニャラした音楽です。エマヌエル・ゼキッチと読むのでしょうか。エマヌエルは男性・女性ともにある名前ですね(エマヌエル夫人とエマヌエル坊やが代表。いや、エマヌエル・カントとか。エマヌエル・スウェデンボルグとか。「神はわれらと在り」とかいう意味の立派な名前ですね。

   "Influences" (影響を受けたアーチスト) とか"Sounds Like" (どんな音楽) とかいう項目があるのですけれど、ボスニア=ヘルツェゴヴィナなので、えーと、セルビア語かクロアチア語ですかね、ぜんぜんわかりません。ただSuzana Nisam という名前がわかるだけ。あと "Record Label" のところは "Unsigned" と英語なのでわかります。しかし素人には見えないなあ(これとかなんとか姉妹みたいな人がフィーチャーされてるし、ナンマンナマナマナンマン♪)。もしかして日本で流行ってますか(w) いくつかのビデオに "Studio Bojan Zekic" と書いてあるので、家がスタジオを持っていて、ファミリー経営なのかしら。

  隣に座っているスザンナ役はお姉さんかしら?

  ともあれ、「おおスザンナ」とは関係なさそうで(爆)

Studio Bojan Zekic のチャンネルがありました―― <http://www.youtube.com/user/StudioBojanZekic>


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